日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

帝王賞2020!クリソベリル国内無敗をキープ!

2020年06月25日 | 競馬

2020年の上半期のダート界の頂点を決める第43回帝王賞(GⅠ・ダート2000m 14頭立て)が24日、東京・大井競馬場で行われました。JRA勢からは、昨年の帝王賞を勝った「大井巧者」⑪オメガパフューム、中東遠征帰り⑧クリソベリル、長期休養からの完全復活を目指す②ルヴァンスレーヴ、かしわ記念でGⅠ初制覇④ワイドファラオ、長岡禎仁とのコンビでGⅠ2戦連続2着⑭ケイティブレイヴ、川崎記念覇者⑥チュウワウィザード、③ミツバの7頭がエントリー。対する南関東勢は、東京大賞典2着⑨ノンコノユメ(大井)、同レース3着①モジアナフレイバー(大井)、大井記念を勝った⑤ストライクイーグル(大井)、昨年の東京ダービー馬⑫ヒカリオーソ(川崎)などが参戦しました。



単勝オッズは、1番人気オメガパフューム(2.0倍)、2番人気クリソベリル(3.1倍)、3番人気チュウワウィザード(5.2倍)、4番人気ルヴァンスレーヴ(8.6倍)まで10倍以下。その後はケイティブレイヴ、ワイドファラオ、ノンコノユメ、モジアナフレイバーという順で続きました。
14頭綺麗なスタートで始まったこのレース、スタンド前の先行争いでワイドファラオが先頭に立ち、ストライクイーグル2番手、クリソベリルが3番手につけ、ルヴァンスレーヴ5番手、チュウワウィザードは6番手から。オメガパフュームは中団から、ケイティブレイヴは後方2番手でスタンド前を通過した。
1,2コーナーを通過して向正面に差し掛かり、ワイドファラオがマイペースで先行し、2番手ストライクイーグル、外側3番手にクリソベリル、内側4番手にモジアナフレイバー。5番手ルヴァンスレーヴ、6番手チュウワウィザード、7番手にミツバと続き、オメガパフュームは中団8番手。9番手ノンコノユメ、10番手⑦サブノクロヒョウ(大井)、11番手ケイティブレイブ、後方勢はヒカリオーソ、⑬キャッスルクラウン(船橋)、⑩フレアリングダイヤ(大井)という展開。
外回り3コーナーを回り、ワイドがまだ先頭、ストライク2番手、ベリル3番手、オメパが4番手に浮上。中団グループにはルヴァンス、モジアナ、ウィザード、ケイブレと固まっていて、ノンコは中団より後ろの位置。
ラストの直線コースのところで、クリソベリルがワイドファラオをかわして先頭に躍り出る。外からオメガパフュームも追い込みを見せる。後続からノンコノユメ、チュウワウィザード、ケイティブレイブも脚を伸ばす。しかし残り200mでベリルが完全に抜け出し、オメパが残り100mで2番手に上がるも、クリソベリルが先頭でゴールイン!クリソベリルが再起戦で完勝しました!


【帝王賞 全着順】
1着⑧クリソベリル      2分05秒3
2着⑪オメガパフューム     2馬身
3着⑥チュウワウィザード    1馬身1/4
4着③ワイドファラオ      クビ差
5着⑨ノンコノユメ      1馬身3/4
6着⑭ケイティブレイブ
7着③ミツバ
8着⑤ストライクイーグル
9着⑦サブノクロヒョウ
10着②ルヴァンスレーヴ
11着⑫ヒカリオーソ
12着⑬キャッスルクラウン
13着①モジアナフレイバー
14着⑩フレアリングダイヤ

【払戻金】
単勝 ⑧ 310円
複勝 ⑧ 120円  ⑪ 100円  ⑥ 130円
枠複 5⃣-7⃣ 310円
枠単 5⃣-7⃣ 670円
馬複 ⑧ー⑪ 320円
馬単 ⑧ー⑪ 660円
ワイド  ⑧ー⑪ 160円  ⑥-⑧ 280円  ⑥-⑪ 170円
三連複 ⑥-⑧-⑪  400円
三連単 ⑧-⑪-⑥ 1,870円


ダートGⅠ馬が8頭も集結した「ダート国内最強馬決定戦」は、直線で抜け出した単勝2番人気のクリソベリルが優勝。1番人気のオメガパフュームに2馬身差をつけての快勝でした。クリソベリルはこれで3度目のダートGⅠ制覇、国内では7戦7勝となりました。鞍上の川田将雅騎手は帝王賞2勝目です。オメガパフュームは2着が精一杯で史上初の帝王賞連覇はならず。3着にはチュウワウィザードが入り、人気上位3頭の決着となりました。
スタートから先頭を走ったワイドファラオは4着、ノンコノユメが地方馬最高の5着に入りました。4番人気のルヴァンスレーヴは見せ場なく10着。1年5か月ぶりの復帰戦だったかしわ記念では長期休養が影響して5着、叩き2走目の今回は好走も期待されてたんですが、地方馬にも先着を許す結果に・・・。復活はまだ遠いのか?

クリソベリルは年明けに中東遠征を行い、2月のサウジカップでは7着、3月にはドバイワールドカップに参戦予定でしたが、新型コロナの影響で中止となり帰国。国内での復帰戦となる今回の帝王賞は、3番手追走から直線でワイドファラオを捕まえ、最後は突き放しました。中東遠征帰り、4か月の休み明けだったけど、日本国内では無敵だということを改めて証明しましたね。この秋はJBCクラシックからチャンピオンズカップに向かう予定。国内での連勝はどこまで伸びるのか?





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