ダプール・バリ 神々の島の台所

インドネシア・バリ島から愛をこめて。

最近読んだ本

2014-07-21 01:38:52 | 日々雑記

「原子力と人間 ― 闇を生む光」。
著者: 小林公吉、
2005年、菁柿堂 より出版。



26年間、高校で物理学を教えていた著者が、その経験を生かして“原子力”をわかりやすく解説した本です。
2011年の原発事故が起こる前に書かれた本というせいか、とても落ち着いて冷静に書かれているような気がします。
何がどう危険なのか、生半可な知識で闇雲に騒いでいた自分を戒める意味でも
そしてきちんと勉強して、それを自分の子供たちやダンナにインドネシア語でまず理論的にも説明できるようになるためにも
ちゃんと読んでみました。

読んだ感想としては、やはり「原子力発電はいらない」と思いました。
当然ですネ。
帯には「1990年の生活レベルにもどして、原子力のない暮らしをしよう!」と書かれています。
私自身は、いっそのこと江戸時代に戻ってもいい、とさえ思っています。

そう、いっそのこと戻れれば。

寿命が短くたって、ちょっとした病気で死んだっていいのです、私は。
医療技術が、近代的生活が、なんて思ってたら、そもそも私はバリに住んで国籍まで変えたりしませんでした。
だからといって身体を大切にしない、というわけでは決してありません。
そのあたりのことは、またおいおい書くとして。

私は、自分の一生を、「どう死んだか」ではなく、「どう生きたか」に重きを置きたい。

一生懸命、生きようと思います。








バリ島ウブドの情報はここ!

【APA? インフォメーション・センター】 お宿・アクティビティやスパのご予約、トランスポートなど、日本語で安心&快適滞在をお手伝いします。