日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

今年もあつ~い夏競馬がスタート!CBC賞&ラジオNIKKEI賞。

2018年07月02日 | 競馬

上半期のGⅠシリーズが終わり、今週から夏のローカル競馬が開幕。開設100周年の福島競馬場は3歳馬のハンデ重賞「ラジオNIKKEI賞」、中京競馬場はサマースプリントシリーズ第2戦「CBC賞」が行われました。FIFAワールドカップの開催地・ロシアも暑いですが、日本の夏競馬はとにかくあつい…。だって関東地方が6月に梅雨明けするんだもの。




中京のメイン・第54回CBC賞(GⅢ・芝1200m 18頭立て)は、安土城ステークスで後の安田記念馬・モズアスコットに勝利した⑫ダイメイフジ、中京コース2勝の⑯ペイシャフィリシタ、メンバー唯一の3歳馬⑱アサクサゲンキ、10歳馬⑪スノードラゴン、新潟1000mで2連勝の⑦ダイメイプリンセス、函館SSで8着だった⑮ワンスインナムーン、昨年2着⑨セカンドテーブル、昨年3着⑥アクティブミノル、⑧アレスバローズなどが参戦しました。
スタートで好ダッシュを見せた②トウショウピストがハナを主張するが、外からワンスインナムーンがかわして先手を奪う。セカンドテーブルが2番手に上がり、トウショウピスト3番手。その後ろの4番手グループには、③レーヴムーン・⑬ナリタスターワン・ペイシャフェリシタの3頭が並ぶ。7番手アクティブミノル、内側8番手①トーキングドラム、9番手⑭フミノムーン、10番手アレスバローズ、11番手⑩ナガラフラワー。⑤グレイトチャーターと⑰トシザキミが12,13番手で並び、14番手ダイメイフジ、すぐ後ろの15番手にダイメイプリンセス。後方は16番手アサクサゲンキ、その内側④コウエイタケル、しんがりスノードラゴン追走。
3,4コーナー中間を過ぎ、ワンスインが単独先頭、テーブル2番手、スターワンが3番手に浮上。フェリシタは6番手、アレスバ8番手、アクティブ9番手。ダイフジ、ダイプリ、アサゲンはまだ後方待機。
最後の直線に入り、ワンスインナムーンが先頭をひた走り、2番手からセカンドテーブルが迫る。後続からはトーキングドラム、トウショウピスト、レーヴムーン、ナリタスターワン、外からアレスバローズが追い込む。ゴール残り100mのところで、テーブルが前に出るも、外からアレバロが抜き去り、後続からナガフラが2番手に上がるが、アレスバローズが先頭でゴール!直線突っ込んだアレスバローズ、中京で重賞初勝利!

夏の中京の重賞第1弾・CBC賞は、単勝4番人気のアレスバローズが優勝。2着のナガラフラワーは9番人気の伏兵。鞍上の高倉稜騎手は、先週の宝塚記念に続き、重賞競走で穴を開けました。3着のセカンドテーブルは、2年続けてこのレース上位入線だから、相性いいのかな?3連単は⑧-⑩-⑨で166,090円。
3番人気のアサクサゲンキは大外から追い込むも4着まで。1番人気のダイメイフジは11着、2番人気のペイシャフェリシタは15着と、人気上位2頭は2ケタ着順の惨敗に終わっています。
6歳で重賞初勝利のアレスバローズは、父・ディープインパクト、母・タイセイエトワールの間に生まれ、栗東・角田晃一厩舎に所属。昨年12月17日の南総ステークス以来、通算6勝目を飾りました。今年は3戦走り、シルクロードステークスで11着、春雷ステークス4着、鞍馬ステークスで5着。この日のレースは、道中は中団を追走、最後の直線では父譲りの末脚で突き抜けました。キャリア26戦目で待望の重賞勝ちを収め、秋の目標はスプリンターズステークスとなるだろう。






福島メイン・第67回ラジオNIKKEI賞(GⅢ・芝1800m 13頭立て)は、デビュー2戦2勝の⑥フィエールマン、白百合ステークス快勝の②メイショウテッコン、プリンシパルステークス3着⑩イエッツト、共同通信杯3着⑧エイムアンドエンド、福島での勝利経験がある①ロードアクシス、2連勝中の⑬グレンガリー、4戦2勝③キューグレーダー、⑤ケイティクレバーらが出走。
正面スタンド前のスタートで、フィエールマンが少し出遅れ。⑦キボウノダイチが先手を取り、⑪シセイヒテンが外から並びかける。メイショウテッコンとエイムアンドエンドは4,5番手あたり。キューグレーダー7番手、イエッツト8番手、フィエールマンは後方3番手で1コーナーを回った。
縦長の状態で2コーナーから向正面に差し掛かり、キボウノダイチが先頭、2番手にシセイヒテン、メイショウテッコン3番手、4番手に⑫ロードライト。5番手にエイムアンドエンド、6番手キューグレーダー、7番手ロードアクシス、8番手イエッツト、フィエールマンは9番手、内側10番手ケイティクレバー。後方手段は、11番手グレンガリー、12番手④マイハートビート、最後方⑨マルターズルーメンという展開。
3コーナーを回り、ゴールまで残り600mを切ってもダイチが先頭だが、ヒテンが外から迫る。テッコン3番手を守り、エイムアンドが最内を通り、キューグレが外に回り、間にアクシス。イエッツトは大外ぶん回し、フィエールはまだ後方2番手。
最後の直線に差し掛かっても、キボウノダイチが逃げ粘るが、残り200mでメイショウテッコンが2番手から接近。3番手争いはエイムアンドエンド・マイハートビート・ロードアクシスが競り合い、大外からフィエールマンが追い込んで来た。ラスト100mを切って、テッコンが抜け出して先頭、フィエールが2番手に上がってテッコンに襲い掛かるが、メイショウテッコン先着!フィエールマン猛追届かず2着…。


秋の3歳戦線に繋がる一戦は、2番人気のメイショウテッコンが、フィエールマンの強襲を凌ぎ切って優勝しました。1番人気のフィエールマンは半馬身差の2着。4コーナーで最後方あたりにいたけど、直線で大外から一気の追い込みを見せましたが、あと一歩届かず。スタートで出遅れちゃったのが響きました。良い脚をもってるのに、出遅れ癖があるのはいただけない。スタートから先行し続けたキボウノダイチが3着に粘りました。3番人気のイエッツトは、直線でキューグレーダーにぶつけられたのが影響して11着。キューグレーダーも10着でした。
重賞初勝利のメイショウテッコンは、前走の白百合ステークスに続いての連勝で通算4勝目。うち3勝が1800mで挙げております。前走は序盤から影を踏ませぬ逃走劇で3馬身差の圧勝。この日はトップハンデの56キロを背負って控えた競馬をして1着。この馬は意外と強いかもしれないぞ…。京都の2400mのレースでも勝ったこともあるから、菊花賞の有力候補の1頭に挙げられるはずです。





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