日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

2012日本シリーズ第2戦 巨人が息詰まる投手戦を制し、2連勝でいざ札幌へ。

2012年10月29日 | Sports

読売ジャイアンツVS北海道日本ハムファイターズの「コナミ日本シリーズ2012」は、27日の第1戦は、ボウカーが5打点の大活躍を見せ、内海哲也投手が日ハム打線を7回無失点の好投で巨人が8-1で日ハムを下して先勝。迎えた第2戦は、巨人・沢村拓一、日ハム・武田勝の先発で始まり、試合は息詰まる投手戦となりました。



第2戦のスタメン
  巨人            日本ハム
1(中)長野久義      (中)陽 岱鋼 
2(二)寺内崇幸      (二)西川遥輝
3(遊)坂本勇人      (右)糸井嘉男
4(捕)阿部慎之助     (左)中田 翔
5(左)高橋由伸      (一)稲葉篤紀
6(三)村田修一      (三)小谷野栄一
7(右)矢野謙次      (遊)金子 誠
8(一)ボウカー       (捕)大野奨太
9(投)澤村拓一      (投)武田 勝
巨人は初戦とメンバー変わらず。一方の日ハムは、西川が2番セカンドに入り、捕手には大野が起用されました。


1回、巨人先発・沢村が日ハム先頭の陽岱鋼を与えると、2死2塁の時に中田翔に左手首への死球を与えてしまいます。2つの死球で1,2塁のピンチを背負った沢村でしたが、稲葉を1塁ゴロに打ち取り、なんとかピンチを凌いで日ハムに先制点を許さず。その裏、巨人は先頭の長野が日ハム先発・武田勝の4球目のシュートを振り抜き、右中間へ高く舞い上がった打球は、そのままスタンドへ吸い込まれて行きました!長野の先頭打者本塁打で巨人が1点を先制!いきなり失点を喫した武田勝ですが、寺内から空振り三振を奪い、坂本と阿部を打たせて3アウト。
1点ビハインドの日ハムは2回、小谷野がライト前ヒットで出塁し、内野ゴロと大野のセンターフライの間に3塁まで進塁。2死3塁と一打同点のチャンスでしたが、武田勝が3球三振に倒れて無得点。巨人は先頭の高橋が内野安打で出塁するが、続く村田が遊撃ゴロ併殺打に打ち取られてしまいます。
3回以降は両投手の好投が続き、沢村は3回にこの試合初めての3者凡退に抑えると、5回には武田勝と陽岱鋼を連続三振に仕留めます。一方の武田も、3回に2つの三振を奪うと、4回も阿部をチェンジアップで空振り三振に仕留め、2イニング連続3者凡退。
6回、巨人は沢村が武田の低めのチェンジアップを合わせると、打球はセンター・糸井の前にポトリと落ち、さらにボールが糸井の足に当たってレフト方向へ転がる間に沢村は2塁まで進みます。無死2塁と久々のチャンスを迎えたが、長野が三球三振、寺内は変化球を打ち返せず空振り三振。さらに坂本も空振り三振。武田勝、無死2塁の場面で巨人上位打線を相手に3者連続三振を奪い、追加点を許さず!
これで流れが日ハムに傾くかと思ったが、日ハムは7回に沢村の打たせて取るピッチングの前に3者凡退…。7回まで無失点の好投を続けている沢村は、この回先頭の代打・杉谷拳士にファウルで粘られますが、12球目に直球を投げ込んで空振り三振を奪います。続く陽岱鋼も直球で三振に仕留め、そして西川も三振に切り落とし、3者連続三振に抑える力投!沢村は8回まで日ハム打線に得点を与えず、マウンドを中継ぎ陣に譲りました。
1-0と巨人リードのまま迎えた9回、巨人は2番手・山口鉄也が登板。先頭の糸井を三振に仕留めると、続く途中出場・ホフパワーを内野ゴロに抑えて2アウト。しかし、日ハムは2アウトから稲葉がライト前ヒット、続く小谷野がセンター前ヒットを放ち、2死1,3塁と同点のチャンス!ここで日ハムは元巨人・二岡智宏を代打で投入、対する巨人は連打を浴びた山口を下げてマシソンが3番手で登板。二岡VSマシソンの勝負は、二岡が初球ストレートを打ち上げてしまいライトフライでゲームセット。巨人が1-0で辛くも勝利しました。


試合結果 日本シリーズ 2012/10/28(日)
巨 人-日本ハム 2回戦 (巨人2勝、東京ドーム、18:10、44932人)
F 000 000 000  0
G 100 000 00x  1
【投手】
(日)武田勝、石井、増井-大野
(巨)沢村、山口、マシソン-阿部
【責任投手】
(勝)沢村1試合1勝
(S)マシソン1試合1S
(敗)武田勝1試合1敗
【本塁打】
(巨)長野1号ソロ(1回、武田勝)


沢村拓一、武田勝による投手戦となった第2戦は、武田投手が6回まで投げて4安打・10奪三振・無四球・1失点、沢村投手が8回まで投げて被安打3・7奪三振・2与四死球・無失点と両者ともに好投を見せました。試合は長野選手がシリーズ自身初アーチとなる先頭打者本塁打(日本シリーズ史上12度目)による1点を守り切り、巨人が初戦に続いて勝利を手にしました。ホーム・東京ドームで2連勝を挙げ、3年ぶりの日本一に一歩前進した巨人、勢いそのままに札幌へ向かいます。
この試合のヒーローとなった沢村投手は、立ち上がりに陽岱鋼選手と中田選手に死球を与えてしまったことで阿部捕手に頭を叩かれる場面がありました。阿部捕手の喝が効いたのか、初回のピンチを無失点に抑えました。その後は徐々に調子を上げ、8回には3者連続三振を奪い、マウンド上で叫ぶ場面も。2年目の今季は2ケタの10勝をマークしたものの、終盤に調子を崩したり、交通事故を起こしたりと不本意なシーズンでした。でも、今回の内容からしたら復活したんじゃないかなと思います。
2連敗となった日ハムは、武田投手が長野選手に一発を浴びた以外は完璧な投球内容。一方、打線は巨人投手陣の前に点が奪えず、武田勝を見殺しに…。9回に2死1,3塁と同点のチャンスを作りながらもあと1本が出ませんでした。初戦無安打に終わった稲葉選手と糸井選手にヒットが生まれたけど、中田選手が死球を受けた左手の違和感で途中交代。幸い打撲で済んだものの、今後のバッティングに影響が出なければいいが…。
日本シリーズは2試合を終えて巨人の2勝。東京ドームでの2連戦を終え、30日からは札幌ドームに舞台を移します。第3戦の先発は、巨人がホールトン、日ハムはウルフが登板すると思われます。2連敗中の日本ハムが、地元・札幌で逆襲なるか?それとも勢いに乗る巨人が3連勝で王手をかけるのか?札幌決戦も目が離せない!



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