日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

連覇へあと1勝!侍JAPANがアメリカを降して決勝進出!いよいよ韓国と最終決戦へ

2009年03月24日 | Sports

WBC(ワールドベースボールクラシック)もいよいよ決勝トーナメントを迎えました。準決勝第1試合・韓国VSベネズエラは、韓国が初回に5得点を挙げると、チームも2本塁打放って10-2と快勝して決勝進出を果たしました。現地時間22日、日本代表は準決勝第2試合でアメリカ代表と対戦。勝てば決勝で韓国と5度目の対決、負ければ敗退が決まる一戦です。日本VSアメリカは、3年前のWBCでサヨナラ負けを喫した因縁の対決。3年前の雪辱を果たして、決勝進出を決めたいところです。この日の試合は、日本のエース・松坂大輔が先発しました。


スタメンはこちら。
 日本           アメリカ
1(右)イチロー      (二)ロバーツ
2(遊)中島裕之     (遊)ジーター
3(左)青木宣親     (指)ロリンズ
4(指)稲葉篤紀     (三)ライト
5(一)小笠原道大    (右)ダン  
6(中)福留孝介     (左)ブラウン
7(捕)城島健司     (捕)マキャン
8(二)岩村明憲     (一)デローサ
9(三)川崎宗則     (中)グランダーソン
 (投)松坂大輔     (投)オズワルト
村田修一が2次ラウンド順位決定戦で右太ももの肉離れで離脱したことで、4番には稲葉が入り、川崎が9番・サードでWBC初スタメン。緊急招集された栗原健太はベンチからのスタートとなりました。対するアメリカは、デレク・ジーターが2番・遊撃手で先発、4番にはライトが起用され、オズワルトが先発登板しました。


決勝進出をかけた日米決戦はいきなり試合が動きます。1回、松坂は先頭のロバーツに2球目のど真ん中のストレートを狙い撃ちされると、バックスクリーンへの先頭打者本塁打を浴びてしまいます。1死後、ロリンズのセンターへ高く上がった当たりを、中島と福留がお見合いしてセンター前ヒット。追加点のピンチを迎えましたが、後続をなんとか抑えて追加点を阻止しました。
1点を追いかける日本は、初回は3者凡退で終わりますが、2回に先頭の稲葉が四球で出塁すると、小笠原のセンター前ヒットで無死1,3塁と同点のチャンス。福留が倒れた後、城島がライトへの犠牲フライを放って同点に追いつきます。
一発を浴びた松坂は、その後も苦しい投球が続きます。2回にマッキャンに四球を許せば、同点に追いついた直後の3回には、ロリンズに2打席連続安打を浴びた後、盗塁も決められて1死2塁とピンチを招きます。ここでライトに右中間を破る2塁打を打たれて勝ち越し点を奪われます。4回にようやくアメリカ打線を3者凡退に打ち取り、味方の攻撃を待ちます。
直後の4回裏、稲葉と小笠原の連打で無死1,2塁と同点のチャンス。福留は2塁手のグラブを弾く強烈な当たりを見せ、ボールがライトに転がる間に稲葉が生還して再び同点!記録は2塁手のタイムリーエラーでした。このプレーで流れが変わり、続く城島が2打席連続のライト犠牲フライで日本が逆転。なおも1死1塁で岩村がオズワルトの初球をライトへ弾き返し、右翼手の頭上を越える3塁打で1点を追加。初スタメン・川崎もライト前タイムリーで続いて5点目。イチロー凡退で2死後、中島がセンター前に落ちる2塁打でもう1点追加。この回打者一巡の猛攻で一挙5得点、アメリカ先発・オズワルトをKOしました。
大量援護を貰った松坂は、5回1死後、ジーターのヒットとロリンズの四球で1,2塁のピンチとなりますが、ライトを直球で見逃し三振に仕留めたところで、規定投球数の100球に近づいたところで降板。2番手の杉内俊哉はダンを空振り三振に仕留めて松坂が作ったピンチをしのぎました。杉内は6回もアメリカ打線を0点に抑える見事なリリーフ。この試合も無失点のピッチングを見せました。
打線は5回以降、アメリカ中継ぎ陣の前に追加点が奪えず。6回には2本のヒットで1死1,2塁のチャンスを潰せば、7回には米国4番手・ソーントンの前に3者連続三振に倒れました。
日本が4点リードで迎えた8回、4番手・馬原孝浩が登板。馬原は先頭打者を遊撃フライに打ち取りますが、ブラウンに2塁打、マッキャンにはファウルで粘られた後に四球を与えて1,2塁のピンチ。そしてデローサに3塁線を破る2塁打を浴びてしまい2点を失います。打ったデローサは、青木の処理がもたつく間に3塁まで進塁。なおも1死3塁、一発が出れば同点の場面でしたが、代打・ロンゴリアを空振り三振、ロバーツには投手ゴロに打ち取り、アメリカの反撃を阻止しました。
2点差にされた直後の攻撃では、福留が四球で出塁すると、城島の犠打と岩村の2塁ゴロの間に3塁まで進みます。2死3塁の場面で川崎が遊撃ゴロ、しかしジーターが悪送球してしまい1塁セーフ。福留が生還して日本に久々の追加点が入ります。この後、川崎が盗塁を決めると、イチローのライト前タイムリーで1点を追加。更に中島が右中間を破る2塁打、外野陣の緩慢な守備でイチローが1塁から生還して9点目。この回は大きな3点を挙げ、アメリカとの差を5点に拡げました。
9回、本来なら藤川球児がマウンドに上がるところですが、ダルビッシュ有が5番手として登板しました。そのダルビッシュは、ジーターを遊撃ゴロに打ち取って1死。ロリンズにはヒットを浴びますが、ライトを空振り三振。ロリンズが3塁まで進んで2死3塁となりますが、ダンをストレートで見逃し三振!最後はダルビッシュが絶叫&ガッツポーズを見せて試合終了!侍JAPANがアメリカに快勝、2大会連続の決勝進出を果たしました!


2009/03/22(日) 日本-アメリカ
(ドジャースタジアム、17:00 日本時間:23日 9:00)
USA 101 000 020  4
JPN 010 500 03X  9
【投手】
(ア)オズワルト、グラボウ、ハウエル、ソーントン、
  ハンラハン、シールズ-マキャン
(日)松坂、杉内、田中、馬原、ダルビッシュ-城島
【責任投手】
(勝)松坂1勝
(敗)オズワルト1敗
【本塁打】
(ア)ロバーツ1号ソロ(1回、松坂)


ついに連覇まであと1勝!侍JAPANがベースボールの母国・アメリカを相手に9-4で勝利して決勝に駒を進めました。先発の松坂投手は終始苦しい投球で、初回に先頭打者にホームランを浴びると、3回にはタイムリーを浴び、5回はヒットと四球で1,2塁のピンチを迎えるも、次の打者を三振に仕留めました。この試合は4回1/3まで打者22人に対して98球投げ込み、被安打5・4奪三振・2四死球・2失点という内容。それでも味方打線が4回に5得点を奪ったことで勝利投手になり、今大会3勝目を挙げました。
松坂の後を受けた杉内投手は無失点の好投、ここまで4試合投げて自責点ゼロと侍JAPANの中継ぎエースとしての活躍を見せています。9回に登板したダルビッシュは、今大会2度目の中継ぎ登板となりましたが、米国打線から2つの三振を奪いました。ともに30球に満たしていないので、決勝戦でも登板する可能性があります。杉内が韓国打線を封じて、最後はダルビッシュが締めるというパターンになったらいいですね。でも、最後はやっぱり藤川投手が胴上げ投手になりそう…。
打線の方は、チーム全体で10安打9得点。4回には5本のヒットで5得点を奪う猛攻がありました。城島は2打席連続の犠牲フライを放てば、小笠原は2打席連続ヒットでチャンスメイク、中島は5打数2安打2打点、イチローは5打数1安打でしたが、9回にライト前タイムリーを放ちました。初スタメンの川崎は4打数2安打1打点の活躍でスタメン起用に応えました。2打席目にライト前タイムリー、9回の第4打席では自慢の俊足で追加点をもたらしました。決勝でもスタメンが濃厚かもしれないので、バットと足で侍JAPANを盛り上げてほしいと思っています。
さあいよいよ決勝戦!決勝は日本VS韓国の組み合わせです。これまでの対戦成績は2勝2敗のイーブン、5度目の日韓戦は完全決着戦となります。予告先発では日本が岩隈久志、韓国はボン・チュングンという東京ラウンド順位決定戦と同じ顔合わせ。前回は岩隈が4回にキム・テギュンにヒットを打たれたのに対し、チュングンは日本打線を完封しました。日本は2次ラウンドでも打ち崩せず、チュングンに2連敗を喫しました。3度目の対戦となる決勝では、何としてでも1点を奪いたいところです。チュングンをKOすれば、日本に風が吹いてくることでしょう。運命の最終決戦は日本時間24日・午前10時30分にプレーボール。侍JAPANよ、韓国を倒して連覇を掴み取れ!



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