日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

ホッコータルマエ川崎記念3連覇!ついにダートGⅠ10勝到達!

2016年01月28日 | 競馬

2016年最初のダート統一GⅠ競走・第65回川崎記念(GⅠ・2100m 13頭立て)が27日、川崎競馬場で行われました。中央勢からは、今度こそGⅠ10勝目を狙う⑫ホッコータルマエ、東京大賞典でタルマエを破った①サウンドトゥルー、昨年12月の名古屋グランプリを勝った②アムールブリエ、昨年の川崎記念で2着④カゼノコ、ダート初挑戦⑬パッションダンス、現在2連勝中⑦マイネルバイカの6頭が参戦。地方勢は昨年3着⑤サミットストーン(大井)、地元・川崎所属の⑪アスカリーブル、⑩グルームアイランド(金沢)などが出走しました。



単勝のオッズは、1番人気はサウンドトゥルーとホッコータルマエが共に2.1倍。3番人気はアムールブリエ(8.3倍)。4番人気以降はカゼノコ、マイネルバイカ、パッションダンス、グルームアイランドと続きました。
向正面でのスタートで、ホッコータルマエが完璧なタイミングで飛び出したが、サミットストーンが先手を奪う。2番手に外からパッションダンスが上がり、マイネルバイカ3番手。ホッコータルマエは4番手を追走する。5番手にアムールブリエ、グルームアイランドが6番手、その後ろの7番手にサウンドトゥルーがいる。8番手⑨ケイアイレオーネ(大井)、④カゼノコ9番手、10番手③タッチデュール(笠松)、11番手アスカリーブル、12番手⑧エアラフォン(大井)、⑥クレバーサンデー(大井)が最後方を追走する。
1周目のスタンド前に差し掛かり、サミットストーンが単騎で逃げ、マイネルバイカ2番手、パッションダンス3番手。ホッコータルマエはじっくりと4番手を進む。アムールブリエとサウンドトゥルーは中団待機、カゼノコは9番手でスタンド前を過ぎていった。
1コーナーを回って2周目の向正面に入るところで、さらに縦長の展開。前の方ではサミットがレースを引っ張り、バイカ2番手、パッション3番手。サウトゥルが内側からタルマエに並びかけ、アムールが6番手、さらにレオーネが中団グループに加わり、グルームは8番手に下がり、カゼノコ9番手追走。かなり離れた後方は、タッチデュール、リーブル、ラフォン、クレサンと続く。
3,4コーナー中間点のところで、ホッコータルマエが3番手に浮上。前の2頭との差が徐々に縮まる。サウンドトゥルーはタルマエの背後をぴったりとマーク。最後の直線コースに入り、サミットストーンがまだ逃げるが、マイネルバイカ、ホッコータルマエ、サウンドトゥルー、アムールブリエが迫り、先頭争いは横に拡がった。残り200mあたりで真ん中にいたタルマエが先頭に躍り出て、2番手のサウトゥルが外から接近。最後は2頭がほぼ並んでゴールしたが、内側のタルマエがわずかの差で先着しました。




川崎記念 全着順&払戻金
1着⑫ホッコータルマエ 2分14秒1(良)
2着①サウンドトゥルー   アタマ
3着②アムールブリエ    4馬身
4着⑦マイネルバイカ    アタマ
5着④カゼノコ         5馬身
6着⑨ケイアイレオーネ   1馬身1/2
7着⑤サミットストーン    ハナ
8着⑩グルームアイランド   大差
9着③タッチデュール    9馬身
10着⑬パッションダンス    3馬身
11着⑪アスカリーブル    5馬身
12着⑧エアラフォン     3/4馬身
13着⑥クレバーサンデー   4馬身

単勝 ⑫ 210円
複勝 ⑫ 100円 ① 100円 ② 160円
枠複 [1]-[8] 170円
枠単 [8]-[1] 350円
馬複 ①-⑫ 180円
馬単 ⑫-① 370円
ワイド ①-⑫ 110円 ②-⑫ 240円 ①-② 230円
三連複 ①-②-⑫ 340円
三連単 ⑫-①-② 1,160円



今年最初のGⅠ競走は、ホッコータルマエとサウンドトゥルーの人気2頭のマッチレースとなりましたが、ホッコータルマエが接戦を制しました。GⅠ2連勝を狙ったサウンドトゥルーは、アタマ差の2着。3着には3番人気のアムールブリエが入りました。地方勢はケイアイレオーネの6着が最高で、終盤まで果敢に逃げたサミットストーンは7着。ダート初挑戦のパッションダンスは10着に終わりました。
ホッコータルマエはこれで川崎記念3連覇。過去にはカウンテスアップ(85~87年)が達成していますが、統一グレード制になってからは初めてとなります。そして、今回の勝利で史上初のダートGⅠ競走10勝目を果たしました。ヴァーミリアンとエスポワールシチーの9勝を上回る日本新記録です。鞍上の幸英明騎手もタルマエと共に3連覇。年が明けてからまだ勝ち星がなかったけど、ようやく初勝利を挙げました。
昨年6月の帝王賞で9勝目を挙げた後、JBCクラシックで3着、チャンピオンズカップ5着、東京大賞典はサウンドトゥルーにかわされて2着。GⅠ10勝に王手をかけてからは勝ちきれないレースが続きましたが、4度目の挑戦で大記録に達しました。この記録は今後も破られないだろうし、GⅠ勝利数をさらに増やすと思われます。
タルマエはこのあと、3月のドバイワールドカップを目指すと明言。これまで2度参戦し、一昨年は最下位の16着、昨年は5着と健闘しました。もし実現すれば3度目のチャレンジになると思いますが、7歳という年齢を考えると今年が最後かもしれません。ぜひとも悔いの無い走りをしてもらいたいものです。
最後に、ホッコータルマエGⅠ10勝達成おめでとうございます。


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