日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

メッシ&クリロナのロシアW杯が終了。フランスとウルグアイがベスト8進出!

2018年07月01日 | soccer

連日熱戦が続いている「2018 FIFA ロシアワールドカップ」は、グループステージが終わり、いよいよ決勝トーナメントに突入。日本時間6月30日の深夜は、フランスVSアルゼンチン、ウルグアイVSポルトガルの2試合が行われました。W杯制覇を目指しているクリスティアーノ・ロナウドと、リオネル・メッシの夢は続くのか?



フランス(C組1位)VSアルゼンチン(D組2位)@カザンアリーナ
20年ぶりの世界一を目指すフランスは、グループリーグを2勝1分けでC組首位通過。アルゼンチンはD組最下位まで転落しながらも、ナイジェリア戦で勝利し、2位に滑り込みました。優勝経験チーム同士の一戦は、激しい点の取り合いとなりました。
前半8分、フランスはFWエムバペがペナルティアーク内でFKを獲得すると、グリーズマンがFKを狙ったが、ポストに弾かれノーゴール。前半11分、エムバペが自陣でボールを奪うと、そのままドリブルで中央突破を図る。そして、ペナルティエリア内でアルゼンチンDFロホに倒されてPKを獲得。先制のチャンスを作ったフランスは、FWグリースマンが決めて、1点を先制します。
しかし前半41分、アルゼンチンは左サイドのMFバネガのパスを受けたMFディ・マリアが、ゴール正面の位置から左足ミドルシュート。これがゴール左隅に決まり、アルゼンチンが1-1の同点に追いつきます。
アルゼンチンは後半3分、左サイドのFKの流れから、FWメッシがPA右から左足シュート→DFメルカドがコースを変えてゴールイン。アルゼンチンがラッキーな形で1-2と勝ち越しに成功。
劣勢に立たされたフランスでしたが、後半12分に左サイドのクロスが右に流れると、逆サイドからDFパバールが右足シュート。強烈なシュートはゴール左隅に突き刺さり、スコアも2-2とまた同点に。
パバールの一撃で流れはフランスに傾き、後半19分に左サイドでDFエルナンデスが低いクロス→MFマテュイディのシュートはDFに当たるが、跳ね返りのボールを拾ったエムバペがニアサイドから左足シュートを決めて3-2と逆転!さらに23分、FWジルーのスルーパス→右サイド抜け出したエムバペが右足で流し込み、フランス4点目!
意地を見せたいアルゼンチンは後半アディショナルタイム、メッシのクロス→途中出場のFWアグエロのヘディングシュートで1点を返すも反撃はここまで。4-3でフランスがアルゼンチンとの乱戦を制し、ベスト8一番乗りを果たしました。



ウルグアイ(A組1位)VSポルトガル(B組2位)@フィシュトスタジアム
ウルグアイはグループリーグで無傷の3連勝。エースのFWスアレスが2試合連続得点を挙げれば、FWカバーニもロシア戦でゴールを決めました。それに3試合で失点ゼロと守備も堅実。2年前の欧州王者・ポルトガルは、クリスティアーノ・ロナウドが4得点。スペインと勝ち点で並びましたが、総得点で2位通過となりました。
前半6分、ポルトガルが先に決定機を迎え、FWロナウドがPA手前から鋭い右足ミドルを放ったが、ウルグアイGKムスレラの正面。前半7分、ウルグアイは右サイドのカバーニが、左サイドのスアレスにロングパスを送ると、スアレスが右足でクロスを入れ、ファーサイドのカバーニが頭で合わせてゴール!長距離ワンツーでウルグアイが先制!
ウルグアイは21分、ゴール正面の位置でのFKをスアレスが低い球で狙ったが、ポルトガルGKパトリシオに弾かれます。ポルトガルも30分過ぎにPA手前でFKを獲得し、ロナウドが右足で蹴るも壁に当たってゴールならず。
後半10分、ポルトガルは左サイドのCKをショートでつなぎ、DFゲレイロの左足クロス→DFペペのヘディング弾で同点とします。
初失点を喫したウルグアイでしたが、その7分後の後半17分、MFベンタンクールのスルーパス→左サイドにいたカバーニがフリーの位置から右足ダイレクトシュートを鮮やかに決め、2-1と勝ち越し。
1点を追うポルトガルは、後半25分にゴール前で相手GKのファンブルから、MFベルナルド・シウバがシュートを放つもクロスバーの上。後半アディショナルタイムにはGKも攻撃に参加するも、同点ゴールが奪えぬまま試合終了。ウルグアイが2-1でポルトガルに勝利しました。





決勝トーナメント1回戦の1日目は、フランスがアルゼンチンとの激戦を制し、ウルグアイがポルトガルを破って準々決勝に進出。この2チームが日本時間7月6日に対戦することになります。
フランスはエムバペ選手が大活躍。序盤から速いドリブルで敵陣に攻め込み、前半に先制のPKを獲得。後半19分に左足でゴールを奪い、その4分後に今度は右サイドからシュートを決めました。19歳の若手選手に10番は重いんじゃないかと思ったけど、3得点に絡んでマン・オブ・ザ・マッチに選出。アルゼンチンの10番・メッシ選手を上回るインパクトを残し、世代交代をアピールしました。メッシから主役の座を奪った19歳のエムバペ選手、ベスト8以降も期待したくなりますね。
アルゼンチンは前回準優勝でしたが、今大会はベスト16止まり。ディマリア選手の強烈なミドルもあったり、メッシ選手が2アシストを記録しましたが、DF陣が崩壊してしまいました。エムバペのスピードに翻弄され、ファウルで止めざる得ない状態でしたもん。今大会のアルゼンチンは、アイスランド戦で引き分け、クロアチア戦で惨敗、ナイジェリア戦で劇的勝利でギリギリ突破。メッシ選手はこの大会1ゴールに終わりました。
ウルグアイはカバーニ選手が2ゴール。前半にスアレス選手との長~いパス交換から、ヘディングで押し込んで先制点を奪い、後半には右足で決勝点を挙げました。2得点目のシュートはインサイドで蹴り、軌道も美しかったですね~。スアレス選手がワイルド系なら、カバーニ選手はルックスもプレースタイルもセクシーといったところでしょうか?試合中にふくらはぎを痛めて途中交代したけど、次のフランス戦は大丈夫なのか?

大会の主役と言われていたクリスティアーノ・ロナウドとリオネル・メッシが、同じ日に敗退してロシアを去ることになりました。共に4度目のW杯出場でしたが、世界一の夢はまたも潰えてしまいました。ロナウド選手は33歳、メッシ選手は31歳だから、代表引退も避けられないはず。年齢のことを考えると、今回が最後のW杯になるんでしょうか。準々決勝でアルゼンチンVSポルトガルが見られないのは悲しいですし、メッシとロナウドのプレーをもっと見たかったです…。






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