スペイン野球記2

地中海の風                 ~セミプロ野球(FCバルセロナ)の後半戦の記録~
  

阪神タイガース2年ぶりのリーグ優勝!!

2005年09月29日 | スペイン野球記2
                   ▲優勝してさらにラブラブモード!?

2005年9月29日(木)
阪神タイガースが地元甲子園で巨人に5ー1と勝利して、
2年ぶり9度目の優勝を遂げました!

 先発は最多勝を目指す下柳。
緩急自在の投球で5回を無失点。
その後、藤川、ウィリアムズ、久保田
今年の象徴である必勝パターン『JFK』で試合を締めくくりました!
 阪神の藤川球児投手は29日の巨人最終戦(甲子園)で7回から救援し、
今季79試合目の登板となって、シーズン最多登板のプロ野球記録を樹立しました。

藤川は腕が細そうで、顔は泣きそうなのに、球速150km超えるし意外性タップリ!

「良くやったー!」

リーグ優勝おめでとう!

バルセロナには飛び込めそうな川がありませんでした…
どなたか教えて下さい(※日本一用です)!

50. 選手達(~食べる編~)

2005年09月29日 | スペイン野球記2
             ▲試合中のベンチの様子

新庄がメッツにいた頃、入団すぐの4月の試合中にベンチですでに
「モグモグ!」
さすが順応性の早い男と思い、関心したことがあります。
 そうです、よくメジャーの試合でモグモグ口を動かしている選手がいますが、それは、ガムを食べているか紙タバコをしている、あるいはひまわりの種を食べていることが多いのです。
 
そんな光景をブラウン管を通して目にすることがありますが、我がチームでもよく食べています。
何を? そう、それはひまわりの種、かぼちゃの種、訳の分からない種。
成分分析すると全部 「種…!」
 「お前は小動物かー!」
って突っ込み入れてみるのもつかの間、口に入れてみるとこれが意外とうまいのです!
アメリカやスペインでも人気のこのひまわりの種(イギリスはX)、
日本で手に入れるのは意外と困難なのです。 

 私もアメリカから日本に帰国して間もない頃、どうしてもひまわりの種が欲しい!と思い、ペットショップに行って(ウサギ、リス用の)ひまわりを買ったのを覚えています。

しかし、実際に袋をあけて食べてみたら、やっぱり小動物用なので、ローストされておらず、味は無くて、全然美味しくなかったのを覚えています。 
(←動物用は美味しくない…)

日本での草野球チームメートで三浦半島に住むムコさんという方にはどうも特殊ルートがあるらしいのです。(フムフム…)
外人のツテで横須賀のベース(基地)から仕入れるルートがあり、久々に横須賀の試合で会うと、
「お兄さん、いいブツが入りましたよ!」
とよくニヤニヤ教えてくれるのです。

「ひまわりの種…」 そう、太陽のエネルギーをいっぱいに含んだこの種は滋養に優れて、鉄分も含まれているので、エネルギーの素になるといわれています。
そして、ひまわりの種を食べる手順としては:

片手で種を一つかみ
→口に全部入れる
→右のほっぺの空間にまだ種入りのひまわりを入れる
→一つ舌で真ん中に持ってくる
→歯の形に沿って種にヒビを入れて、種を舌で中の実を取り出す
→殻になった種を外に飛ばす 
 あるいは 左のほっぺの空間の中に含めて まとめて捨てるというパターンもあ ります。

口から殻を飛ばすときは、あくまでツバでペッ!ではなく
「フー!」と吹く感じで、空気で飛ばすのです。

下品に思われるかもしれませんが、Titanicのローズではないですが、
コレ意外と楽しいのです。

これらの一連の動作は全て口の中で行われるため、
MLBの選手を見るとみんなモグモグがんばっているように見えるのです。

最初の頃は慣れずに悪戦苦闘する人もしばしば。慣れるとその一連の動作がリズムになっている人も多いようです。

ひまわりの種にもたまに「ハズレ」もあり、
何も入っていない種、訳の分からない種が混合されていたり、ひどいときは、「塩の塊」だったりすることもたまにあります。
(そういう時に限って打球が飛んでくるので、ダブルピンチには気をつけましょう!)

 スペインでは郊外や田舎に出るとひまわり畑をよく目にします。
そして、我がチームでもみんな良く食べてモグモグしています。
後ろポケットに一掴み入れて…

改めて「どうしてそんなの食べるの?」と聞かれると困りますが、
一歩引いて冷静に分析してみると…
多分おやつで出ても食べないと思います。

ただ、中途半端に暇な時だったり、平凡な長距離運転だったり、
何かを見ているだけの時に、味ではなくこの行為自体が面白いのかもしれません。

人は何かを見ながらモグモグ出来るので、
外野守備で「モグモグ」
 ベンチで「モグモグ」
バッターで「モグモグ」!

「無心」がキーワードかも知れません。
運転中にガムを噛むのと同様、

「眠気覚ましに最適!」が私の結論です。

野球用のひまわりの種を…

「うさぎやリスにあげるのは、塩分が強すぎるのでやめましょう…」

ついにマジック1!

● ~阪神優勝~

2005年09月29日 | 阪神タイガース
                     ▲岡田監督、宙に舞う!

冬の時代→野村監督→星野監督→岡田監督

星野監督の後を継いだとは言え、
JFKの確立、
鳥谷&若手投手の育成…と、
岡田イズムを示してくれた。
これぞ、岡田野球の真骨頂!
夢をありがとう!