日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

打倒ブエナビスタ!桜花賞のライバル候補が続々出現

2009年03月16日 | 競馬

WBC(ワールドベースボールクラシック)やJリーグ開幕でスポーツも春本番を迎える中、競馬界もクラシック競走へ向けての戦いが続いています。この週末は桜花賞トライアルが東西で行われ、土曜日には中山競馬場でアネモネステークス、日曜日は阪神競馬場でフィリーズレビューがありました。この2日間でブエナビスタの強敵は現れるのか?


まずは土曜日のアネモネステークスから。このレースは上位2着までが桜花賞の優先出走権が与えられ、今年はフェアリーステークスで2着に入った⑬アイアムネオ、現在2連勝中の⑪リュシオル、クイーンカップ3着の⑥エイブルインレース、①ツーデイズノーチスら16頭が参戦しました。
レースはスタート後の先行争いで⑤ザデイが先頭に立ち、2番手に⑮デセールがつけ、エイブルインレースが3番手争い、アイアムネオが7番手圏内、1番人気・リュシオルは後方2番手でレースを進めます。前半800mを47秒台で通過すると、アイアムネオが徐々に進出。最後の直線に入って、粘るザデイをツーデイズノーチスが外から突っ込んで先頭、2番手争いは⑫アンプレショニスト、⑯レイナクーバ、③グローリールピナスの3頭が横一線で競り合い、リュシオルが追撃するも届かず。ツーデイズノーツは快勝で1着ゴール、2着争いはアンプレショニストが制して桜花賞の優先出走権を獲得。レイナクーバは鼻差に泣き3着、一番人気のリュシオルは5着、2番人気・エイブルインレースは14着に終わりました。
勝ったツーデイズノーツは約5か月ぶりのレースを連勝で飾り、桜花賞の切符を手にしました。松岡正海騎手とのコンビでは3連帯中、桜花賞もこのコンビで番狂わせを狙いそうだ。2着のアンプレショニストは過去7戦で1勝のみ、9番人気で微妙なところでしたが、チャンスをモノにしましたね。

日曜日は阪神競馬場でフィリーズレビュー。上位3着までが桜花賞に出走できるこのレース、今年はブエナビスタの最大のライバルとして挙げられている⑪ミクロコスモスに注目が集まり、他には阪神JF4着の⑨ショウナンカッサイ、デビュー2連勝の⑤スイリンカ、ダートでは2勝を挙げている⑥アイアムカミノマゴなどが出走。阪神1400mに16頭で争われたフィリーズレビュー、直前の単勝オッズで圧倒的1番人気に支持されたミクロコスモスにとっては負けられないレースとなったんですが…。
スタートから⑦ワンカラットが飛び出しますが、すぐに①キリコンサートが鼻を奪うが、結局⑯ラヴェリータが先頭に躍り出ます。ショウナンカッサイとアイアムカミノマゴが8番手争いを展開し、スイリンカ12番手、ミクロコスモスは後方3番手付近のところで道中を進めていきます。残り600mでラヴェリータと⑬レディルージュが並ぶような態勢で最後の直線に入り、ミクロコスモスは大外から一気に狙いに行く。先頭争いではレディルージュと最内のワンカラットの一騎打ちから、ワンカラットが抜け出すと、外からアイアムカミノマゴが猛追して2番手に浮上するが、内で抜け出したワンカラットが1着ゴール。カミノマゴ2着、レディルージュが粘って3着ゴール。ミクロコスモスは3馬身半離れて4着に完敗しました。
ミクロコスモスが優先出走権を逃したこのレース、ワンカラットが快勝して桜花賞の切符をつかみました。デビュー戦以来の勝ち星で通算2勝目、桜花賞の有力候補に名乗りを挙げました。2着のアイアムカミノマゴは芝では自己ベストの順位で結果を残しました。15番人気のレディルージュが3着に入ったことで、3連単は66万円台(66万8740円)の高配当。1番人気のミクロコスモスは、勝たなければならないレースで結果を残せず。これでは桜花賞も期待できないでしょう。

来週は中山競馬場で皐月賞トライアル・スプリングステークス、阪神競馬場では春の天皇賞前哨戦・阪神大賞典が行われます。スプリングステークスには、新馬戦でリーチザクラウンやブエナビスタを破ったアンライバルド、そのアンライバルドに土をつけたことがあるイグゼキュティヴ、フィフスペトル、リクエストソング、キタサンガイセンといった有力馬が出走予定。阪神大賞典では、菊花賞馬・オウケンブルースリ、ジャパンカップ優勝のスクリーンヒーロー、モンテクリスエス、デルタブルース、アサクサキングス、日経新春杯優勝で引退を撤回したテイエムプリキュアが登録しています。このレースから春の天皇賞に向けた戦いがスタート、阪神大賞典を制すれば、春の盾も近づくことは間違いないと思います。




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