メタ(旧フェイスブック)がデジタル通貨を取りやめたそうです。世界の中央銀行から総スカンを喰ったようです。
ここに手を付けることを許さなかったのはやはりDS(ディープステート)の意志でしょうか。
宮崎さんが取り上げてくれています。世界を制覇する勢いだったGAFAMも、大統領選挙での余りの反トランプの正体を表したこともあり流石にその勢いを落とすかと期待したのですが、まだまだしぶとく生き残っているようです。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和四年(2022)2月2日(水曜日)
通巻7205号
メタ(旧フェイスブック)がデジタル通貨を取りやめ
主要国中央銀行、「暗号通貨は主権国家の通貨発行権を脅かす」
メタ・プラットフォームズ(旧フェイスブック)が主導したデジタル通貨「ディエム」は取りやめることとなった。
1月31日、ディエム協会は資産をシルバーゲート・キャピタルに1憶8200万ドルで売却し、デジタル通貨の発行計画から 撤退した。関与した役員も殆どがメタを退社した。
2019年、フェイスブックはデジタル通貨「リブラ」の構想を発表し、各国の通貨当局の反対に遭遇、とくに通貨発行は主権侵 害になりかねず、また利用者のプライバシー侵害にもつながると中央銀行から強い抵抗にあった。
フェイスブックは会社名をメタに改称したうえ、デジタル通貨の名称を「ディエム」に、決済処理の電子財布も「ノビ」に変え て、 計画を大幅に縮小したうえ、拠点をスイスから米国に移していた。
メタのCEOマーク・ザッカーバーグは、仮想空間「メタバース」が「モバイルインターネットの後を継ぐ」としたが、ディエ ムの資産を売却したため、以後、どのような取引形態となるのか、すでにメタバースでは、デジタル製品・サービスの売買の多く は暗号通貨でなされている。
またグーグル(アルファベット)も司法当局から独禁法違反、プライバシー侵害などで提訴され巨額の罰金を支払ったが、 2021年第三四半期の売り上げを予測より増大させ、753億ドルだったと発表した。主として検索エンジンへの広告、クラウ ドコンピュータが伸び、オンラインショッピングと結びついたそうな。
GAFAMの一角で対称的な動きが出た。
トランプさんのプラットフォームも未だに立ち上がらないように、今の体制を崩すのは並大抵の事では難しいようです。
本当は、今がチャンスなのでしょうが、奴等が余りにも大きく成り過ぎるまで放置していた付けが来ているのかも。
それでも、このままでは、持たざる99%は利用されるままということになりそう。