目指せ、文學界人賞!!

~怠惰な己を叱咤激励~
 小説の進行状況を綴るブログ

東京奇譚集 その3.

2007-01-11 22:11:58 | Weblog
『どこであれそれが見つかりそうな場所で』

これまた結末としてはモヤモヤ感を残したまま終わるのですが、それを含めて読ませる
話でした。

読んでいて思ったのが、勿論村上春樹さんに限ったことでなく全ての小説家の方々
に言えることなのですが、細かい描写というか、その描写をするだけの知識を
しっかり持ってらっしゃるということです。

僕は、実はかなり世間知らずというか、知識が不足しております。

地図帳もしっかり見れないし、各地の特産品なんかほとんど知らないし、日本文化
についてもよくわかりません。

面白い小説を書こうとしたら、これは致命的だろうなと。

なので、ニンテンドーDSの「常識力」のソフトでも購入しようかなと思っております。

東京奇譚集その2.

2007-01-10 23:09:50 | Weblog
今日も東京奇譚集の一編だけ。『ハナレイ・ベイ』サーファーの息子を失った
母親を綴った短編です。

やっぱり村上さんはすごいと思った。

何ていうか、只の文章にとても引き込まれる。話の展開にあっと驚かされるといった
ことは一切ない話なのですが、それでもとても面白く読まされてしまいます。

これがプロの文章というものなんでしょうか。

東野さんや宮部さんも好きなんですが、文章だけを取り上げると僕個人としては
村上春樹さんが一番轢きつけられてしまいますね。

東京奇譚集。

2007-01-09 23:21:13 | Weblog
姉の仕事が始まる=俺の子守が本格化。

しんどいっす。

昨年までは子守の間、テレビを見たり勉強したりでしたが、今日は寝かしつけている
間に本を読みました。村上春樹さんの『東京奇譚集』。短編集です。

直ぐに赤ちゃんの目が覚めたので最初の作品しか読めませんでしたが、やっぱり
面白かったです。

そして、とても参考になりました。

僕が読んだのはゲイの調律師が出てくるのですが、僕がまた書こうとしているのも
ゲイの話です。

読み終えたときに、「ああ、こうやって書くのもいいかな」と思い立つことができ、
ちょっと嬉しかったです。

明日は子守も午前中だけですし、なんとか一冊読み終えたいです。

逃避。

2007-01-08 23:11:20 | Weblog
逃避というか、一時中断。執筆の中断じゃなくて、現在書いている話
『イイヤツ(仮)』から一旦離れます。

なんかもー、ホンマに分からんくなってしもたんで。

なので、再び以前群像新人賞に向けて書いていて間に合わなかった『友情結婚(仮)』
に手をつけようかと思います。

で、それと並行してまた小説を読んでいきます。

これで現状打開したいやね。

リアル。

2007-01-07 19:33:44 | Weblog
『出口のない家』が到着。流石アマゾン、仕事が速い。

この本は著者である小笠原さんの、老人ホームでの警備員としての実体験を書き綴った
ものです。詳しい内容は書きませんが、非常にリアルで臨場感があります。生々しい
と言った方が適切かもしれません。

自分の書きたい小説にも、大いに力になる一冊です。

まだ全部は読んでいないのですが、じっくり読み込んでネタの参考にしていきたいです。

へこむ。

2007-01-06 22:32:54 | Weblog
主要人物二人の心情を交互に書きつつ1500字。

何か・・・書けば書くほど面白いと思えなくなっていく。

へこむわ~。自分が当初思い描いていた最大の見せ場に持っていこうとすると
リアリティーが無くなってしまう。

リアリティーを出そうとすると思い描いていた終着点から大きくかけ離れてしまう。

あ~、イライラする。あ~、イライラする!

やはり、当初自分が思い描いていた最も伝えたいという部分を前面に押し出さなければ
小説を書く意味は無いだろう。そうじゃないと書いてても納得できるわけないし。

・・・ということはあれか?物語の大枠から崩していかなあかんってことか?

一晩じっくり考えてみよう。

やっぱり購入。

2007-01-05 21:41:27 | Weblog
図書館で閲覧すると言っていた「出口のない家」。

やっぱり手元に置いてじっくり読んだほうがいいと思ったのが理由の10%、
物を買うのが好きというのが5%、
残りの85%は、図書館に行くのが面倒くさいからです。

口論のあとの心情はまだじっくりと考え中ですが、購入予定の本もしっかりと参考
にして、しっかり作りこんでいきたいです。

出口のない家。

2007-01-04 21:31:04 | Weblog
会話の攻防は終了。計2000字ほどになりました。明日は会話後の二人の心情を
書き連ねていきたいです。

が、その前に参考資料としてアマゾンで本を探していると「出口のない家」というのが
ありました。

すぐさま購入しようかと思ったのですが、値段が結構なものなので中止。図書館で
検索したら発見したので閲覧してこようと思います(持ち出し禁止だった)。

明日も頑張っていきませう。

会話の攻防。

2007-01-03 23:17:27 | Weblog
昨晩、布団の中であれこれ考えていると余計にわからなくなってきた。
全体の構成とかそんなレベルでなく、話そのものがわからなくなってしまった。

そこで、話の中での最大の分岐点である主要人物二人の言い争いを書いてみることにした。

ま~、書きやすいこと。

遅筆の自分としては珍しく1000字書けてしまった。そしてまだ言い争いは
終わっていない。

明日には口論を書き終えて、いいかげんに話の方向性を完璧に決めたいと思います。

どうすべぇ。

2007-01-02 21:31:09 | Weblog
か~な~り久々に小説を読んだ。作品は遠藤周作さんの

『真昼の悪魔』。

今書こうとしている小説にかなり相通ずるものがあるので、その辺りの参考にも
改めてなればと思って読み返してみた。

で、読んでいるうちに思った。

前々回のブログで主要人物の心情を書き表すことができないので悩んでいるというような
ことを書いたのですが、物語の視線を二人にして、交互に進めていこうかなと。

何故かついさっきまで、主人公は一人だけでその目線からしか話を追えないと
決め付けていたのですが、それ自体をひっくり返してしまえばもっといいのが
出来る・・・・のか?

プロットが出来てからあれこれと悩んでいますが、今晩も就寝時にあれこれと脳内で
話を展開していきそうです。