団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

ドイツ

2007年09月15日 | 太陽光発電

  

久し振りにドイツの太陽光発電の導入量の記事がありました。

  日刊工業新聞

  太陽光発電の国別累計導入量、ドイツが286万kwで首位

 太陽光発電の国別累積導入量で、ドイツが286万キロワットと日本の170万キロワットを110万キロワットも大きく引き離し、断トツの世界首位となった。国際エネルギー機関(IEA)の太陽光発電システム研究開発協定がまとめたもので、自然エネルギーからの電力を、電力企業が販売する価格より高い価格で強制買い取りさせる「フィード・イン・タリフ制」で太陽光発電を設置するドイツの伸びが際立ち、逆に補助金の打ち切りや結晶系太陽電池原料の確保難に陥っている日本は伸びの鈍化が目立っている。

 IEAは同時に、05年の累積導入量でもドイツが191万キロワットと日本の142万キロワットを50万キロワットも引き離しトップになったとの修正も行った。当初は日本とドイツが拮抗した数値だった。06年までに世界が導入した太陽光発電の累積量は569万キロワットと05年を36%上回った。(更新日 2007 913日) 

  これは何時の時点の統計なのでしょうか。相変わらずこの手の統計はあいまいですね。それだけ掴み切れないと言うのかもしれません。
  05年の数値も修正ですか。数字ばかりを追いかけていても仕方無いと言えば創ですが、やはり、せめて近い数字は早くつかみたいものです。それだけ太陽光発電事自体が急成長にあり業界のまとまりも無くはっきりとした数字が掴みきれないのでしょうか。

  尤も、私が、そんな数字に拘泥している間に思っている以上にドイツと日本の差は広がっていたと言うことです。その点では、私の営業時に感じた日本の太陽光発電の停滞は本物だったのかもしれません。

  第2861回で取り上げた政府全庁舎屋上への太陽光発電設置など、少しはやる気になっていたようにも見える安倍さんの方針が次の総理に受け継がれるのかこれも心配です。こんなことやっていたら、本当に気がついたときには世界のエネルギー最貧国になっているような気がします。

もう望みはないのかも!


シリコン

2007年09月14日 | 太陽光発電

  第2253回のシリコンについて調べたときに出てきた株式会社SUMCOがシリコンの事業拡大を決定したそうです。

 EDリサーチより 2007911

 SUMCOが太陽電池用多結晶ウェーハ事業を拡張、伊万里に新工場

 SUMCO07910日、急速に拡大しつつある太陽光発電需要に対応するため多結晶シリコン・ウェーハの事業拡張計画を決定した、と発表した。事業規模は1GW/(発電能カ換算)相当のウェーハ生産を目標に、第1ステップとして原料のポリシリコンが確保できた300MW/年相当生産の新工場の建設を行い、ポリシリコン調達に応じ、順次拡張を進めて行く。新工場は伊万里300mmシリコン・ウェーハ工場(伊万里第5工場)の隣接地に建設する。製造方法は従来より改善開発を進めてきた同社独自の電磁鋳造法改善タイプを採用する。SUMCOの人材、技術を投入し、SUMCO本体の事業として競争力のある事業展開を図るという。

 新工場の所在地は佐賀県伊万里市山代町伊万里団地(SUMCO伊万里第5工場隣接地)。敷地面積は51220m2。生産規模300MW/年。投資金額は約145億円。操業開始は09年春より順次立ち上げ。従業員数約100名。

参考:http://www.sumcosi.com/ir/index.html

  2007.09.10 太陽光発電用シリコンウェーハ事業拡張に伴う新工場建設について

  この株式会社SUMCOと言う会社は勉強不足で殆ど知らなかったのですが沿革会社プロフィールを見ているととんでもない会社のようです。

  三菱マティリアル株式会社 と 住友金属工業株式会社が主要株主だそうです。こういう会社が太陽光発電用シリコンウェーハの増産に力をいれるということは期待が持てそうです。

 混迷する日本の政治には期待できそうもない今、第2894回の新日鉄など民間の大手の参入や今回のニュースなどシリコンの前途に明かりが見え出したような気がします。何とかこれが軌道に乗って太陽電池のコストダウンと増産がどんどん進んでくれることを期待したいものです。

もう日本の政治は終わったのかも!


キャパシタ

2007年09月12日 | エネルギー 環境

  第2772回などで取り上げたキャパシタの話題を久し振りに見つけました。今度は日本じゃなく海外の話題です。

 WIRED VISION NEWSより

 5分の充電で800km」新キャパシタ電気自動車 Charlie Sorrel 20070907

 米IBM社の元社員らが率いる米EEStor(テキサス州)は、バッテリー技術の世界に、長らく待望されていた革命を起こそうとしている。

同社のバッテリーはキャパシタを利用しており、電気自動車の走行距離を、5分間の充電で約800キロメートルが可能になるよう飛躍的に増加させることができるという。

従来のバッテリーは、電気エネルギーを化学エネルギーに変換して蓄え、再び電気エネルギーに変換して使っている。この変換過程に時間がかかるのが、バッテリーの充電が、場合によっては何時間もかかる理由だ。

その点キャパシタは、エネルギーを電荷として、絶縁された2枚の金属板の間に蓄える。言わば静電気が今にも放電しそうな状態にするのだ。

最近までは、金属板の絶縁に限界があるため、蓄電できる量はごくわずかだった。金属板の間で電気が「漏れ」ると、バッテリーの放電が起こる。

では長所は何かというと、短時間で充電ができることだ(それに、放電が速いことも、用途によっては長所となりうる。カメラのフラッシュなどがその例で、現在でも既にキャパシタが使われている)

EEStor社は絶縁体にチタン酸バリウムを用いており、エネルギー密度を通常のバッテリーの10倍にできると発表している。

この技術は今年中にも実用化され、まずはEEStor社に出資を行なっているカナダのZENN Motorの電気自動車で使用される。

AP通信の記事「テキサスの新興企業、バッテリーに替わる新技術を発表」から、ZENN社のIan Clifford最高経営責任者(CEO)の言葉を引用する。

電気自動車業界のアキレス腱は、エネルギーの貯蔵だった。間違いなく、これによって内燃機関は不要になる。

これが身近な携帯機器に搭載される日が待ちきれない。『Consumer Electronics Show(CES)のような大規模展示会に行っても、コンセントの前に行列を作らなくて済む。少なくとも、「一瞬だけコンセントを使わせてもらっていいですか?」という言葉が、文字通りのものになるわけだ。

[日本語版編集部注:AP通信の記事によると、この技術では通常のコンセントは使えない。非常に高い電圧をかけることが必要(Maxwell Technologies社の技術と比べた場合、10倍の電圧が必要。)]

  キャパシターの話題もこうやって時々は出てきますが、太陽電池と同じで実際に物になるのはまだまだ先のようですし、どれが本当に物になるのかも分からないところがあります。
  しかしながら、日本の
株式会社パワーシステム日本電子も何時か物にしてくれると期待はして待っているのですが、なかなか良いニュースは聞けません。
  それでも、こうやって世界中で諦めずに開発していれば何時かは画期的な成果が出ることもあるのじゃないでしょうか。
  兎に角、キャパシタが本物になれば世界のエネルギー事情は全く変わるはずです。太陽光発電だって夜に利用することも出来るのですから弱点は一気に解決です。そうなれば、分散型のエネルギーで各家庭のエネルギーをまかなうことは夢じゃなくなります。

早く、どこかが開発してくれないでしょうか!


早明浦ダム

2007年09月11日 | 日記・その他

  第2909回で我が家の太陽光発電が8月になって絶好調が続いているのはありがたいが、余りに雨が少ないので、こうなると早明浦ダムの貯水量が心配になってくるなんて書いたらどうやら冗談で無くなったようです。

  四国新聞より

  早明浦ダム貯水率70%切る-再び渇水の恐れも 2007/09/09 09:27

 7月中旬の台風4号による大雨で一気に水不足が解消した早明浦ダム。あれからわずか2カ月。8月中旬以降まとまった雨がなく、貯水率はみるみる低下、8日にはついに70%を切った。この先一週間、まとまった降雨の見込みはなく、四国地方整備局は今週中にも吉野川水系水利用連絡協議会で取水制限などの対応を検討する予定だ。残暑の厳しいこの時期に再び水不足が芽を出し、1年に2回の渇水という異例の事態が現実味を帯びてきた。

 8日午後8時現在の貯水率は68・7%(平年値82・9%)で、連日約2・5ポイントずつ低下している。

 今年は年明けから続く少雨のため、冬渇水から夏渇水へと突入し、貯水率は7月2日に23・4%まで低下。梅雨前線の影響で50%程度に改善した後、7月14日に四国地方に接近した台風4号で400ミリ以上の雨が降り、一気に100%に回復した。

 その後も台風5号などの降雨で、貯水率は平年値以上で推移。ところが、8月中旬からは少雨傾向に戻り、貯水率は8月16日に100%を切って以降、再び低下に転じた。

 上流域の9月の平年雨量は台風による降雨が多いため489・4ミリに上るが、6日までの9月の雨量はダム上流域が16・5ミリ、下流域が10・5ミリにとどまっている。

 今後の降雨の見通しについて、高松地方気象台は「気圧の谷などの影響で雲が広がりやすい日はあるが、向こう1週間はまとまった雨は期待できない」としている。

  今回の9号台風も四国には殆ど影響が無かったので当分は雨は期待できないのかもしれません。それにしても、梅雨と台風以外は殆ど雨が降らないと言う異常気象が年の初めから続いているということになるといよいよ温暖化により香川の天候が変わってきていると考えたほうが良いのかも知れません。
  こうなると何時までも台風による奇跡待ちなんてことをやっていたら大変なことになりそうです。今やダムの時代ではないかもしれませんが、香川にはもう一つ早明浦ダムが必要な気がします。
  根本的に手を打たないと、節水なんて奇麗事ではどうにもならない危機がそこまで来ているのじゃないでしょうか。

早く手を打たないと!


イチロー選手

2007年09月10日 | イチロー選手

  イチロー選手が今年の最低限の目標(私が勝手に思っている)である200本安打を達成しました。比較的早かった方でしょうが本音としては8月後半にでも達成して欲しかった。

  相変わらず勝手なファンの思いですが、常に最高を期待させるイチロー選手の凄さでもあるのかもしれません。そんな勝手なファンの思いを代表するような記事がありました。

9月6日付 よみうり寸評

 〈鬼が笑う〉というが来年、再来年の予想をしたくなった。イチローの200本安打のこと。米大リーグ史上3人目の7年連続を達成したが、来年も続ければ、史上トップの8年連続に並び、再来年もなら、前人未到の達成だ◆ご本人は「もう来年のことですか」と苦笑しているが、実績を思えば、鬼がそう笑う話でもなかろう。可能性十分と思う◆他の記録なら、彼はすでに数々の前人未到をなしとげてきた。日本では7年連続の首位打者、米国でも年間262安打は大リーグ新記録だし、今年のオールスターゲームで放ったランニングホームランも史上初だった◆7年連続200本にしても、新人デビューからの連続はこれも初。来年、8年連続で並ぶ記録は1894~1901年にW・キーラーが達成したもので、100年以上も昔だ◆近代野球に限れば、すでに米大リーグトップタイなのだ。さて年間200本安打は「連続」でなければ、上には上がいる。断続だが、球聖タイ・カッブは9回、ピート・ローズは10回も記録している◆イチローには上の上を期待する。

  イチローに対する期待度の現われとも言える面白いランキングが発表されていました。

 (816日(木)~20日(月)、自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員の、高校生、専門・大学生、20代社会人、30代、40代の男女、各200人、合計2000人にインターネット調査したもの)だそうです。

  RANKING NEWSより

  世界に誇れる日本人ランキング発表!男性1位はイチロー、女性1位は吉永小百合&菊地凛子

  世界で活躍する日本人をみて、勇気づけられたり、励まされたりすることがあるのではないだろうか?オリコンでは2,000人の方を対象に、“世界に誇れる日本人”の調査を実施。男性部門はマリナーズの【イチロー】、女性部門は女優の【吉永小百合】と【菊地凛子】が1位に輝いた。・・・以下略

  イチローの凄さはその得票数にあります。イチローの714表に対して、2位の渡辺謙さんが146票と女性部門の1位が77票と圧倒的な差があることです。

 それにしてもこれだけの日本人から評価されるイチロー選手は大変ですね。私のような成績だけを求める勝手なファンもいますし。しかし、イチロー選手を選ぶ日本人の目は確かと言えるのじゃないでしょうか。まだまだ日本人も捨てたものじゃないと言えるかもしれません。

とりあえずは、今年の首位打者を期待したい!


人力飛行機

2007年09月09日 | エネルギー 環境

  又今年も第2562回から一年経って第31回鳥人間コンテストの放送が6日にありました。今年は例年より早目の放送だったので油断していたら見逃すところでした。
  それにしても、もう31回ですか、人生の半分をこの番組で楽しませてもらっていることになります。毎年、感じることですが、継続の力は物凄いですね。特にプロペラ機の進歩には目を見張るものがあります。
  できれば、年に一度の運任せの天候じゃなくて条件の良い時にやらせてあげたいと思うのは私だけでしょうか。確かに、運というのも面白い面はありますが、あれだけ一生懸命作ったものを運だけで飛ばすのは余りにも勿体無い気がします。

 滑空機部門は

 みたか+もばらアドベンチャーグループが 483.47メートルを飛んで今までの最高を記録しました。

 人力プロペラ機タイムトライアル  大阪府立大学・堺・風車の会 も 4分37秒62の新記録でした。

 ここまでは、7月28日の開催で天候と風向きにが比較的良い条件だったようです。

  ところが、今年は36㌔・㍍を期待された人力プロペラ機ディスタンス部門は風がアゲインストになっていておかしいなと思ったら、実施日が29日になっていました。

 そのためか、優勝した東京工業大学 Meisterが 3998.51メートルと期待した10分の1の成績でした。他の有力チームも風に流されたり、去年の優勝チーム東北大学 Windnautsも3600メートル辺りで主翼が折れてしまいました。

  やっぱり、好条件を待ってやらせてあげたかったですね。きっと素晴らしい成績が出たはずです。

勿体無い!


昭和シェル石油

2007年09月08日 | 太陽光発電

  第2891回で取り上げた昭和シェル石油の薄膜太陽電池が面白いことになっているようです。

  FujiSankei Business i. 2007/9/4  

  太陽光発電で最高効率…昭和シェル次世代タイプ量産品

 昭和シェル石油は3日までに、住宅用太陽電池の発電効率が最高で13・1%に達したことを明らかにした。同社の太陽電池は薄膜型化合物系の次世代タイプで、化合物系の量産品としては世界トップの数値という。太陽電池の世界需要は年率4割の高い伸びが続いており、今後は安定的な高効率を目指し、事業強化に弾みをつける。

 同社の太陽電池は「CIS」と呼び、主成分である銅(Copper)、インジウム(Indium)、セレン(Selenium)の頭文字からとった。これらの成分からなる化合物を薄い膜状にしてガラス基板に塗布している。従来の太陽電池がシリコンを使っているのに対し、CISはシリコンを使わないため、原料(シリコン)の安定供給問題に影響されないといった特徴があり、同社は7月から宮崎工場(宮崎市)で商業生産を始めている。

 同社は生産品を抜き取り、太陽光をどのくらい電気に変えるかを示す発電効率を調べたところ、従来品の10%程度から13・1%に高まっていた。産業技術総合研究所に測定を依頼したところ、同じ数値が確認された。

 昭和シェルでは、ガラス基板への製膜など生産ラインの最適化によって発電効率が向上したとみている。今後、要因を細かく分析し、安定的に高性能を発揮できるようにする考えだ。

 太陽電池の薄膜型は、シリコン系とCISなど化合物系に分かれ、CISは昭和シェルのほか、ホンダやドイツのメーカーなど世界で10社程度が量産もしくは試作を進めている。

 現在、住宅用太陽電池の主流は最大手のシャープなどが採用している多結晶シリコン系。発電効率は13~14%程度で2030年までは22%まで向上するとみられている。

 これに対し昭和シェルのCISは平均で10%程度だったが、CISの研究を同社に委託した新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)では、CISも30年までに多結晶シリコンと同じ発電効率を達成するとの見方を示している。

 昭和シェルのCISは発電に使う金属層の厚みが、シリコン系の約100分の1と薄く、素子も黒いため、屋根材との一体感も増しデザイン性に秀でている。販売価格もシリコン系とほぼ同じだ。

 国内のほか、欧州などからの引き合いも多く、09年前半には第2工場を操業。生産能力を現在の4倍の年80メガ(1メガは100万)ワット、標準的な住宅の2万7000戸分に引き上げる計画だ。

  前回の発表は60メガだったのに80メガに増えていると言うことは単に発電効率のアップ分を足しただけなのでしょうか。それにしても、作ってみたら発電効率が上がっていたなんて結構いい加減なんですね。と言うことは、闇雲に色々と作っていたら突然とんでもない効率のものができるなんてこともあるのでしょうか。

  それにしても、原材料がシリコン系の100分の1なら販売単価がシリコン系と同じと言うのは納得がいきませんね。生産量が少ないので量産効果が出ていないと言うことなのでしょうか。これだけ少ない生産量で同じ価格と言うことに可能性があるととるべきなのでしょうか。

早急な増産を期待したいものです!


瀬戸大橋マラソン

2007年09月07日 | 坂出

  第2904回で紹介した瀬戸大橋マラソンがいよいよ決定したそうです。日付やスタート地点・距離などの詳細はまだのようです。

  ShikokuNewsより

  瀬戸大橋開通20周年、記念事業概要決まる

 来年の瀬戸大橋開通20周年を祝う記念事業について検討する香川県実行委員会(会長・真鍋武紀香川県知事)の設立総会が3日、香川県庁であり、橋上マラソン・ジョギングや、橋と人との合同成人式などを柱とする記念事業計画の概要が決まった。今後は岡山県の実行委員会や本州四国連絡高速道路、JR四国、JR西日本などと連携し、橋の利用促進と本四間のさらなる交流推進を目指したイベント展開を検討していく。・・・中略

  目玉の一つとなる橋上マラソン・ジョギングは、4月中に開催。コース、募集要項などの詳細は未定だが、日程は4月10日前後を予定している。厳しい財政状況を踏まえ、制限時間や参加料などを調整し、低予算で運営できるように検討する。・・・以下略

どうやら4月にやるようですね。何人くらい募集するのでしょうか。予算を抑えると言うことは人数をかなり制限するのかもしれませんね。

北京オリンピックとは日程が重ならないようですが、暑い夏の汚染された北京より4月の瀬戸内海の橋の上の方が余程健康に良い筈です。是非オリンピックをボイコットしてこちらに参加して欲しいものです。
  そして、これを機会に毎年開催を実現して欲しいものです。

  そのオリンピックに対する7つの不安という記事がありました。

  草莽崛起

  20070905 開幕まで1年「北京五輪」を覆う「7つの不安」

  まずは、施設問題。メインスタジアム建設は、来年の3月までに終わるのか。

次に食の安全問題。選手村の食材を、なんとハツカネズミに毒見をさせると北京市が発表。

3番目は言わずと知れた大気汚染。無雨無風状態の風塵濃度は国際基準の3倍。

4番目は交通問題。8月6日の大雨で北京市内の道路が冠水したように、開催中に台風が来たら、選手も観客も身動きがとれなくなる。

5番目は中国マフィアを中心とした偽チケット組織が暗躍するでしょう。

6番目は、違法配信。

7番目は、ドーピングの噂が絶えない国だけに、万全な対策を施し、途轍もない記録での優勝者が続主するといった乱暴な憶測まで飛び交っている。

  本当に、こんなオリンピックに選手を派遣するのでしょうか。何年もこれを目標にして練習に耐えてきた選手にとってボイコットはつらいでしょうが、体を壊しては何にもなりません。是非考え直してください。
  それにしても、こうしたボイコット問題に触れない日本のマスコミは異常としか思えません。自分たちが設けるためには選手生命なんてどうでも良いのでしょうね。

恐ろしいですね!


我が家の太陽光発電

2007年09月06日 | 太陽光発電

  8月の発電量が去年の最高値8月の発電量695KWhを超えて697KWhを記録しました。後半は過去の最高値である今年の5月の701KWhを軽く超えるかと期待していたのですが、最後の2日間が曇で失速してしまいわずか2KWh越えで、見事に期待を裏切られました。

 そう言えば、去年の8月も700KWhを超えるかと期待していたら最後の2日間で同じように失速しました。一昨年も偶然でしょうか最後の2日は悪いですね。もしかしたら8月の最終2日間は天気が悪いと言うジンクスでもあるのでしょうか。
  それと気にかかるのは、本来太陽光発電は高温になると変換効率が落ちるので発電量の最大は4,5月頃になるのですが去年も今年も8月の発電量が予想以上に多いと言うことです。多いことに文句はないのですが、8月に異常に雨が少ないことがどうも気になります。今年は前半に夕立が2日間続いたくらいで後殆ど降っていません。やはり何か狂っていると感じるのは私だけでしょうか。

 いずれにしても、6月までの雨不足のお陰で発電量は絶好調でしたそして、7月は長梅雨と台風で発電量は最悪でした。しかし、そのお陰で早明浦ダムの貯水量が100%になり水不足は解消されました。
  そして、梅雨が明けるとともに今度は猛暑で去年の最高値を更新してしまいました。もし7月の雨がなかったら大変なことになっていたはずです。なんだか上手く行き過ぎて怖いですね。

今のところ、早明浦ダムの貯水量も90%台を確保していますが、8月の少雨傾向がこのまま続くとあっという間に水不足なんてことになるかもしれません。

やはり、天候はおかしいですね!


トヨタ

2007年09月05日 | トヨタ

  ちょっと古いですが、又しても、余り好きでないトヨタの話題です。とうとうとんでもない世界に突入するようです。

 読売新聞より

  トヨタが1000万台販売計画、世界の業界初の快挙へ

 トヨタ自動車は21日、グループのダイハツ工業、日野自動車を含む世界全体の年間販売台数が2009年に1000万台の大台を突破する販売計画をまとめた。

 月内にも発表する。実現すれば、世界の自動車業界初の快挙となる。

 トヨタは、07年に世界全体で過去最高の942万台を生産、934万台を販売する計画を実現する見通しとなっており、米ゼネラル・モーターズ(GM)を抜き、自動車の生産・販売台数で世界一となることが確実視されている。09年に世界販売1000万台を突破する計画は、世界一の達成後も、海外市場での需要増に支えられ、力強い成長が続くことを示すものとなる。

 トヨタは現在、計画について詰めの調整をしているが、09年の世界販売は1020万~1030万台程度とする方向だ。1999年の約530万台から、10年間で約500万台上積みし、ほぼ倍増の急成長となる。(200782232読売新聞)

自動車業界初ということは、GMは1000万台を達成したことがなかったんですね。現在のGMを抜くだけでなく過去の記録も上回るとなるとトヨタは文字通り世界一の自動車メーカーと言うことになるんですね。恐れ入りました。

 それでは過去のGMの生産量はどのくらいだったのだろうかと思っていたら、それに答えてくれる記事が出ました。

  時事ドットコムより

  2007/08/31-20:26 09年の世界販売1040万台に=米GM引き離しへ-トヨタ

 ・・・略

 08年には980万台と、GMが持つ年間最高記録の955万台(1978年)も塗り替える見通し。その後も海外市場を中心に上積みを続け、さらに差を広げる構えだ。

 販売増を支えるのは欧州とアジア。欧州では環境規制の強化をにらみ、燃費に優れ、有害物質の排出も少ないディーゼルエンジンの開発を進める。資本提携先のいすゞ自動車と共同で、これまでなかった排気量1600ccのエンジンも新たに開発する

 これまでの最高生産量は955万台だったんですね。これまではどちらかと言えばGMを筆頭とするビッグスリーの生産減に乗じてトヨタの逆転があったのだと思っていましたが、今までで最高の生産量となるとまさしく世界一の自動車会社と認めざるを得ません。
 しかし、08年、09年はまだ来ていません。計画が実現するかどうかは未だ分かりません。激動の世界は一寸先は闇です。

 それにしてもまさか日本の自動車会社が世界一になる日が来るとは夢にも思いませんでした。何故か、どうしても好きになれないトヨタですが、この世界一は素直に祝福すべきなのかもしれません。

恐れ入りました!


江戸しぐさ

2007年09月04日 | 日本再生

  第2866回で取り上げた江戸しぐさについてのアンケートが昨日取り上げた読売新聞のコラムの中にありました。

  8月31日読売新聞

 「江戸しぐさ」に関心高く 傘かしげ見習いたい

 お互いを尊重し合い、気持ち良く生きるための生活哲学として最近注目を集めている”江戸しぐさ”

 江戸時代の公共マナーである5つの江戸しぐさのうち、見習いたいと思うものを聞いたところ(複数回答)、雨の祭の小道ですれ違うとき、お互いの傘を外側に傾けて相手に触れないようにする「傘かしげ」が48%に上った。

 すれ違う人がお互いに肩を引きぶつからないようにする「肩引き」(46%)、他人にもさりげなく目であいさつする「会釈のまなざし」(43%)なども多かった。5つのうち、4つで4割を超えており、関心の高さがうかがえた。

 年代別で見ると、50~60歳代でいずれの項目とも数値が高いが、20~30歳代も「傘かしげ」「肩引き」は4割を超えた。

 こうした結果について、「江戸しぐさ」研究家の越川禮子さんは「世代を問わず、殺伐とした今の社会に危機感があるのだろう」と分析。さらに、「子どもは大人を見て育つのに、手本を示せる立派な大人が少なすぎる。想像力を働かせて相手を思いやり、実行に移す人が増えれば、潤いある社会が戻るはずだ」と期待をよせている。

 ここでも日本人の最近のマナー低下に対する危機感が現れているようです。私は「江戸しぐさ」や「肩かしげ」「肩引き」「会釈のまなざし」という言葉は知りませんでしたが、どちらかと言えば当たり前のこととして子供の頃から身についていました。自分でもこんなに気を使って卑屈すぎるのじゃないだろうかと思ったこともあります。

 これらは、どこで覚えたのか記憶にはありませんが、もしかしたら祖父あたりに躾けられたのかもしれないし、当時としては当たり前のことだったのかもしれません。意識して覚えたものではないので今でも自然に出来ます。

 しかし、私でさえ出来るのですから子どもの頃から躾けられれば誰でも出来るはずです。そんな私も、躾けられていないことや知らないことは当然出来ませんし、できていないことも自覚していないはずです。知らないうちにどこかで恥をかいていると思います。そういう意味では知らないことは強いのですが、やはり知って出来るに越したことは無いはずです。

  そう考えると、やはり教育の大切さが思われます。ここは、何年かかっても教育できる体制を整えるべきでしょう。

失ったものを取り戻すのは大変です!


公共マナー

2007年09月03日 | 日記・その他

  第2900回第2902回でタバコやガムのポイ捨てについて取り上げたところですが8月31日、読売新聞に公共マナー全国世論調査が載っていました。

  ヨミウリオンライン → 特集→ 「公共マナー」 20078月調査(面接方式)参照

 読売新聞社の全国世論調査で、公共マナーに違反している人に注意すべきだと思いながらも、実際には注意できないジレンマを多くの人が感じていることが分かった。・・・中略

 最近、日本人のマナーが悪くなったと感じることがある人は「よくある」「ときどきある」を合せて88%に上った。男女別では感じることがある人は、女性(計90%)が男性(計86%)を上回った。・・・中略

 他人の行為の中で腹立たしいと感じるもの(複数回答)は、「たばこやガム、空き缶などのポイ捨て」(59%)「子供が騒いでも親が注意をしない」(58%)、「ペットのフンを始末しない」(43%)などが多かった。実害が及ぶ迷惑行為に腹を立てる人が多いようだ。・・・以下略

 タバコとガムのポイ捨てがトップとは、皆、感じていることは同じなんですね。そう感じている人が多いということは、ほんの一部の人のマナー違反が目立っていると言うことでしょうか。それとも、他人のマナーは気になるが、自分も同じようなことをやっていると言うことでしょうか。

 ここでも興味深い数字があります。

  ・・・略

 一方、自身に公共マナーが身についていると思う人は73%に上り、「思わない」(20%)を大きく上回った。身についていると思う人のうち、マナー悪化を感じることが「ある」人は計91%に上った。マナーは年々悪化しているという認識は持っているものの、自分自身の問題として省みる人は少ないようだ。・・・以下略

 これはちょっと問題ありそうな気がします。そんなに自信がある人が多い割にはこのマナーの悪化は何なんでしょう。自信過剰と言えば言い過ぎになるでしょうか。

  私自身、この部屋でもマナーについて何度も取り上げていますが、自分自身マナーが身についているとはとてもじゃないが断言する自信はありません。ここは、「他人の振り見て我が振り直せ」で自分自身を省みることも必要じゃないでしょうか。尤も、全てできていると言う自信のある人にはそんなことを言う気はありません。尊敬します。

 いずれにしても、こうした数字を見る限り日本人のマナーに対する問題意識は高いものがありそうです。この意識で世の中を悪くしていると思われる少数の人の意識を変えることが出来れば良いのですが。

 しかし、注意をすることは難しそうです。

 ・・・略

 公共マナーに反する行為をしている人がいる時、周囲の人が注意すべきだと思う人は79%に上った。一方、実際にたばこをポイ捨てする人などを見かけた時に注意をする人は「いつも」「ときどき」を合せて23%だった。注意しない人は76%だった。・・・以下略

  私も76%の方ですね。情けないですが、注意する勇気はないですね。それでは、マナーの悪い人をどうするのかと言えば、自分で気が付いてもらうか戦後教育と同じで悪化した60年をかけて家庭で教育するしかないのじゃないでしょうか。

気の長い話です!


SUVと決別せよ

2007年09月02日 | エネルギー 環境

  第2898回で軽自動車の普及台数が増えたことを喜びました。これからは、小さくて軽くて燃費の良い車に乗り換えることがステータスになって欲しいと思っているのですが、そんな私を又してもほくそえませる記事がありました。

  CNN.co.jpより

  「米国民はSUVと決別せよ」 エドワーズ候補が主張 2007.08.30

フロリダ州レークブエナビスタ(AP) 米国民はSUV(スポーツ用多目的車)とおさらばせよーー。来年の米大統領選の民主党指名候補を争うエドワーズ元上院議員が28日、労働組合主催の集会でそんな発言をし、注目を集めている。

米国ではSUVが人気で、こうした発言に対する反発も予想される。

エドワーズ氏はこの日、機械工作者の国際労組が開いた討論会に参加。「米国民には、犠牲を払おうという気持ちがあると思う」と述べ、「私たちに求められていることの一つは、より燃費のいい車を運転することだ」と話した。参加者から、SUVを手放せと言うのかと問われると、「そうだ」と答えた。

エドワーズ氏は「米国民は地球上で最悪の汚染者だ。世界の人口の4%でしかないのに、世界の温室効果ガスの25%を排出している。米国は変わらなくてはならない」と主張。大統領になれば、エネルギー保護を国民に求めるとともに、二酸化炭素の排出量を規制する考えを表明した。

自分は豪邸に住みながら国民には犠牲を求めるのか、との参加者からの質問には、「私が人生でこれまでしてきたことについては、何の弁明も必要ない」「この国では偉大なことをするチャンスがある」などと答えた。

  良いですね、アメリカでここまで言うのは勇気がいるかもしれませんね。しかし、こうした発言が出てくることはそれだけアメリカでも環境問題が大きな争点になってきている証拠でしょう。
  しかし、「
SUVにおさらばせよ」はアメリカ以上に狭い国土の日本にこそ必要な言葉じゃないでしょうか。
  こうした言葉は日本の政治家にこそ言って欲しかったですね。何故か池田首相の「貧乏人は麦を食え」を思い出してしまいました。

  さしずめ、「貧乏人は軽に乗れ」なんてどうでしょう。ちょっと顰蹙を買いそうですね。もうすこし、刺激を少なく「環境を考える人は軽に乗る」なんてのはどうでしょうか。
  兎に角、でかくて燃費の悪い車に乗ることは恥ずかしいことだという認識を広め、でかいクルマに乗ることは肩身が狭いと思わせないといけませんね。

そんなことできるかな!


瀬戸大橋マラソン

2007年09月01日 | 坂出

  第2714回で瀬戸大橋開通20周年記念事業のアイデア募集にマラソンとウォーキングを応募しましたが、どうやら実現しそうな様子です。

 8月28日、読売新聞香川版より

 瀬戸大橋マラソン15年ぶり来年開催 開通20周年、知事検討

真鍋知事は27日、瀬戸大橋開通20周年を迎える来年、香川、岡山両県で、橋の上を走る「マラソン大会」の実施を検討していることを明らかにした。橋を車両通行止めにして人が通行するのは5周年で開いた橋上マラソン以来、15周年ぶりとなる。

 4月10日の開通記念日に合わせ、4~10月の間に開く祝祭イベントの目玉行事にする予定。コースは瀬戸大橋の海峡部(9.3㌔)を含む瀬戸中央自動車道の坂出北インターから鷲羽山(岡山県倉敷市)間の一部を使う。車道を一時的に片側か全面通行止めにし、一般公募の参加者らが走ることを検討している。

 5周年の1993年に開いた橋上マラソンとウォークには約4万人が参加。知事は定例記者会見で「せっかくの20周年の機会なので、橋を使ったイベントを思い切ってやりたい」と意欲を見せた。県ではほかに、通行1億台突破日の予想クイズや、主塔頂上に登るツアーなども検討しており、9月3日に開かれる記念事業実行委員会で企画を提案する。

 とうとうその気になりましたね。これは面白くなりそうです。この際世界中から参加者を募集して42.195㌔の本格マラソンと一般参加とウォーキングの三つに分けるのも面白いのじゃないでしょうか。同じ日でも良いし、別々の日も面白いかもしれません。

 特に競技マラソンは中国のオリンピックをボイコットした国の選手を集めて同じ日に開催するなんてどうでしょう。汚染された北京で走るか、汚染のない青空の下、海の上を走るか、どちらを取りますかなんて募集をして中国に喧嘩を売りますか。

 このくらいインパクトのあることをすれば、瀬戸大橋の名は世界に轟きます。そして、これを機会に、毎年の開催とするのです。東京マラソンとどちらが魅力的でしょう。大都市のマラソンも良いですが、世界の瀬戸大橋の海の上を走るのも面白いですよ。

何とか実現しないものでしょうか!