DARMA☆KANTI(ダルマ☆カンティ)/DarmaKayna(ダルマ・カイナ)

インドネシア、バリ島の竹のガムラン、リンディック(ティンクリック)を演奏するユニットです。

ダルマの珍道中in秋田~最終日

2014-11-23 | 徒然日記
ダルマ☆カンティin秋田Running man
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秋田3days、いよいよ最終日。
予定では、朝からみんなで観光、夕方発のアカイデンシャで帰るはずが、ちょうど今晩、大型台風が東京を直撃するらしい。

社会的かつ計画的なメンバーは、事前に早い時間のデンシャに変更、三々五々、東京への帰途につく。
刹那的かつ無計画なメンバーは、当日に、早い時間にはもう空きがなく変更できない事を知る。

「明日は明日の風が吹く」
といったら聞こえはいいが、
「明日は明日の大暴風が吹く」
にならない事を祈るばかり…チーン。


ノンキな面々、お世話になったスタジオの片付け&お掃除を手伝いながら、、
「ラーメン食べたいっ!!」
という事で、秋田で人気のラーメン屋「末廣」に。

オススメのアサリラーメン。
「あたしが大好きな京都のラーメン屋と同じ香りがする!」
と思ったら、京都駅そばにある「新福菜館」の姉妹店でした。
我がラーメン人生にくるいなし。


そして秋田県立美術館。

昨年リニューアルされたばかりの建物は、とっても近代的。
みんなが楽しみにしていた、藤田嗣治の大壁画は大迫力!
この絵に描かれている、秋田の行事、いつか生で観てみたいな~。

と思っていたら、早速、
昨日、なまはげが叫んでいたイベントで、西馬音内(にしもない)の盆踊りを観る事ができました。
10月の秋田はもうすっかり寒くて、盆踊りって感じではないのにラッキーー!!



さっき観た壁画のポーズを見つけたり(そのふりがバリ舞踊にもある)、
お囃子のかけ声を覚えて一緒に歌ったり。
毎年8月に行われる本場、羽後町では、もっと大勢のお囃子と踊りが、夜更けまで続くんだそう。



編み笠を深くかぶってお顔が見えない、、この白いうなじに男性はゾクゾク。
女性にとっては「端縫(はぬ)い衣装」が気になる~。
家にある端切れを縫い合わせて作るそうですが、この色合わせにセンスを感じます。



黒い頭巾をかぶっているのは亡者を思わせる「彦三頭巾(ひこさずきん)」。
大切に芸能を継承してきた祖先への感謝の意を表す、とも言われているそうです。
そして、女性がわざと帯を下に巻いて、男性風に勇ましく踊る事もあるそう。
バリ舞踊でいう「ブバンチハン」、バリも秋田も似た表現方法があるんですね。
(なんでもバリと比較してしまう悪いクセ。笑)



大満足の観光を終えて、アカイデンシャに。
車内ではモチロンあれ……みんな好きね。

ちなみに、心配していた台風の影響ですが、、、
奇跡的に帰宅するまで一度も傘をさしませんでした。
なんてったってダルマ、風神さま&雷神さまを味方につけてますから~~。




楽しかった!AKITA!!
ライブに来て下さったお客様、
お世話になった「Runninng man」のスタッフの皆様、
そして旅芸人一座ダルマのみんな、
楽しい時間を一緒に過ごせて良かったです。
ありがとうTerima kasih!!

~完~

そうそう、これ、ご縁を感じるね~。
魚(さかな)に神(かみ)と書いて、鰰(はたはた)。
雷神を呼ぶ魚と言われているらしい。
秋田の雷神さま、どうもありがとうございました。



(photo : kyoko & maso)
(text : maso)

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