日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

2020東京五輪 柔道日本の快進撃が止まらない!今大会2度目の男女アベック金メダル!

2021年07月29日 | Sports

2020東京オリンピック大会7日目の29日は、柔道の男子100キロ級&78キロ級が行われました。ここまで男女合わせて6つの金メダルを獲得している日本勢。この日は100キロ級にウルフ・アロン選手、78キロ級に濱田尚里(はまだしょうり)選手が出場しました。




女子78キロ級の濱田は、初戦の3回戦のベアタ・パチュト(ポーランド)戦では、開始2分過ぎに相手の背負い投げを押し潰して技ありを奪う(隅落とし)と、そのまま抑え込む。一度は技が解かれるも再び抑え込んで、横四方固めで合わせて一本勝ち。準々決勝のアレクサンドラ・バビンツェワ(ROC=ロシアオリンピック委員会)戦では、両者ともに消極的な姿勢で指導が2つ取られる。2分30秒過ぎに濱田が支え釣り込み足からの巴投げで技ありを奪い、そこから送り襟絞めで一本。
準決勝ではアナマリア・ワグナー(ドイツ)と対戦。開始直後にワグナーが奥襟を取って大内刈りを狙うが、濱田が腹這いで逃れる。1分20秒を過ぎて濱田が大内刈り(ノーポイント)でワグナーを倒すと、すぐさま右腕を取って「腕ひしぎ十字固め」で一本勝ち。今度は関節技を決め、決勝に進出した。
決勝戦では、フランスのマドレーヌ・マロンガが相手。いきなりマロンガに足を掛けられてピンチに陥ったが、何とか回避。すると濱田が寝技に持ち込み、絡みついた足を抜いて抑え込み。崩上四方固めがガッチリ入り、マロンガは動けず。最後も寝技で一本を奪った濱田、初の五輪で金メダルです。


男子100キロ級のウルフ・アロンは、3回戦でカザフスタンの選手を浮技で倒し、1分20秒で初戦をクリアして幸先良いスタートを切る。準々決勝のペテル・パルチク(イスラエル)戦は、3分28秒に大内刈りで技ありを奪い、そのまま優勢勝ち。
準決勝では世界ランク1位のバルラム・リパルテリアニ(ジョージア)が相手。残り1分30秒を切って相手に抱きつかれるが、ウルフは相手の足を掛けて大内刈りで倒して技あり。その後も足技で攻め立て、終了間際のリバルテリアニの反撃を凌いでタイムアップ。技ありのポイントを守り切り、決勝進出。
決勝戦、韓国のチョ・グハムと対戦。ウルフは大内刈りを狙うも決まらず。本戦4分間は決着つかず、ゴールデンスコアの延長戦へ。延長40秒、ウルフが大内刈りを2発、肩車も試みたが、倒すことができない。2分50秒、相手の奥襟を掴んだウルフが内股に出るが倒し切れず。5分過ぎには足技で相手を崩しにかかり、5分33秒のところで大内刈りが決まり一本!9分35秒の死闘を制したウルフ・アロン、悲願の金メダル獲得!




柔道日本代表、今大会2度目の男女アベック金メダル獲得!女子78キロ級では2004年アテネ大会の阿武教子さん以来17年ぶり、男子100キロ級は2000年シドニー大会の井上康生さん(現・男子監督)以来21年ぶりとなります。濱田選手は寝技でオール一本勝ち、ウルフ選手は大内刈りが冴え渡りました。やっぱり柔道は一本で決着つかないと面白くないですね。
男子は今大会5個目の金メダル獲得で、これまでの最多記録だった1984年ロサンゼルス大会の4個を上回りました。90キロ級の選手だけが仲間はずれになってる感じですね。女子の方も6階級のうち5階級でメダルを手にしています。
濱田選手は30歳にして五輪初出場という遅咲きの選手。30歳10カ月での金メダル獲得は、日本柔道史上最年長記録だそうです。過去には2018年の世界選手権で優勝し、翌年は準優勝。さらには2014年の世界サンボ選手権で優勝した経験もあります。今大会では寝技をはじめ、絞め技、関節技と色んな技を披露。試合時間も他の金メダリストより短めで、準決勝では80秒、決勝ではわずか69秒で勝利。ベテランの巧さを感じさせました。
ウルフ選手は五輪、世界選手権、日本選手権の「柔道三冠」を制覇。かつては山下泰裕さん、斎藤仁さん、井上さん、鈴木桂治さんといった名選手が達成していて、今回で8人目。かつては両ひざを手術したこともあり、五輪の試合前日には両ひざに痛み止めの注射を打っていたという。満身創痍だったけど、強い柔道を見せてくれました。今後も日本の重量級部門を引っ張っていき、パリ五輪で連覇できたら最高だなあ。
東京五輪の柔道も大詰めを迎え、30日は男子100キロ超級、女子78キロ超級があります。31日は新種目の混合団体が実施されます。最重量級でも日本選手の活躍を期待したいんですが、フランスの怪物・リネール選手を倒せるだろうか?



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