日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

2歳女王ラッキーライラック、チューリップ賞も快勝してデビュー4連勝!

2018年03月03日 | 競馬

今週末は春の3歳クラシックのトライアルレースが2日続けて行われます。ひな祭りの3月3日は、阪神競馬場で桜花賞トライアル・第25回チューリップ賞(GⅡ・芝1600m 10頭立て)がありました。今年からGⅡに昇格したこのレース、昨年の最優秀2歳牝馬⑤ラッキーライラック、⑨リリーノーブル、アユサンの姉④マウレアの「阪神ジュベナイルフィリーズ組」、デビュー2戦目の⑩サラキア、フランケル産駒⑧シグナライズ、フェアリーステークス2着③スカーレットカラーなどが参戦。


単勝オッズは、ラッキーライラックが1.8倍の断然1番人気。2番人気リリーノーブル(2.9倍)、3番人気マウレア(7.7倍)まで10倍以下。その後はサラキア、シグナライズ、スカーレットカラー、⑦サヤカチャンと続きました。

スタートでサラキアが出遅れ。ラッキーライラックは好スタートを切った。先行争いで②カレンシリエージョとサヤカチャンの競り合うが、サヤカチャンが前に出る。ラッキーライラックは3番手に控え、マウレアとリリーノーブルは4,5番手で並ぶ。2頭ともライラックをマークする形か?6,7番手の位置にシグナライズと①ウインラナキラ、後方集団は⑥レッドランディーニ,サラキア,スカーレットカラーの3頭が固まっている。
外回り3コーナーを回り、先頭のサヤカチャンは前半600mを35.4秒で通過。シリエージョ2番手、ライラックはしっかりと3番手。その後ろの4番手にリリーが追走、マウレアも内側5番手につけている。シグナライズ6番手、出遅れたサラキアは後方3番手まで上がってきた。
4コーナーを回って最後の直線に入ったところで、今度はカレンシリエージョが先頭に躍り出るが、ラッキーライラックが前との差を縮めてきた。外側からリリーノーブル、マウレアも追い上げてきている。ゴール残り200m手前で、ライラックがシリエージョをかわして先頭に立つ。リリーとマウレアが一緒にライラックを追いかけるが、その差がなかなか縮まらない。ラッキーライラックは後続を振り切り、先頭でゴール!2歳女王強し!チューリップ賞も制して、デビュー4戦4勝!


チューリップ賞 全着順&払戻金
1着⑤ラッキーライラック  1分33秒4
2着④マウレア        2馬身
3着⑨リリーノーブル      クビ
4着⑩サラキア        2馬身
5着⑥レッドランディーニ    クビ
6着⑧シグナライズ
7着③スカーレットカラー
8着②カレンシリエージョ
9着①ウインラナキラ
10着⑦サヤカチャン

単勝 ⑤ 180円
複勝 ⑤ 110円 ④ 140円 ⑨ 110円
枠連 4⃣-5⃣ 710円
馬連 ④-⑤ 750円
馬単 ⑤-④ 990円
ワイド ④-⑤ 230円  ⑤-⑨ 120円  ④-⑨ 290円
3連複 ④-⑤-⑨  410円
3連単 ⑤-④-⑨ 1,950円


桜花賞と同じ舞台で争われたチューリップ賞は、ラッキーライラックが完勝。リリーノーブルとマウレアの2着争いは、内から伸びたマウレアが2着に入り、2番人気のリリーノーブルが3着。阪神JFの上位3頭が、桜花賞の優先出走権を獲得しました。4番人気だったサラキアは、スタートで後手を踏み4着でした。
ラッキーライラックはこれで負けなしの4戦4勝。年明け初戦の今回は、前走から+10キロ増。好スタートを決めると、終始3番手を追走。4コーナー前で前との差を徐々に縮め、ラスト200m手前で抜け出し、リリーノーブルとマウレアの追撃を封じました。勝ちタイム1分33秒4は、11年前のウオッカを上回り、昨年のソウルスターリングに迫るタイム。桜花賞前に強い競馬をしたから、凄い名牝になりそうな予感がします。
デビューからの連勝を伸ばし、次は桜花賞。本番でも単勝1倍台の1番人気になるでしょう。ただ、最近の桜花賞は1番人気の馬が勝てていません。2015年のルージュバックは9着、おととしのメジャーエンブレムは4着、昨年のソウルスターリングは3着。ちなみに3頭とも単勝1倍台…。ライラック&石橋脩騎手は「1番人気の呪い」を打破できるのか?





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