衝撃タイトル。

何か面白そうな本はないかなと、近所の古本屋にお出かけ。

劇団ひとりの『陰日向に咲く』をパラパラと捲ってみるが、イマイチ気が乗らなくて
棚に戻す。その後もいくらか本棚を見回してみると、衝撃的なタイトルに直面。
その名も

『中国人を黙らせる５０の方法』

・・・なんちゅータイトルや。

どちらかというと右よりの自分は、タイトルに驚きながらも手に取り読んでみた。
かなり面白くて10分ほど立ち読みした後に購入。

ただ、その内容は中国を一方的に嫌悪してコケにするといった内容ではなく、客観的な
データを元にした、報道では伝えられない中国の現状を伝えるといったものでした。

面白かったというか目に留まった文章としては、現在中国では大学や留学の価値が
大幅に低下して、大卒者たちの2割が就職難の状況にあり、反日デモに参加した
若者が翌日に日本企業の就職説明会に参加することもあるということ。

あとは、中国企業に対して外国の投資機関が大量に金をつぎこんでいるが、パッと引き上げる
可能性が十分にあるとか。

読んでいて感じたのが、現在の中国は一昔前のバブル時代の日本に近いようだと
いうことです。

先日、日本の投資信託では中国株に投資しているところが大儲けしているという
発表がありましたが、昔の日本と同じようにある日突然バブルが弾ける危険性を
はらんでいるようです。

やはり、目先の利益を求めた海外企業への投資は控えて、優良な日本企業への長期投資
が安全なのではないでせうか。

僕は「さわかみ投信」一筋で、気長に投資していきます。