カゼミチ

日々のったりとした日記。

やるせねぇ……

2015-03-14 23:13:14 | Weblog
ダークフェアリー観たよー。

若干の説明不足感はありますが、ダークファンタジー映画としては十分に楽しめるかと。
キムの過去はそのうちサリーに話すとかなんかあるだろうと思ってたらまさかのなし。
まあ、何通りか想像できそう(両親に捨てられた。事故で失った。離婚した。虐待)だから、わざわざ説明する必要なしって感じなのかしら。
脚本はパンズ・ラビリンスと同じ方なんですね。
すっごいトラウマ映画だった。
あれただのファンタジー映画として観たらどえらい返り討ち合う。

両親は娘のことを考えているようでその実、自分優先という印象。
母親よりは父親のほうが娘のことを考えているかもしれませんが、それでも多少はって感じ。
仕事やお金のことといろいろと考えることがあるから致し方ないとは思うけど。
娘の言動を精神的なモノとして判断を下し、精神科医かな。それに頼ってあとは仕事だなんだでひでぇ父親だと思わなくてもないけど、
大人から見たら子供の行動言動は妄想、遊び、構ってほしいからの行動って判断もある意味仕方ないのかも。
もっと構ってやれとか真剣に話を聞けと思っても生活のためにやらなければならないこともあるしなあ。
でもまあ、父親よりキムのほうがすごくしっかりしてますが。
ダメ父親って印象はぬぐえない。

ラストすごいやるせない。
あれは子供であれば殺される(喰われる?)大人が地下に引きずり込まれたら奴等の仲間になってしまう。ということでいいのかしら。
だとしたらすごく気持ちが沈むのですが。
だって、サリーのことを考え助けてくれようとしたキムが、ラストはあの怪物の仲間になって次の子供を襲うかもしれないのですよ。
引きずり込まれたのもサリーを助けるためだったのに、それが奴等の仲間になったかもしれないなんてすごく気持ちが沈んで、ちょっとそんな最後はないだろ!?ってなる。
ハッピーエンドでも、いいじゃん……。
ばあちゃんが犠牲になったらどうしようって思ったけど、そんなことなくてそこはすっごい安心した……。

怖いというか、このラストのやるせなさで気持ちが沈みまくります。
もう一回観たいなとは思う。
多少説明不足、強引展開と思えなくもない進ませ方だけど、面白い映画。
返す前に観れそうならもう一回観る。
明日は掃除が終わったら「アイ・フランケンシュタイン」観る。
コメント
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