日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

函館SS&ユニコーンステークス。 ストレイトガールとアジアエクスプレス揃って惨敗。

2014年06月23日 | 競馬
ブラジルワールドカップで盛り上がる中、22日・日曜日は東京競馬場で3歳ダート重賞・ユニコーンステークス、函館競馬場で「サマースプリントシリーズ」の開幕戦・函館スプリントステークスが行われました。絶対に負けられない戦いは競馬界にもあるんです。



函館メイン・第21回函館スプリントステークス(GⅢ・芝1200m 14頭立て)は、函館巧者②ストレイトガール、オーシャンステークスを勝った⑤スマートオリオン、昨年の函館2歳チャンピオン⑨クリスマス、スプリント初挑戦の⑩ローブティサージュ、⑥フォーエバーマーク、2連勝中の⑫セイコーライコウなどが参戦しました。
揃ったスタートで始まったこのレース、先行争いでフォーエバーマークが先手を奪い、2番手に⑦メモリアルイヤー、3番手に⑪レオンビスティー、4番手にスマートオリオン、5番手⑭クリーンエコロジー。6番手グループにストレイトガール、④ツインクルスター、⑧アースソニックの3頭がが並ぶ。9番手に①ハノハノ、セイコーライコウが10番手。後方は③ガルボ、ローブティサージュ、クリスマス、⑬ヤマニンプチガトーと続く。
3,4コーナー中間点を過ぎ、先頭のマークにメモリアルとレオンが並びかける。ストガーとオリオンは馬場の内側を走っている。14頭一団の状態で最後の直線に差し掛かり、フォーエバーマークが依然として粘っている。ストレイトガールは内から抜け出そうとするが、前が塞がってズルズル後退。スマートオリオンも抜け出せない。残り100mでガルボが襲い掛かり、マークを捕らえて先頭。外からティサージュ、内からクリスマスも上がってきたが、ガルボが先頭でゴールイン!ベテランが夏の函館で久々の重賞勝ち!

サマースプリントシリーズ開幕戦を制したのは、単勝8番人気の7歳馬・ガルボでした。道中は中団よりやや後ろ目の位置で追走し、直線で真ん中から追い上げ、ゴール前で抜け出しての快勝でした。2着のローブティサージュは初めての短距離戦で好走、3着のクリスマスは函館1200mとの相性はいいですね。1番人気で11着と敗れたストレイトガールは前が詰まって失速。2番人気で9着のスマートオリオンも行き場を失いました。
勝ったガルボは、2012年のダービー卿チャレンジトロフィー以来、2年2ヶ月ぶりの重賞制覇で通算4勝目。鞍上の津村明秀騎手は1年3ヶ月ぶりの重賞勝利を果たしました。快心の勝利にガッツポーズも出ました。ガルボは冬から春にかけて活躍し、夏場は苦戦していましたが、この勝利で苦手の夏を克服したといえるでしょう。7歳になってもまだまだ衰えません。


東京メイン・第19回ユニコーンステークス(GⅢ・ダート1600m 16頭立て)は、昨年の朝日杯FSを制した②アジアエクスプレスがダート戦線に復帰。他には端午ステークスを勝った⑨メイショウパワーズ、ダート4戦3勝の⑮コーリンベリー、⑪レッドアルヴィス、⑦ペアン、⑫アンズチャン、⑩ワイルドダラー、④バンズームなどが出走しました。
芝コースからのスタートでバンズームと⑫アンズチャンが出遅れ。①メイショウイチオシもダッシュがつかなかった。ロケットスタートを決めたコーリンベリーが先頭、2番手に⑧ルミニズム、3番手に⑥ドリームカイザーがつける。4,5番手にペアンとメイショウパワーズが並走し、6番手にレッドアルヴィス。その内側の7番手にアジアエクスプレスがいる。アルヴィスとアジエクの間に⑩ワイルドダラー、9番手にペガサスジュニア、10番手③ニシケンモノノフ。11番手⑬ケルヴィンサイド、12番手⑯メイショウサルーテ、13番手イチオシ。バンズームと⑭タガノエッヴィーバが連れて上がり、アンズチャンが最後方という展開。
3,4コーナーを過ぎたところで、先頭争いはコーリンベリー、ルミニズム、パワーズ、にレッドアルヴィス、大外に持ち出したペガジュニの5頭が横並び。アジアエクスプレスはまだ馬群の中。直線コースに入り、逃げるコーリンをアルヴィスが並びかけ、残り200mで先頭に踊り出る。後続ではバンズームが3番手に躍り出るが、前の2頭には届かなそう。そしてアジエクは消えてしまった。先頭のレッドアルヴィスは後続を突き放して1着ゴールイン。コーリンベリーが粘って2着、バンズームは3着まで。

ダートに戻ってきたアジアエクスプレスのパフォーマンスに注目が集まったユニコーンステークスでしたが、全く見せ場がなく、直線で馬群に沈んで12着とまさかの惨敗に終わりました。異次元の強さを見せてくれるだろうと思っていましたが、負けっぷりがひどすぎです。「アジアの超特急」どころか「各駅鈍行」ですやん。オキザリス賞での圧勝、初芝での朝日杯制覇の勢いはどこへ?
このレースで勝ったレッドアルヴィスは、4コーナー手前で好位に進出し、残り400mで集団から抜け出してコーリンベリーと競り合い、最後は2馬身半差の快勝でした。重賞初勝利を挙げたアルヴィスは、父・ゴールドアリュール、母・チャールストンハーバーという血統。ゴールドアリュール産駒からまた1頭、砂のスター候補が誕生といったところでしょうか。今後はジャパンダートダービーに出走せず(そもそも登録してない)、秋に向けて休養すると思われます。ダート戦線の主役を目指してこれからも頑張って欲しいものです。


来週・29日は、上半期の総決算、第55回宝塚記念が阪神競馬場で行われます。ファン投票第1位のゴールドシップをはじめ、GⅠ2着4回のウインバリアシオン、昨年3着のジェンティルドンナ、他にもヴィクトリアマイルで復活勝利を挙げたヴィルシーナ、牝馬GⅠ3勝のメイショウマンボ、ヒットザターゲット、デニムアンドルビー、ホッコーブレーヴなどが出走します。ゴルシの連覇か、バリアシオンの悲願達成か、それともジェンティルのリベンジか?注目の一戦は15時40分発走です。


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