Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2021年11月28日(日) ちょっと意外な積雪の[鈴鹿]鎌ヶ岳へ、三ツ口谷ルートから登る!

2021年11月30日 | 山登りの記録
■メイン写真
快晴の鎌ヶ岳山頂

■今回のコース
表道・三ツ口谷ルート分岐→(三ツ口谷)→長石尾根分岐→稜線出合→鎌ヶ岳→武平峠→
表道・三ツ口谷ルート分岐


鈴鹿山系の"槍"、鎌ヶ岳。ルートを変えて、毎年のように登っている。
今回の三ツ口谷ルートは、ずいぶん久しぶりだが、前回はヒルにやられた苦い思い出がある。
当然、この季節になるとヒルはいなくなるが、そのかわり今回は予想以上の積雪に苦戦した。



御在所岳・表道への入口に近い大堰堤の向こうが三ツ口谷だ。



谷筋の道に入る。小滝が連続する、なかなか美しい谷だ。
何度か渡渉するものの、どちらかというと左岸(進行方向で)を登っていくイメージ。



滝場を巻くところは、なかなかの急坂である。



連瀑帯を見下ろしながら。
沢登りというほどのレベルではなさそうだが、夏にジャブジャブ遡行したら
気持ちよさそうだ。でも、やっぱりヒル天国だろうな。



途中で雪が出てきた。昨日は冷え込んだからなあ。
上のほうは、そこそこ積もっているだろう嫌な予感…



長石尾根分岐。ここで長石尾根に逃げることもできるが、この日は谷筋を忠実に攻める。



だんだん雪が増えてきた。期せずして雪山登山の雰囲気だ。
しかも谷筋を冷たい風が吹きおろし、けっこう寒い。



最後のガレ場の急登は、浮石を落とさないように細心の注意を払いながら登っていく。
風化花崗岩のザレが雪と低温で固定され、却って滑らない印象。

稜線に出て、お互いに健闘をたたえあったあと、山頂にアタックする。
武平峠からのルートは歩行者が多く、雪が踏み固められて却って滑りやすくなっていた。



鎌ヶ岳の山頂に到着。がんばった甲斐あって、快晴、クリアな展望が待っていた。
南側の鎌尾根を見下ろす。



山頂はなぜか風が弱く、快適にランチの時間を過ごせた。



北東はるか遠くに御嶽山も見えた。中央アルプス、南アルプスなどの峰々も白く輝いていた。



さあ、下山だ。一ヶ所、傾斜が強く日陰の場所で雪が固められてたいへん危ない状態に
なっていたので、お助けロープで補助して一人一人下りてもらった。



鎌ヶ岳を振り仰ぐ。どこから見ても、カッコいい山である。



どっしりした雨乞岳を見ながら下る。



鈴鹿の山らしい岩塊をすり抜けていく。



武平峠に到着。古い看板が残る。あとは駐車地まで戻るだけだ。



ところで今回、ルート中にナメコの群落をたくさん見た。



その多くが、背の届かない高い場所に生えており、あー、いいなぁと思うばかり。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2021年11月27日(土) 「笠そ... | トップ | 2021年12月1日(水) 今年も和... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

山登りの記録」カテゴリの最新記事