団塊の世代のつぶやき

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バイオプラスチック

2010年02月23日 | エネルギー 環境

  石油枯渇に備えて太陽光発電などの自然エネルギーへの変換が急がれていますが、プラスチックなどの原料としての利用の方も心配です。
  しかし、
第3708回で取り上げたバイオプラスチック私が考えていた以上に実用化が進んでいるようです。

  ECO JAPANより

  エコ商品の決まり手か ペットボトルからクルマまで 広がる植物プラ

  植物由来プラスチックの利用が急速に広がり始めた。ペットボトルや車、家電など、これまで不向きとされた製品に続々と採用されている。厳しい使用環境に耐え、かつ成型しやすい技術が開発され、普及が進む。

  「国内最軽量で環境負荷が小さいペットボトル」をアピールし、20095月の発売から約半年で2億本を売り上げたミネラルウオーター「い・ろ・は・す」。ヒットの熱気も冷めやらぬ12月、製造元の日本コカ・コーラはさらに環境性能を進化させた商品を発表した。

 国内で初めて植物由来の素材を使ったペットボトルで、20103月から導入するという。ペットボトル原料のうち、530%をサトウキビの搾りかすから作ったバイオエタノール由来の素材に切り替える。コストはまだ石油由来よりも高めだが、将来的には同等か、むしろ安くなると見ている。

 原油の使用量は年間約2045kL削減できる。同時にボトルの形状、重さ、強度はもちろん、リサイクル性も従来の石油由来製品と変わらない。「い・ろ・は・す」のほかにも、ロングヒット商品である「爽健美茶」と「爽健美茶 黒冴」に採用するという。

 コカ・コーラだけではない。植物由来プラを大幅に採用したのがトヨタ自動車だ。200912月発売の新型ハイブリッド車「SAI」では、12カ所に5種類の植物由来プラを導入した。実に内装面積の6割を占める。

  燃料としてよりプラスチックの原料としてのバイオエタノールの方が利用価値があると考えるのは私だけでしょうか。
  エネルギーは自然エネルギーでプラスチックなどの原料としてはバイオエタノールという棲み分けができれば地球の未来はかなり安心できそうな気がするのですがどうでしょう。
  特にバイオエタノールはとうもろこしや米などの穀物のような食糧からでなく稲藁やサトウキビの搾りかすからが条件でしょう。それで、尚且つ量の不足分は節約で対処することが必要でしょう。
  そうなれば、これこそ本当の循環社会が出来上がります。これなら太陽が無くなるまでは地球も安泰というものです。それ以後のことは分かりません。取り合えず、そこまでの対応は地球に住んでいる人間としてやるべき事だと思います。

やはり甘いか!



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