日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

日本競馬界の至宝・ディープインパクトが急死。

2019年07月30日 | 競馬

現役時代にGⅠ競走を7勝を挙げ、種牡馬としても活躍されていたディープインパクトが、30日早朝に頸椎骨折のため、繋養先の社台スタリオンステーションで亡くなりました。17歳でした。



社台スタリオンステーションのHPによると、今月28日に頸部の手術を受け、術後は安定していましたが、29日に突然起立不能。30日にレントゲン検査を行ったところ、頸椎に骨折が見つかり、回復の見込みが立たないことから安楽死の処置が取られたとのことです。

突然の訃報を受け、ディープインパクトに携わった関係者たちから悲しみのコメントが相次ぎました。
ディープを管理していた池江泰郎元調教師は「約2年の現役生活では最高の成績を挙げてくれました。今は心よりご冥福をお祈りするのみです」
デビューからずっと主戦騎手を務めた武豊騎手は、「体調が良くないと聞いていたので心配していたのですが残念です。私の人生において本当に特別な馬でした。彼にはただただ感謝しかありません」


ディープインパクトは2002年3月25日に、父・サンデーサイレンス、母・ウインドインハーヘアの間に生まれ、2004年12月にデビュー。2005年には皐月賞、日本ダービー、菊花賞の3歳牡馬クラシック競走で優勝。シンボリルドルフ以来史上2頭目の無敗での3冠馬に輝き、その年のJRA賞年度代表馬に選出されました。
4歳時の2006年は、春の天皇賞では3分13秒4のJRAレコード(当時)を叩き出してGⅠ4勝目。道悪の中で行われた宝塚記念でも4馬身差の圧勝。
国内GⅠ5勝の実績を引っ提げ、世界最高峰レース・凱旋門賞に満を持して参戦。直線で一旦は先頭に立つも3位入線。その後、禁止薬物が見つかり失格となりました。
失意の凱旋門賞の後、復帰戦のジャパンカップを勝つと、引退レースの有馬記念も3馬身差をつけて勝利。GⅠ年間4勝を挙げ、2年連続で年度代表馬となりました。通算成績14戦12勝、GⅠ競走通算7勝は歴代最多タイ記録です。

種牡馬としても2012年から2018年まで7年連続でリーディングサイアーを受賞。ジェンティルドンナが牝馬三冠を達成すれば、キズナ、ワグネリアン、ロジャーバローズなどがダービー馬になりました。他にもヴィルシーナ、サトノダイヤモンド、ラヴズオンリーユー、ダノンプレミアム、フィエールマンなど、現在まで国内GⅠ競走50勝をマーク。
また、ディープ産駒は海外でも活躍し、エイシンヒカリとリアルスティールが海外GⅠを勝ったり、アイルランド調教馬のサクソンウォリアーが英国2000ギニーを優勝しております。



ディープインパクトといったら、競馬ファンじゃなくても名前は知ってるという位の本当に凄い名馬でした。飛ぶような末脚でライバルを捻じ伏せ、豪快な勝ち方でみんなを魅了してくれました。菊花賞を達成した時はテレビの前で泣きそうになったし、有馬記念でハーツクライに負けた時は大ショックでした。それだけ私の中で記憶に残る名馬でもありました。
今年3月に首を痛めて種付けを中止したニュースでは「いつか復帰するだろう」と思っていたけど、まさか骨折で安楽死するなんて…。もっと長生きしてほしかったし、日本の競馬界に貢献してほしかったです…。
今年に入ってからは、ウオッカが蹄葉炎で亡くなり、キングカメハメハが種牡馬を引退、そしてディープが急死と歴代ダービー馬の悲しいニュースが続いています。キンカメも体調が優れていないので正直心配ですが、ディープの分まで長生きできれば…。キンカメまで死んじゃったら、金子真人オーナーがさらに落ち込みそうな気がする。あと、ディープインパクトの後継種牡馬が早く出てこないかな。
競走馬として、種牡馬として、偉大な功績を残したディープインパクト。あなたは正しく日本競馬界の結晶であり、至宝でした。今まで本当にありがとう!