日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

藤田菜七子が自身初の1日2勝!通算34勝でJRA女性騎手最多勝利記録に並んだ!

2018年08月20日 | 競馬

今月9日に21歳を迎えたJRA唯一の女性ジョッキー・藤田菜七子騎手が、19日の新潟競馬場で1日2勝を達成。これで通算34勝目となり、増沢由貴子(旧姓・牧原)さんの持っていたJRA女性騎手最多勝利記録に並びました。



まず第3レースのサラ系3歳未勝利戦(ダート1800m 15頭立て)で、菜七子騎手は⑩トニーハピネスに騎乗。スタートでタイミングよく飛び出すと、そのまま先頭でレースを引っ張ります。向正面、3コーナーを回っても先頭を守り、最後の直線で後続を引き離す。ゴール前で④トーアスサノオーと⑤レッドアグラードがトニーハピネスに迫ったが、トニーがそのまま1着でゴール。単勝6番人気の馬で逃げ切り勝ちを決めた菜七子騎手、21歳での初勝利を飾り、今年13勝目。
第7レースの3歳未勝利戦(ダート1200m 15頭立て)では、④ライゴットに騎乗。好スタートを決めた後、内からスルッと押し上がる形で先頭に躍り出る。3,4コーナー中間地点で、ライゴットがわずかに先頭だが、⑩ブロンドキュートも並びかける。直線コースで、ライゴットが突き放してラストスパート。後続から⑮ティアップアリアと⑫ミッキーマンドリンが追い込んでくるが、それらを振り切って先頭でゴールイン。藤田菜七子騎手がこの日2勝目をマークしました。


色んな記録を作ってきている菜七子騎手、1日で2勝を挙げるなんて本当にすごい!おととし9月に地方・名古屋競馬場に遠征した時は1日で3勝したことがあるけど、中央での複数勝利は初めてです。今年だけで昨年の勝利数に並ぶ14勝目。次に勝てば女性騎手の通算勝利&年間最多勝利記録の更新となります。増沢騎手は17年間のジョッキー生活で通算34勝だったけど、菜七子騎手は3年で到達してしまいました。2年連続で2ケタ勝利、1日複数勝利、人気薄の馬を勝利に導いたいする。デビュー当初は話題先行だったけど、段々と力をつけてきましたね。早ければ25,26日の週末にも新記録が生まれるかも…。






20日は北海道・帯広競馬場の「JRAジョッキーDAY」に参加し、「エキシビションレース」でばんえい競馬を初体験しました。
エキシビションレースの1レース目は、⑧サクラオトメとコンビを組みました。中央のようにスタートダッシュを決め、先頭争いを演じます。難関の第2障害もスムーズにクリアし、大外5番手から追い込みを狙う。しかし、前が止まらず結果は4着でゴール。なお、このレースを勝ったのは、井上敏樹騎手が乗った①カゲホウトウで、井上騎手は20ポイントを獲得。4位の菜七子騎手は11ポイントでした。
2戦目はまだら馬の⑦ブチオの手綱を執り、初戦の雪辱を狙いました。ブチオは勢いよく飛び出して第1障害をクリアすると、第1~2障害の中間点で先頭に躍り出る。第2障害手前で一旦足を止めてから、一番最初に上り始めたが、頂上手前でストップ。その間に荻野琢真騎手の⑥ミサキセンショウがブチオをかわし、先頭で下りきる。勝浦正樹の④センリョウバコが2番手に上がり、ブチオは3番手に後退。先頭争いはこの3頭に絞られ、残り30mでミサキセンショウがリードするが、ブチオが外から追い込んで2番手に上がる。しかし、ミサキセンショウがそのまま押し切り1着フィニッシュ。ブチオは惜しくも2着でゴール。

エキシビションレースは荻野琢真騎手が第1戦で2着に入り15点、第2戦は20点を獲得し、2戦合計35ポイントで見事総合優勝。荻野騎手は「エキシビションレース」に6回出場し、3度も優勝に輝いています。引退後はばんえい騎手に転向しちゃう?第2戦で15点を獲得した藤田騎手は、合計26ポイントで井上騎手と並んで総合2位タイという結果でした。初めてのばんえいで勝利は逃しましたが、大健闘したと思います。レース後には「楽しかった。リベンジしたい」と2度目の参加に意欲的でした。次こそは、ばんえい競馬で初勝利といきたいですね。





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