日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

マジンプロスパーCBC賞2連覇!ラジオNIKKEI賞はケイアイチョウサンが制す。

2013年07月01日 | 競馬

春のGIシリーズが終わり、今週末から福島競馬場と中京競馬場の夏開催が開幕し、夏競馬のシーズン本格的に到来。6月30日は福島競馬場で3歳重賞のラジオNIKKEI賞、中京競馬場ではサマースプリントシリーズ第2戦・CSC賞が行われました。


中京のメイン競走・第49回CBC賞(GⅢ・芝1200m。地上波では東海テレビが放送)は、14頭のスプリンターが出走。昨年のこのレースを制した⑭マジンプロスパー、ディープインパクト産駒の①バーバラ、高松宮記念3着の⑫ハクサンムーン、今年特別レースで2勝している⑥ザッハトルテ、④サドンストーム、⑦アイラブリリ、3歳馬⑤ザラストロなどが参戦しました。
レースはばらついたスタートで始まり、先行争いでハクサンムーンが押しながら先手を奪い、⑩エーシンダックマン2番手、3番手に③ボストンエンペラー。4番手にマジンプロスパー、インコース5番手にバーバラ、6番手のところにアイラブリリとザッハトルテ、②ダイシンプランと⑪キョウワマグナムの2頭が中団の8番手で並走し、10番手サドンストーム、11番手⑬ヤマカツハクリュウ、⑨ヘニーハウンド12番手。後方は⑧ウィンドジャズ、ザラストロがしんがりという展開。
各馬3,4コーナー中間点を過ぎ、ハクサンとダックマンが先頭で並び、プロスパーが3番手に上がって最後の直線へ。残り400mを切ってハクサンムーンがまだ逃げている。内からバーバラ、真ん中からマジンプロスパーが迫る。ハクサンムーンは坂を登りきって引き離そうとするが、マジンプロスパーが徐々に差を詰め、ゴール前でハクサンを捕らえてゴールイン!鮮やかに差し切り勝ちを決めたマジンプロスパー、CBC賞連覇達成です!

サマースプリントシリーズ第2戦・CSC賞は、単勝1番人気に支持されたマジンプロスパーが制し、昨年に続き同レース2連覇を果たしました。2着にはゴール前まで逃げたハクサンムーン、3着には大外から追い込んだサドンストームが入り、人気上位3頭の決着に終わりました。約1年ぶりの勝利を挙げたプロスパーは、自身3度目の重賞勝利で通算7勝目です。阪急杯2着の後、高松宮記念と読売マイラーズカップで6着に終わり、2戦続けて掲示板を外していましたが、今回は58キロのトップハンデをモノともせず、格下相手に重賞ウィナーの意地を見せつけ、1.08.0のコースレコード勝ち。この後はセントウルステークス→スプリンターズステークスに向かうことになるでしょう。
鞍上の福永祐一騎手は、待望の今年重賞初勝利をマーク。昨年12月のラジオNIKKEI杯2歳ステークス以来、約半年ぶりの重賞勝ちを収め、嬉しさ一杯に違いありません。今年春にフジテレビの松尾翠アナウンサーとの婚約を発表し、私生活で幸せを掴んだけど、本業ではなかなかうまくいかず、ダービーで2着に敗れました。上半期最終日にようやく重賞初Vを挙げ、下半期に向け弾みをつけた事は間違いありません。


福島メイン・第62回ラジオNIKKEI賞(GⅢ・芝1800m)は、秋への飛躍を目指す3歳馬16頭が集結。NHKマイルカップ3着の⑦フラムドグロワール、毎日杯2着の⑬ガイヤースヴェルト、春のクラシックを逃した③アドマイヤドバイ、京都新聞杯4着⑯シンネン、桜花賞6着①サンブルエミューズ、⑨シャイニープリンス、⑮インプロヴァイズ、⑫ミエノワンダー、カーネーションカップを勝った⑧ダイワストリームなどが出走しました。
スタンド前でのスタートで、シンネンがやや後手を踏み、⑥ナンシーシャインがポンと飛び出してハナに立ち、フラムドグロワールとシャイニープリンスも先行策を取る。ガイヤースヴェルトも前の方でレースを進める。1コーナーを回ったところで、ナンシーシャインがレースを引っ張り、グロワール2番手追走、シャイニーが3番手、ドバイが4番手。5番手の位置に⑩ダイワブレイディとダイワストリームの「ダイワコンビ」が仲良く並走。中団の7番手グループには、ガイヤース、⑤カフェリュウジン、④カシノピカチュウ、インプロヴァイズの4頭が一団を形成。その後ろの11番手にミエノワンダー、12番手⑭ダービーフィズと続く。後方には、シンネン13番手、14番手⑪ケイアイチョウサン、後はエミューズ、②ブリリアントアスクが追う。
3コーナーをカーブし、残り600mでシャイニープリンスがナンシーをかわして先頭に立つが、フラムドグロワールも加わり、先頭集団はシャイニー、ナンシー、グロワールの3頭横一線。ブレイディも4番手から前に接近。ストリームとドバイも好位置、インプロヴァイズは外に持ち出し、ガイヤースヴェルトは馬群後方。16頭一団の状態で4コーナーから最後の直線に差し掛かり、ナンシーシャイン、フラムドグロワール、シャイニープリンスの3頭の競り合いが残り200mまで続き、ラスト100mでアドマイヤドバイがいったん先頭に躍り出るが、最内から追い込んで来たケイアイチョウサンがスルッと抜け出して先頭ゴールイン!イン突きが見事に決まりました!


単勝一ケタ台に5頭がひしめく混戦模様となった今年のラジオNIKKEI賞を制したのは、単勝8番人気のケイアイチョウサンでした。道中は後方に控え、一旦はしんがりまで下げたんですが、直線で内ラチ沿いからグイグイ突き上げるような感じで襲いかかり、最後は差し切ってトップでゴールしました。鞍上・横山典弘騎手の好騎乗により、3度目の重賞挑戦で初制覇を遂げました。2着には14番人気のカシノピカチュウ、3着には5番人気アドマイヤドバイが入り、3連単「⑪-④-③」で917,500円の高配当決着となりました。2番人気だったインプロヴァイズは10着、1番人気のガイヤースヴェルトはブービーの15着と惨敗。伏兵が上位を占め、人気上位の2頭が下位に沈みました。
優勝したケイアイチョウサンは、父・ステイゴールド、母・シャドウシルエット、母の父がシンボリクリスエスという血統。この馬は京成杯で3着、共同通信杯でも8着と敗れ、賞金不足で春クラシックに出走できず、500万以下→1000万下のレースを走っていました。ステイゴールド産駒にまた新星が現れ、秋のGI戦線に名乗りを上げたけど、GIで好走するためにはさらにパワーアップしないといけません。この1勝がまぐれかどうかは、今後の活躍次第といえよう。


来週・7月7日はは中京でダート重賞・プロキオンステークス、福島では夏の伝統重賞・七夕賞が行われます。プロキオンステークスにはガンジス、セイクリムズン、ダノンカモン、アドマイヤロイヤル、シルクフォーチュン、アドマイヤサガス、スノードラゴンが登録。七夕賞はエクスペディション、ダコール、トレイルブレイザー、ナリタクリスタルなどが出走予定。当日は女優の剛力彩芽さんが福島競馬場に来場します!



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