日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

井上尚弥が3階級制覇!わずか112秒でWBAバンタム級王座獲得!

2018年05月25日 | Sports

ボクシングの「WBA世界バンタム級タイトルマッチ」ジェイミー・マクドネル(英国)VS井上尚弥(大橋ジム)が25日、東京・大田区総合体育館で行われました。井上選手は昨年12月にWBOスーパーフライ級王座の7度目の防衛に成功した後、バンタム級転向のため王座を返上。プロ16戦目となる今回、マクドネルの持つWBA王座に挑戦。日本が誇る「モンスター」が、過去最強の敵を相手に3階級制覇を目指しました。





第1ラウンド、マクドネルが開始から左ジャブを出して距離を取ろうとするが、井上が左のボディブローをヒットさせると、40秒過ぎに右フックがマクドネルの顔面を捉え、さらに左ボディでロープに追い詰める。これで流れを掴んだ井上は、1分20秒過ぎに左フックで相手をぐらつかせ、左ボディでダウンを奪う!尻餅をついたマクドネルは立ち上がるが、井上が一気にラッシュを仕掛け、連打でマクドネルから2度目のダウン奪ったところでレフェリーストップ!試合時間1分52秒、井上尚弥が1ラウンドTKO勝ちでWBAバンタム級王座を獲得し、3階級制覇を達成しました!


なんという強さだ!井上選手が過去10年無敗の選手を1ラウンドで倒してしまいました。スーパーフライ級のように簡単に終わらない、長期戦も予想されていましたが、まさか2分以内で試合が終わるなんて…。左ボディのパンチが的確に当たっていえ、最初に奪ったダウンもボディでした。マクドネル選手も立ち上がったけど、ダメージが残ってましたね。その直前の右フックも、相手の右こめかみにヒットしてました。
マクドネル選手は、試合前日の計量で1時間も遅刻。バンタム級のリミット53.5キロを何とか一発でクリアしたものの、顔色が良くなかった模様。ルイス・ネリ、比嘉大吾選手のように、また日本での世界戦で計量オーバーで王座剥奪かと思われました。この日の計量では体重65キロ、実に12キロも体重を増やしてきました。6キロ増やした井上選手の2倍ですよ。食べ過ぎじゃねえか?マクドネルのコンディションが万全だったら、好勝負になっていただろうねえ…。

井上選手が強すぎたし、試合も早く終わっちゃって、もう言葉が出ませんでした。日本人選手の3階級制覇は史上5人目。その中には、井上選手のジムの先輩である八重樫東選手も含まれています。キャリア16戦目での達成は日本人最速で、デビューから負けなしでの3階級制覇は日本人初の快挙です。
試合後のインタビューでは、各団体の世界王者が集結するトーナメント戦「ワールド・スーパー・ボクシング・シリーズ(WBSS)」の参戦を表明。すでにWBAスーパー王者のライアン・バーネット選手(イギリス)、WBO王者のゾラニ・テテ(南アフリカ)、IBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)の出場が決まっており、その選手たちとのドリームマッチが見られるかもしれません。もし優勝すれば、賞金は11億円だそうです!井上選手には是非とも、バンタム級世界最強になってほしいですね!





この日は世界タイトルマッチがもう1試合行われ、WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ・拳四朗VSガニガン・ロペス(メキシコ)の12回戦は、拳四朗選手が2ラウンドKO勝ちを収め、3度目の防衛に成功しました。
第1ラウンドは互いにクリーンヒットを出さない静かな立ち上がりでしたが、第2ラウンド開始15秒に拳四朗が左ジャブを出すと、ロペスも右ジャブで対抗。1分11秒に拳四朗の右パンチがロペスの顔面に直撃。ロペスの力強いパンチをかわすと、1分34秒に右ストレートをボディに当て、1分43秒にも右ボディが決まり、モロに喰らったロペスは跪いてダウン。そのままテンカウントとなり試合終了。2R1分58秒、拳四朗がKO勝ち。

この両者は昨年も対戦し、挑戦者だった拳四朗選手が2-0の判定勝ちで新チャンピオンになりました。それから1年後の再戦では、王者の拳四朗選手がロペス選手をボディ一撃で返り討ち。試合前日に食べた肉寿司のおかげでしょうか。勝利の後は恒例となっているカメラに向かってのダブルピースまで見せておりました。拳四朗選手は昨年12月の試合に続き、2試合連続のKO勝利です。ゴールデンタイムの世界戦で連続KO勝ちしたから、今後テレビ出演が増えるんじゃないか。フジテレビだから「ジャンクスポーツ」か「ホンマでっかTV」、「本音でハシゴ酒」に呼ばれたりして。

この日のダブル世界タイトルマッチは、2試合ともに早いラウンドでの決着に終わりました。井上選手、拳四朗選手おめでとうございます。