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暑すぎてつらい。

2016選抜高校野球決勝戦!智弁学園がサヨナラ勝ちで春の王者に輝く!

2016年03月31日 | Sports

今月20日から阪神甲子園球場で行われている第88回選抜高校野球大会は、31日に決勝戦を迎えました。今大会の決勝は、智弁学園(奈良)VS高松商業(香川)という組み合わせ。55年ぶりの決勝進出となる高松商は3度目のセンバツ制覇、智弁学園は春夏通じて初の全国制覇を懸けて戦います。



両チームのスタメン
  智弁学園       高松商業
1(二)納大地      (中)安西翼
2(捕)岡沢智基    (右)荒内俊輔
3(遊)太田英毅    (遊)米麦圭造
4(右)福元悠真    (捕)植田響介
5(一)高橋直暉    (二)美濃晃成
6(投)村上頌樹    (一)植田理久都
7(三)大橋駿平    (左)竹内啓人
8(左)中村晃      (投)浦大輝
9(中)青木雄大    (三)山下樹




1回、高松商は先頭の安西がライト線を破る2塁打を放つと、2番・荒内の犠打→智弁ピッチャー・村上が3塁へ送球するもセーフとなり、フィルダースチョイスで無死1,3塁のチャンスを掴みます。しかし、3番・米麦が3塁ゴロ併殺打に倒れると、4番・植田響は3塁ライナーに倒れて無得点に終わります。
智弁学園は2回、1死から村上が四球を選ぶと、続く大橋のセンター前ヒットで1死1,3塁。一打先制のチャンスで、中村が2塁ゴロ。2塁はアウトとなるが、1塁はセーフ。この間に3塁走者が生還し、智弁学園が先制点を取ります。
3回以降は智弁・村上と高松商・滝の投げ合いが続き、共にランナーを背負いながらも得点を許しません。
高松商は6回、植田響の2塁打、美濃の四球でランナー2人置いたものの、植田響が村上のスライダーの前に空振り三振に倒れて同点ならず。
智弁1点リードのまま迎えた8回、高松商は先頭の安西が内野安打で出塁すると、荒内がキッチリと送りバントを決める。得点圏にランナーを置き、3番・米麦が村上の初球を捉えてセンター前ヒット。2塁走者・安斎が生還!ここまでゼロに抑えられていた智弁・村上を捕らえ、高松商業が1-1と試合を振り出しに戻します。
追いつかれた智弁はその裏、2アウトから岡沢と太田の連続ヒットで2,3塁と勝ち越しのチャンスを得たが、4番・福元が3塁ゴロに打ち取られて勝ち越しならず。試合は1-1のまま延長戦へ。
10回、高松商は先頭の安斎がライト前ヒットで出塁すると、2塁への盗塁、外野フライの間に3塁まで進塁。2死3塁の場面で、植田響がセンターフライに倒れて無得点。智弁もその裏に先頭打者のランナーが出るも、後続が倒れてサヨナラならず。
迎えた11回裏、智弁は2死走者なしで、高橋がセンター前ヒットで出塁。サヨナラのランナーを1塁に置いて、6番・村上が初球ストレートを狙い撃ち!センターへ上がった打球は、高松商の中堅手・安斎の頭上を超える2塁打!1塁走者・高橋が一気にホームイン!最後はエース・村上の一打で勝負を決め、智弁学園が2-1のサヨナラ勝ちで優勝を果たしました!





第88回センバツ高校野球大会 第11日
▼決勝 2016/03/31(木) 高松商業(香川)-智弁学園(奈良)
高松 000 000 010 00   1
智弁 010 000 000 01X  2
(延長十一回)
【投手】
(高)浦-植田響
(智)村上-岡沢


2016年の春の王者は智弁学園!決勝戦は智弁・村上投手、高松商・浦投手の投手戦という展開でしたが、延長11回に村上投手が浦投手からサヨナラのタイムリー2塁打を放ち、智弁学園が春夏通じて初優勝を果たしました。奈良県勢がセンバツで優勝したのは、1997年大会の天理高校以来です。決勝戦で延長戦まで縺れ込んだのは何回かあるけど、サヨナラでの優勝決定は、私が見た中でたぶん初めてだと思います。
この決勝戦でヒーローになった村上投手、投げては11回を1人で投げ抜き、160球の力投。被安打8・6奪三振・2四死球・1失点という内容でした。打撃の方では、最初の打席で四球を選び、併殺崩れの間に先制のホームを踏みました。そしてサヨナラヒットの場面では、初球ストレートを思い切って振り抜きました。村上投手は今大会5試合に登板して669球も投げ、失点は3つしか与えず。安定感もあるけど、強いスタミナを持ってますね。
今大会の智弁学園は開幕戦から登場し、福井工大福井に4-0で勝利。2回戦の鹿児島実業戦では、初回に先制されながらも、7回に4点を奪って逆転勝ち(4-1)。準々決勝の滋賀学園戦では、6-0と快勝。村上投手もわずか2安打に抑えて今大会2度目の完封勝利。準決勝の龍谷大平安(京都)戦は、8回まで0点に抑えられましたが、9回裏に1死からの4連打で逆転サヨナラ勝ち。決勝戦でもサヨナラで高松商業を下したのでした。2試合連続サヨナラ勝ちはまさにミラクルと言えるでしょう。今年のセンバツは智弁学園で始まり、智弁学園で終わりましたな。
この大会で評価を大きく上げた村上投手、この秋のドラフト会議の有力候補に上がりそう。夏の選手権大会で再び見られるといいですね。智弁学園高校の皆さん、優勝おめでとうございます。



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