私を辞めない

少しずつだけど変わっていく
景色

もう会わなくなった人
着なくなった服
似合わなくなった髪型

すべてが私の景色から
消えていく

時々思い出すものも
あれば
忘れ去った物もある

私もそうやって
忘れられて行くのかな

例え忘れられたとしても
私は私であることを
辞めないでいよう
私を好きで居てくれる
人達のために

本で得られるもの

生きるヒントや教訓が
得られる本が好きだ

それも　ストーリーの中に
これ見よがしではない形で
潜んでいるような本が好きだ

どんなに素晴らしい本と
出会っても
読み取る心がないと
何の意味も持たない

傷ついたり
乗り越えたり
人を思いやったり

そんな経験がない心で
本を読んだって
なにも響かない

農夫が土を耕すように
心も耕しておこう

正しい場所

どれだけの人が
行きたい場所で生きているのかな？

すごい才能を持っていても
その人に必要無ければ
何の価値も持たない

才能がないのに
好きというだけで
その世界で生きていこう
とする人もいる

どこで生きるのが
正しいのかな

同じ地球なのに
同じ人生で
進む秒針の早さも
同じなのに

ただの人間だから

同じ人間なのに

みんな同じ臓器をもって
同じように呼吸している
ただの生物なのに

人間は
優劣や
上下をつけたがる

属している組織や
関わっている人間で
態度が大きくなる

何もない
孤独な場所でも
ほんとうにそんな風に
振る舞えるのか？

私は
どんな時でも
私でいよう

人と比べたり
組織に流されないで

人の生き様を笑う人間には
ならないでおこう

毒を吐く友人の事

会うと必ず毒を吐く友人がいる
家庭の事　仕事の事　子供の習い事の事

毒をまき散らされたくないから
会わないでいた

この前　久しぶりに会ったら
会わない分　毒が濃くなってた

私に会うまで　毒を溜めてた
みたいだ

会わないに限る

彼女は私の人生のリストから
消された