【Round10:千の塔の街】
程なくチェコへ到着。吾輩やっぱ体力少なくなってるのだろうか?
疲れてるのか眠たくて仕方が無い。
バスでホテルに着いた後、まあ出歩ける時間ではあったが、寝てしまった。
明日の為の充電である。・・・と思ったが、思い直してやっぱり起きた。
死んだ後に幾らでも眠れる、立って歩け歩けである。
チェコの首都プラハは「千の塔の街」とも言われる。とにかく尖塔が多いのだ。
昔話やゲームの世界がそのままといった風情。
街の雰囲気を言い表すならば"魔法のかかった街"魔法使いの店とか有りそうである。
吾輩、死に体に鞭打って出た夜の散策であるが、すぐに力が沸いて来た。
夜景がとみに美しい。幻想的ですらある。
大抵の都市は無機質感が否めないが、プラハには中世の味わいの濃い街角が多い。
夜になり、街に闇夜が流れ込むと、その魔法が更に強まるようだ。
街の形はブダペシュトに近い。真ん中を走っているのはヴァルタヴァ川である。
街の夜景を一望すべし!という事で山の上の展望台を目指す事にした。
目指す展望台はプラハ城の南側の山頂。
ヴァルタヴァ川に出た。対岸に見えるのは世界遺産プラハ城。
カレル橋を渡る。カレル橋の左右には15対の聖人像が立っていて、フランシスコ=ザビエルの像まである。
夜のカレル橋の上から見るプラハ城。絵になるのう。
疲れた脳もあってか、ハイテンションの吾輩。すげーとかうおーとか奇声を発しつつ進む。
【Round11:千の塔の街で破綻】
しかし吾輩の旅、破綻は付き物である。
目的の展望台、山である。
頂上までケーブルカーが走っているのであるが、走ってない。
どうやら店じまいしてしまったようだ。
「仕方が無い」吾輩、徒歩で山を登り始める。
登山路は左右に大きく蛇行しながら緩やかなスロープを描いている。
しかし吾輩はスロープ無視。山頂に見える展望台目指して一直線に進む。しかも駆け上がる・・・疲れてるのに。
いつしか道なき道へ。うおーとか負けるかオラーとか言いながら、ガンガン踏破。
ゼーゼー言いながらやっと着いた展望台。ここから見える風景は格別であろう。
「ありゃ?・・・閉まってる。」
ガ━━ΣΣ(゜Д゜;)━━ン
展望台閉店、疲れ百倍である。・゜・(ノд`)・゜・。
まあ落ち着いて考えれば、そもそもケーブルカーが止まっている時点で、
その上にある展望台だけやってる訳が無いのだ。
「日本では7時くらいだろうか・・・
吾輩がチェコで山駆け登ってガックリしながら下山してるなんて
誰が想像するであろう・・・」などと思いながら下山。
駆け上っている時は気付かなかったが、
山からゆっくり降りている時に吾輩の視界を満たした眺望は、
それはそれは美しいものであった。
人生の教訓のようであるな。
ホテルに戻って電池切れ。就寝。
程なくチェコへ到着。吾輩やっぱ体力少なくなってるのだろうか?
疲れてるのか眠たくて仕方が無い。
バスでホテルに着いた後、まあ出歩ける時間ではあったが、寝てしまった。
明日の為の充電である。・・・と思ったが、思い直してやっぱり起きた。
死んだ後に幾らでも眠れる、立って歩け歩けである。
チェコの首都プラハは「千の塔の街」とも言われる。とにかく尖塔が多いのだ。
昔話やゲームの世界がそのままといった風情。
街の雰囲気を言い表すならば"魔法のかかった街"魔法使いの店とか有りそうである。
吾輩、死に体に鞭打って出た夜の散策であるが、すぐに力が沸いて来た。
夜景がとみに美しい。幻想的ですらある。
大抵の都市は無機質感が否めないが、プラハには中世の味わいの濃い街角が多い。
夜になり、街に闇夜が流れ込むと、その魔法が更に強まるようだ。
街の形はブダペシュトに近い。真ん中を走っているのはヴァルタヴァ川である。
街の夜景を一望すべし!という事で山の上の展望台を目指す事にした。
目指す展望台はプラハ城の南側の山頂。
ヴァルタヴァ川に出た。対岸に見えるのは世界遺産プラハ城。
カレル橋を渡る。カレル橋の左右には15対の聖人像が立っていて、フランシスコ=ザビエルの像まである。
夜のカレル橋の上から見るプラハ城。絵になるのう。
疲れた脳もあってか、ハイテンションの吾輩。すげーとかうおーとか奇声を発しつつ進む。
【Round11:千の塔の街で破綻】
しかし吾輩の旅、破綻は付き物である。
目的の展望台、山である。
頂上までケーブルカーが走っているのであるが、走ってない。
どうやら店じまいしてしまったようだ。
「仕方が無い」吾輩、徒歩で山を登り始める。
登山路は左右に大きく蛇行しながら緩やかなスロープを描いている。
しかし吾輩はスロープ無視。山頂に見える展望台目指して一直線に進む。しかも駆け上がる・・・疲れてるのに。
いつしか道なき道へ。うおーとか負けるかオラーとか言いながら、ガンガン踏破。
ゼーゼー言いながらやっと着いた展望台。ここから見える風景は格別であろう。
「ありゃ?・・・閉まってる。」
ガ━━ΣΣ(゜Д゜;)━━ン
展望台閉店、疲れ百倍である。・゜・(ノд`)・゜・。
まあ落ち着いて考えれば、そもそもケーブルカーが止まっている時点で、
その上にある展望台だけやってる訳が無いのだ。
「日本では7時くらいだろうか・・・
吾輩がチェコで山駆け登ってガックリしながら下山してるなんて
誰が想像するであろう・・・」などと思いながら下山。
駆け上っている時は気付かなかったが、
山からゆっくり降りている時に吾輩の視界を満たした眺望は、
それはそれは美しいものであった。
人生の教訓のようであるな。
ホテルに戻って電池切れ。就寝。