Mr.Dashのぶろぐ館

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2019年3月7日(木) [生駒]庄兵ヱ道、かつて2つの修験の寺を結んでいた道を歩く!

2019年03月08日 | 山登りの記録
■メイン写真
今もひっそりと残る、宝山寺と千光寺を示す標石


■今回のコース
生駒駅→宝山寺→大聖院(岩谷の滝)→舗装道終点→教弘寺→七つ森地蔵→鶴林寺→
藤尾の石仏→やまびこホール→(竹林)→四つ辻→千光寺→清瀧石仏群→元山上口駅


生駒山系には、忘れ去られた古道がたくさんある。「庄兵ヱ道」もそのひとつ。
江戸時代、地元・鬼取に住む庄兵ヱさんが、宝山寺中興の祖・湛海律師から、
ともに修験の寺であった宝山寺と千光寺の間を結ぶ道の整備を頼まれて拓いたルートだ。

最近、愛好家の手によって、その一部が比較的歩きやすくなったため、
地元に詳しい太田彰一ガイドをゲストにお迎えして歩いてきた。

春~夏の間に、またヤブが深くなってはと思い、緊急企画としたのが裏目に出て、
案内期間が1カ月と短かったため、参加者はミニマム。
おまけに雨天の予報のためキャンセルも入ってさらに参加者は減。
しかし、人数が少なくても行くのである!



ということで、宝山寺への石段を登る。



この道の起点に寄らない手はない。まず宝山寺に立ち寄る。



岩谷の滝・大聖院は通りがかりに立ち寄った。寄り道大好き。



太田ガイドによる生駒石(ハンレイ岩)の解説を聞き、岩をなでるHさん。



舗装道が尽きて行止りになるが、その奥の踏み跡に入る。
しばらく行くと、キクラゲの一種をみつけた。



さすが廃道。いきなりワイルドになり、探検ムードが高まる。
途中、ガレた沢沿いの道もあったりして面白いのだ。 



ヒイロタケかな?



そうこうしていたら、いきなり教弘寺に出た。おお、この意外性。
太田ガイドが昔の絵図のコピーを手に、熱心な研究成果を解説してくれた。
教弘寺も役行者が開祖とされる修験道の寺である。



七つ森の地蔵。地元では「もりいさん」と呼ばれる。
七つ森の樹々は切ると祟りがあるというのが生駒近辺の言い伝え。
立ち入ることすら、はばかられる。いいね。こういうミステリー。



再び舗装道になる。
鶴林寺を経て、ラッキーガーデン(地元のおいしいカレー屋さん)の前を通って
藤尾の石仏(阿弥陀如来立像)へ。
本来「庄兵ヱ道」が通っていたとされる場所は金網が張られ、竹林も荒れていて
通れないため、ここは迂回。やまびこホールのあずま屋でランチタイムとした。



竹林を通っていく。このあとコンクリートの橋を渡る。



突然、平坦な場所に出る。片側は石垣になっている。
かつて何か建物があったと思われる。一般家屋か、寺院か、茶店か・・・
想像するだけで面白い。



小さな溜池の脇を抜ける。



本来の「庄兵ヱ道」に合流してしばらく行くと、おっ!突然、倒れた標石があるぞ。
この標石、立て直されるたびに、すぐに倒れてしまうらしい。謎である。



はっきりと「道」だと分かる部分もある。それがまた、郷愁を誘う。



四つ辻に出た。ここにも標石がある(メイン写真)。
ここで太田ガイドが、持参した法螺貝を吹いてくれた。彼は音楽家でもあるのだが、
今度は修験の山伏になってしまうのだろうか(笑)。



後半は、標石が割にきっちり残っている。



そして、おなじみ千光寺に到着。なかなかいい雰囲気のルートであった。



千光寺の弁天池に寄ってみたら、あらビックリ。



水を抜いた池の中に、小さなイノシシがはまり込んで、どうやら外に出られなく
なったらしい。悲しい目をして、こっちに近づいてきた。
しかし、手を伸ばすとあっちに逃げてしまい、どうしようもない。
太田ガイドが、既知である千光寺の管理者に伝えると、長い板を持ってきてくれた。
これを斜めに立てかけ、あとはイノシシが自分で外に出てくれたらいい。
境内の美しいコケを掘り返したり、近所の畑を荒らしたりする害獣ではあるが、
寺としては殺生もできないだろうし、申し訳ない気もしたが仕方ない。



清瀧石仏群を通り抜けて、のどかな農道へ。



咲きかけのロウバイであろうか。このあたりに多数見られた。

生駒の廃道、またひとつ制覇となったが、実を言うとまだ2~3箇所、
目をつけている穴場がある。いずれ、また。


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