日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

ああもったいない!岡田JAPANオウンゴール2連発でイングランドに逆転負け。

2010年05月31日 | soccer

W杯前国内最後の親善試合で韓国に完敗後、スイスで海外合宿に取り組んでいるサッカー日本代表は、30日にオーストリア・グラーツにあるUPCアレナにてイングランド代表と強化試合を行いました。イングランド代表は南アフリカW杯で優勝候補の一角として挙げられ、ウェイン・ルーニー、フランク・ランパード、スティーブン・ジェラード、リオ・ファーディナンドといったプレミアリーグで活躍するメンバーが集まっています。強豪・イングランドに惨敗必至のこの試合、不調が続く岡田JAPANにとって浮上のきっかけを掴みたいところでした。


スタメンはこちら
GK 21川島永嗣
DF 4 田中マルクス闘莉王
DF 5 長友佑都
DF 15今野泰幸
DF 22中沢佑二
MF 2 阿部勇樹
MF 7 遠藤保仁
MF 16大久保嘉人
MF 17長谷部誠
MF 18本田圭佑
FW 9 岡崎慎司
GKには川島が久々のスタメン入り、DFには今野が右サイドバックに入り、前回の韓国戦で欠場した闘莉王が先発復帰。阿部が中盤のアンカーとして出場。FWは岡崎の1トップ。この日は中澤に代わり、長谷部がゲームキャプテンを務めました。右太ももの違和感を訴えている中村俊輔はスタメンから外れ、森本貴幸はベンチスタート。対するイングランドは、ルーニーをはじめ、ランパード、先日離婚が明らかとなったアシュリー・コール、ファーディナンド、ジョン・テリー、ウォルコットが先発出場。ジェラードはベンチから。メンバー的に本気です。


日本ボールで始まったこの試合、開始2分にイングランドはロングパスからベントが頭で落とし、ルーニーが拾ってクロスを入れますが、GK川島がキャッチ。日本は6分、阿部のロングパスに大久保が前線へ走り込んでCKを獲得。続く右からのCKを遠藤が低く入れ、闘莉王の右足シュートが決まりゴール!なんと日本が開始7分に先制点を奪った!勢いに乗る日本は9分、岡崎がテリーからボールを奪ってシュートを放ちますが、枠を捉えることができません。16分には左CKのこぼれ球を闘莉王が狙うも相手にブロックされた。
1点を追うイングランドは19分、右サイドでボールを奪い、ルーニーが中央でドリブル突破から左を駆け上がるレノンにパス。これをレノンがシュートしますが、川島が防ぎます。直後に競り合いから岡崎が抜け出すも、シュートは大きく外れる。絶好の場面だった。24分、距離のあるFKをランパードが無回転で直接シュート!ボールがガクンと落ちるが、川島が正面で弾いた。31分、ファーディナンドのロングパスを中澤がクリアミス→ベントが飛び込むが、シュートは枠外。日本ピンチを凌いだ。39分、ハドルストーンのクロスにルーニーがヒールで合わせるも決まらない。でもこれはマネできん。押され気味の日本は40分、左サイドでFKを獲得し、闘莉王の早いクロスに岡崎飛び込むも合わせられず。その後はイングランドの反撃を凌いで、前半は日本が1-0でリードして折り返しました。
後半、イングランドは一気に5人の選手を投入。ジェラード、ジョン・コールも後半開始から登場!後半開始早々、ジェラードのクロスのこぼれ球をライト・フィリップス、さらにジェラードと立て続けにシュートを放ちますが、川島が何とか防ぎます。日本は6分、長谷部のパスを受けた本田が中央からミドルシュート、GKが触ったように見えたが判定はゴールキック。後半10分、イングランドは左サイド・ペナルティエリア手前でFKを獲得し、ランパードの蹴ったボールが壁役の本田の手に当たってPKを獲得。日本は同点のピンチ。このPKをランパードが蹴りますが、川島が横っ飛び&片手一本で止めた!同点阻止に川島渾身のガッツポーズ!
日本は後半20分、岡崎に代えて森本を投入。その森本は22分、左サイドの本田のクロスに反応し、胸で落として切り返してシュートを放つが、GKの正面に阻まれて追加点ならず。でも、形は悪くない。24分、イングランドはルーニーが右足ミドルを狙ってきますが、ここも川島がファインセーブ。残り20分を切ったところで、大久保を下げて松井大輔を投入。その直後、ジョンコールのクロスを闘莉王がヘディングでクリアするが、ボールはゴールネットに突き刺さってオウンゴール。まずい形で同点に追いつかれます。
流れは完全にイングランドに傾き、36分にルーニー→ジェラードがエリア内に入るも、長友がシュートを打たせずブロック。37分にもヘスキーに対応してみせる。後半38分、左サイドのアシュリーのグラウンダーのクロスが中澤の右足に当たり、ボールはそのままゴールへ。記録は中澤のオウンゴール。センターバックのオウンゴール2連発で逆転された。
追う立場となった日本は、後半41分に玉田圭司を投入。43分に本田がFKを蹴るもダメ、45分に長谷部がミドルを狙いますが、枠を大きく超える。続くCKで阿部が頭で合わるもバーを直撃。終了間際に玉田がシュートを放つもGKの正面。最後まで諦めない姿勢を見せた日本でしたが、あと一歩及ばず試合終了。イングランドに1-2の逆転負けを喫しました。


これで岡田JAPANは国際親善試合で3連敗となりましたが、内容的には過去2試合と比べて決して悪いものではなかった印象を受けました。立ち上がりにCKから闘莉王選手が先制点を決め、ディフェンス陣がルーニーを中心としたイングランドの攻撃を守り抜きました。中でもGKを務めた川島選手が好セーブを連発。ルーニーのシュートを止めたり、特にランパードのPKを止めたシーンは本当にカッコよかった!ここに来て正GKが入れ替わり、楢崎選手からレギュラーの座を奪いそうな感じ。本大会でも神がかりのファインプレーを連発してもらいたいですね!
試合前は正直3-0か5-0で玉砕されるかと思ったけど、先制点が生まれたり&後半途中まで日本がリード、最後は逆転されたけどイングランド相手に善戦したので、日本代表の試合を楽しめたと思います。でもなあ、闘莉王&中澤のCBコンビのオウンゴールは痛かったわ。まさかの先制点&ダイビングヘッドでオウンゴールの闘莉王は「目立って申し訳ない」とお詫び。親善試合だったからまだよかったけど、本番でやらかしたら絶対にアカンで。いやぁ~本当にもったいなかったなあ…。今回の敗戦が今後にとってプラスになってくれることを期待したい。あと、FW陣が決めないとチームが活気づかないから頑張ってもらいたいです。



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ヴィクトワール&ペルーサ撃沈!戦国ダービーを制したのはエイシンフラッシュ!

2010年05月31日 | 競馬

2010年の牡馬クラシック第2戦・第77回日本ダービー(東京優駿)が30日、東京競馬場で行われました。2007年に生まれたサラブレッド7611頭の頂点を決める今年のダービーは、18頭で争われる予定でしたが、⑱ダノンシャンティが右後肢の第3中足骨近位骨折のため出走取消、17頭となりました。
皐月賞との2冠を狙う⑦ヴィクトワールピサ、無敗でのダービー馬を目指す⑨ペルーサ、父・キングカメハメハ&母・エアグルーヴという良血馬・③ルーラーシップ、皐月2着の⑫ヒルノダムール、2歳王者・⑧ローズキングダム、⑭リルダヴァルといった強力メンバーが集結。史上最高クラスのダービーを制したのは、意外にもあの馬だった!?


直前の単勝オッズは、1番人気がヴィクトワールピサ(2.1倍)、2番人気がペルーサ(2.6倍)と「2強」が上位人気を分けあい、3番人気のヒルノダムール(8.8倍)までが単勝10倍以下、4番人気以降はルーラーシップ、ローズキングダム、⑥アリゼオ、①エイシンフラッシュ、リルダヴァルと続きました。
17頭が順調にゲートに入った後、スタートで⑪ハンソデバンドが躓いてしまい、蛯名正義騎手が落馬しそうになる。そしてペルーサもスタートタイミングが悪かった。まず先行争いで⑤コスモファントムが好スタートを切り、ゴール板手前で⑯シャインが先頭に並びかける。ヴィクトワールは5番手、⑰トゥザグローリーの後ろにつけた。ヒルノダムールは中団、ペルーサは後方でゴール板を過ぎた。
1,2コーナーを回り、先行集団はアリゼオが先頭に立ち、シャイン2番手、コスモファントムが3番手。4番手にトゥザグローリー、5番手の位置にヴィクトワールピサ、その横に⑬ゲシュタルト。6番手付近にルーラーシップとローズキングダム、エイシンフラッシュは10番手。中団の10番手にはルーラーシップ、リルダヴァル13番手、②レーヴドリアン後方2番手、⑩トーセンアレスが最後方。
3コーナーに入り、依然としてアリゼオ先頭。ゲシュタルトが進出し、ペルーサが残り1000mの所で上昇しはじめ、ヴィクトワールは中団まで下がる。残り800で17頭が一団となり、残り600m~4コーナーでアリゼオとシャインが並んだまま最後の直線勝負!ヴィクトワールは馬群の中、ローズキングダムとペルーサは外に持ち出した。残り400mでトゥザグローリーがアリゼオをかわすが、ローズキングダムが追い上げて来る。ヴィクトワールピサは前が塞がって抜け出せず、ペルーサはあまり伸びてこない!残り200でローキンが先頭、しかし真ん中からエイシンフラッシュが突き差し、残り100mで完全に抜け出してそのまま1着ゴールイン!ゴールの瞬間、内田博幸の右手が上がってガッツポーズ!ローズキングダムが2着、ヴィクトワールピサは3着に敗れました。


最終成績&払戻金
1①エイシンフラッシュ 2:26.9
2⑧ローズキングダム  クビ
3⑦ヴィクトワールピサ 1.3/4
4⑬ゲシュタルト    クビ
5③ルーラーシップ   アタマ
6⑨ペルーサ      1.1/4
7⑰トゥザグローリー  ハナ
8④サンディエゴシチー ハナ
9⑫ヒルノダムール    3/4
10⑤コスモファントム    2
11②レーヴドリアン    1/2
12⑭リルダヴァル    アタマ
13⑥アリゼオ      1.3/4
14⑮メイショウウズシオ 1.1/4
15⑩トーセンアレス   2.1/2
16⑪ハンソデバンド   2.1/2
17⑯シャイン      1.3/4
  ⑱ダノンシャンティ   取消
単勝 1 3,190円
複勝 1 490円 8 500円 7 120円
枠連 1-4 1,320円
馬連 1-8 16,720円
馬単 1-8 46,210円
ワイド 1-8 4,080円 1-7 810円 7-8 900円
3連複 1-7-8 10,630円
3連単 1-8-7 152,910円


実力馬が集まった第77回日本ダービーは予想外の結末となり、伏兵のエイシンフラッシュが優勝して2007年生まれのサラブレッド7611頭の頂点に立ちました!2着には2歳王者のローズキングダム、1番人気のヴィクトワールピサは3着に敗れて2冠制覇ならず。ルーラーシップ5着、2番人気・ペルーサは直線で伸びを欠いて6着、3番人気・ヒルノダムールは9着に終わりました。
エイシンフラッシュに騎乗した内田博幸騎手は、6度目のダービー挑戦で嬉しい初制覇。中央でのGI競走は昨年のフェブラリーステークス以来通算7勝目となりました。昨年は全国リーディングに輝きながらも、今年1月に落馬事故で左腕を骨折。それから約5カ月後にダービー制覇、よくここまで這い上がって来ました!管理する藤原英昭調教師もダービー初勝利です。
キングズベスト産駒のGI制覇はこれが初めて。キングズベストをご存知ない方も多いと思いますが、1997年の2000ギニーの優勝馬で、その父は日本でもお馴染みの種牡馬・キングマンボなんです。ダービーを勝ったことで、キングズベスト産駒の評価が一気に上がることは間違いないでしょう。
エイシンフラッシュは道中は中団で待機、直線では真ん中から突き割ってローズキングダムやゲシュタルト、ヴィクトワールピサをかわしました。「ダービーでは運の良い馬が勝つ」の格言があり、フラッシュには「勝負運」の他に最内枠を引き当てた「くじ運」の強さがありました。これまでの道のりを歩むと、2009年7月の新馬戦では6着とあまりにも奮いませんでしたが、その後は未勝利、エリカ賞と勝ち、今年1月の京成杯で重賞初勝利。皐月賞で3着と健闘しました。2000mで3勝、今回の2400mのダービーを勝ったことで中長距離の適正はあると思います。ダービーで世代の頂点に上り詰めたエイシンフラッシュ、これからも光り輝き続ける事を願っています。
2強と言われていたヴィクトワールピサとペルーサは、ともに期待を裏切る結果となりました。ヴィクトワールは府中未経験が露呈し、直線で皐月賞と同じく内側に入るも前が開かずに苦労しました。2年連続で1番人気の馬に騎乗しながらも敗れた岩田康誠騎手は、レース後の談話で「ダービーは難しいです」とコメント。2年続けて2冠挑戦に失敗、岩田騎手の悲願達成はいつになるのか…。ペルーサはスタートの出遅れが大きく響いて6着。大舞台の経験が無かった事も敗因の一つだと思います。青葉賞ではこれと言ったライバルがいなくて快勝できたけど、ダービーでは勝負の厳しさを知ったのではないでしょうか。

来週は春のマイル王決定戦・第60回安田記念。東京競馬場のGI5連戦もこれが最後となります。昨年のウオッカの逆転劇が記憶に新しいこのレース、今年はマイルで新境地を開拓したリーチザクラウン、キャプテントゥーレ、トライアンフマーチ、セイウンワンダー、サンカルロ、スーパーホーネット、スマイルジャック、マイネルファルケ、マルカフェニックスなどが出走予定。香港からはサイトウィナー、ビューティーフラッシュ、フェローシップの3頭が出走します。日本VS香港のマイル決戦、日本勢の圧勝なるか?


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