先週の日曜日は上野動物園にいってきました。
実は上野には大学からの帰りなどにしょっちゅう行っているのですが、毎回カメラを持っていこうかどうしようか迷い、「重いからいいか」と諦めてしまうので写真がないだけなんです・・・
そんなことをしていたら上野パンダのカテゴリの記事が7月から書かれていないことに気づき、ようやく今回の更新となった次第です。
で、今回の主役は
シンシンです。
閉園まであと30分ちょっと、という時間にパンダ舎ではエサの補充が行われます。
いったん隣の部屋に移されたシンシン、何かに気づいた様子。
真「リンゴ!」
以前も紹介したトレーニングが始まりました。いわゆる「パンダ釣り」というやつです。
(※参考:「上野パンダのトレーニング・後編」)
真「まてー」
シンシンは相変わらず、両手を前に伸ばしながらおやつを追います。
真「えいっ」
棒に手が届き、リンゴが落ちました。
真「ばっちこーい!」
そういえば、出産後しばらくは目立っていた乳も見えなくなりました。
真「とりゃあっ」
必死に追いかけてます。
肉球さわりたい・・・
真「もうつかれたー」
真「ここまで棒おろしてよー」
座り込んでしまいました。しかしラクしておやつをもらえるはずもなく
真「しょうがないなあ」
また立ち上がりました。
もうちょっとでゲット!
真「おいしかったあー!」
もぐもぐ...
トレーニングの後は竹タイム。
それにしてもまんまるです・・・
後ろを向いたままこの日のパンダ舎は閉店となりました。
ところで、この日なぜ上野に行ったかというと・・・
(関東在住のパンダ好きな方にはおわかりかもしれませんが)
「パンダの日」を記念したトークイベントが開催されたからでした。
去年の10月28日、上野動物園でパンダトークイベントが開催され、パンダの日と宣言されたのです。
今回のイベントは、この10月28日にパンダが初めて日本に来てから40年という節目を記念して、これまで上野で暮らしたパンダの飼育に携わった方が続々と登場し、思い出を語るというものでした。
面白いエピソードをたくさん聞くことができたのですが、その詳しい内容はきっとほかのブログで詳しく紹介されていると思うので、ここでは気になったことをいくつか。
ひとつはエサの話。
フェイフェイは寝床に敷かれていたワラを食べてしまい、それからワラが大好物になったとか。
そういえばどのパンダかは忘れてしまいましたが、パンダ舎に敷かれていたクッションだかマットを食べてしまい、糞に混ざってたことでバレたという話も聞いた気がします。果たしておいしいのでしょうか・・・
またメキシコから短期貸し出しされたシュアンシュアンは、なんと肉を食べていたとのこと。そのためとても体が大きく(メスなのに体重140キロ!)、迫力があり怖かったそうです。
もうひとつは繁殖の話。
フェイフェイ・ホアンホアンの時代、クマ舎でメガネクマがいなくなり(多園転出?)、パンダ担当の方は代わりにアメリカクロクマを導入するよう働きかけたそうです。なぜなら、アメリカクロクマを使ってパンダの人工授精の訓練をするため。
「いかにパンダに負担をかけないか」を重視し、アメリカクロクマで2年も練習し、人工授精方法を確立したそうです。
それが実を結び、チュチュ、トントン、ユウユウの繁殖に成功したといいます。
ちなみにパンダに多大な貢献を果たしたアメリカクロクマですが、その後無事赤ちゃんが生まれ元気に暮らしたそうです。
また、シュアンシュアンに人工授精が行われた際はさまざまな電子機器を駆使したとか。
しかし超音波での画像診断は、シュアンシュアンの毛を少し剃らないと中がよく見えないことがわかり、上野所有ではなく「人の家のパンダ」であるシュアンシュアンにはそれがやりにくく、結局行われなかったそうです。
ちなみに現在、西園ズーポケットではパンダ来園40周年記念展が開かれており、普段は多摩動物園で展示されているランラン・カンカンのはく製や、
ランランが中国から運ばれてきた際に使われた輸送箱などを見ることができます。
輸送箱が意外に小ぶりなことが驚きましたが、ランランは当時小柄だったのでこの大きさで問題なかったのかもしれません。
個人的には、室内に貼り出されている、来園から今までのパンダの歴史が網羅されている年表が欲しくてたまりません。いま卒論でパンダ外交についての論文を書いているので・・・
本にまとめて出版してくれないかな...
<おまけ・以下食事中の方はご注意!>
トークイベントでは飼育員の方が収集した”トントンの糞のはく製”という驚くべきものが展示されました。
現在ズーポケットに置かれているらしいのでもう一度見に行きたいと思います。この日は望遠レンズしか持っていかなかったのでこんな写真しか撮れなかったんです・・・
ちなみに後ろに見えている特大う○こはフェイフェイのもの。「世界最大?」なんてコメントが付けられていましたが、確かに大きいです。ていうか大きすぎる!
実は上野には大学からの帰りなどにしょっちゅう行っているのですが、毎回カメラを持っていこうかどうしようか迷い、「重いからいいか」と諦めてしまうので写真がないだけなんです・・・
そんなことをしていたら上野パンダのカテゴリの記事が7月から書かれていないことに気づき、ようやく今回の更新となった次第です。
で、今回の主役は
シンシンです。
閉園まであと30分ちょっと、という時間にパンダ舎ではエサの補充が行われます。
いったん隣の部屋に移されたシンシン、何かに気づいた様子。
真「リンゴ!」
以前も紹介したトレーニングが始まりました。いわゆる「パンダ釣り」というやつです。
(※参考:「上野パンダのトレーニング・後編」)
真「まてー」
シンシンは相変わらず、両手を前に伸ばしながらおやつを追います。
真「えいっ」
棒に手が届き、リンゴが落ちました。
真「ばっちこーい!」
そういえば、出産後しばらくは目立っていた乳も見えなくなりました。
真「とりゃあっ」
必死に追いかけてます。
肉球さわりたい・・・
真「もうつかれたー」
真「ここまで棒おろしてよー」
座り込んでしまいました。しかしラクしておやつをもらえるはずもなく
真「しょうがないなあ」
また立ち上がりました。
もうちょっとでゲット!
真「おいしかったあー!」
もぐもぐ...
トレーニングの後は竹タイム。
それにしてもまんまるです・・・
後ろを向いたままこの日のパンダ舎は閉店となりました。
ところで、この日なぜ上野に行ったかというと・・・
(関東在住のパンダ好きな方にはおわかりかもしれませんが)
「パンダの日」を記念したトークイベントが開催されたからでした。
去年の10月28日、上野動物園でパンダトークイベントが開催され、パンダの日と宣言されたのです。
今回のイベントは、この10月28日にパンダが初めて日本に来てから40年という節目を記念して、これまで上野で暮らしたパンダの飼育に携わった方が続々と登場し、思い出を語るというものでした。
面白いエピソードをたくさん聞くことができたのですが、その詳しい内容はきっとほかのブログで詳しく紹介されていると思うので、ここでは気になったことをいくつか。
ひとつはエサの話。
フェイフェイは寝床に敷かれていたワラを食べてしまい、それからワラが大好物になったとか。
そういえばどのパンダかは忘れてしまいましたが、パンダ舎に敷かれていたクッションだかマットを食べてしまい、糞に混ざってたことでバレたという話も聞いた気がします。果たしておいしいのでしょうか・・・
またメキシコから短期貸し出しされたシュアンシュアンは、なんと肉を食べていたとのこと。そのためとても体が大きく(メスなのに体重140キロ!)、迫力があり怖かったそうです。
もうひとつは繁殖の話。
フェイフェイ・ホアンホアンの時代、クマ舎でメガネクマがいなくなり(多園転出?)、パンダ担当の方は代わりにアメリカクロクマを導入するよう働きかけたそうです。なぜなら、アメリカクロクマを使ってパンダの人工授精の訓練をするため。
「いかにパンダに負担をかけないか」を重視し、アメリカクロクマで2年も練習し、人工授精方法を確立したそうです。
それが実を結び、チュチュ、トントン、ユウユウの繁殖に成功したといいます。
ちなみにパンダに多大な貢献を果たしたアメリカクロクマですが、その後無事赤ちゃんが生まれ元気に暮らしたそうです。
また、シュアンシュアンに人工授精が行われた際はさまざまな電子機器を駆使したとか。
しかし超音波での画像診断は、シュアンシュアンの毛を少し剃らないと中がよく見えないことがわかり、上野所有ではなく「人の家のパンダ」であるシュアンシュアンにはそれがやりにくく、結局行われなかったそうです。
ちなみに現在、西園ズーポケットではパンダ来園40周年記念展が開かれており、普段は多摩動物園で展示されているランラン・カンカンのはく製や、
ランランが中国から運ばれてきた際に使われた輸送箱などを見ることができます。
輸送箱が意外に小ぶりなことが驚きましたが、ランランは当時小柄だったのでこの大きさで問題なかったのかもしれません。
個人的には、室内に貼り出されている、来園から今までのパンダの歴史が網羅されている年表が欲しくてたまりません。いま卒論でパンダ外交についての論文を書いているので・・・
本にまとめて出版してくれないかな...
<おまけ・以下食事中の方はご注意!>
トークイベントでは飼育員の方が収集した”トントンの糞のはく製”という驚くべきものが展示されました。
現在ズーポケットに置かれているらしいのでもう一度見に行きたいと思います。この日は望遠レンズしか持っていかなかったのでこんな写真しか撮れなかったんです・・・
ちなみに後ろに見えている特大う○こはフェイフェイのもの。「世界最大?」なんてコメントが付けられていましたが、確かに大きいです。ていうか大きすぎる!
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