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団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

★EUが一帯一路との対抗案を正式発表

2021年12月09日 | 国際

 流石の平和ボケ世界もChinaの脅威に対して目覚めて来ているようです。EUや中央アジアで動きが出ているようです。
  その中央アジアを纏めようとしているトルコが苦境に陥っているようです。

  中東もイスラエルとイランがキナ臭くなっているようだし、どうやらあの辺りから何かが起きそうな感じがします。
  それが、Chinaを叩き潰すことに繋がってくれることを願います。

  Haranoさんや及川さんがそんな動きを解説してくれています。


  いよいよ世界は混沌となってきました。果たして、何処で何が起きるのか。何があってもおかしくない様相です。


★チャイニーズジャパン 秒読みに入った中国の日本侵略

2021年12月09日 | 政治の崩壊

 下で取り上げたように世界中で弾かれたChinaマネーが緩い日本に集まり土地を買い漁る恐れがあるようです。

  産経の佐々木さんがそんな恐れに警告を発する本を出してくれたようです。宮崎さんが書評で取り上げてくれています。
  こんな時に高市さんを選ばなかった自民党は反省しているのでしょうか。そうは思えないのが悲しい。 

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和三年(2021)12月4日(土曜日)
 通巻第7146号 

  書評 

 靴底をすり減らして現場を歩き回ると、日本は中国植民地になっていた  
  中国の静かなる日本侵略がここまで進んでいるという暗鬱な現況報告

 佐々木類『チャイニーズジャパン 秒読みに入った中国の日本侵略』(ハート出版)

 題名は五輪参加の台湾が「チャイニーズタイペイ」と名乗らされた事由から連想しての命名だろう。
そのうち日本は中国の植民地に成り下がり、チャイニーズジャパンと名乗る?
先日、中国共産党に弾圧されている少数民族の在日団体が東京で集まり、集会を開催していたら、中国共産党の指令を受けたの か、共産党礼賛集団が集会に殴り込んだ。
海外での活動にも妨害が加えられるようになった。作家の楊逸女史も習近平批判の本を出したら、日本国内で発表の場が少なくな り、また家族への通話が繋がらなくなったという。
ことほど左様に日本国内にあってさえ、中国共チャイニーズジャパン 秒読みに入った中国の日本侵略産党の静かなる侵略行為が表面化しているのである。
 池袋北口も札幌ススキノも、川口の団地も気がつけば中国人だらけ。日本国内に中国の自治区が出来ているゾ。
事態はここまで深刻なのに、日本人はなぜ鈍感なのか?
 「人種差別はいけません。外国人に親切にしよう、国際親善は国是、日本人の美徳。なんと言ったって、戦争中、日本は中国に 多大な迷惑をかけた、その贖罪からも中国は大事にしなければいけません」等々。
これらは第五列の情報心理作戦でもある。
 そんな綺麗事を言っている裡に、日本の政策まで中国様が決めることになる。日本の親中派政治家は習近平の下僕だもんね。

 さて本書の著者、佐々木類氏は産経ワシントン支局長などを歴任し、論説副委員長。デスクワークより現場が好き。
 靴底をすり減らして日本中の現場を歩き回ってみると、修善寺も京都の名所も、日本のあちこちが中国植民地然としていること に驚愕する。中国の静かなる日本侵略は、ここまで進んでいる暗鬱な現況報告である。

 習近平は「中華民族の復興」こそが「中国の夢」とのたまわり「愛国主義」を前面に出し、人民を煽動している。振り上げた拳 は降ろさなければならない。
 肝心の中国経済がダメになると、三流の指導者は対外戦争に打って出てすり替えをおこなう。古今東西の歴史をみれば、そう なってきたではないか。
恒大集団の倒産、金融危機は目の前にあり、中間層の不満は爆発寸前である。このガス抜きに最も効果的なのは台湾侵略であり、 北京五輪がおわり、来秋の党大会が終わると何をやらかすか分からない。

 この危機に鈍感。というより目先の利益に貪欲な日本企業は、中国から撤退する意志が希薄であり、依然として12万4000 名の日本人が中国にいる。
上海に進出した日本企業は6300社、江蘇省に1900社。いっとき日本企業が襲撃されて放火され、日本大使館に投石と生 卵、にもかかわらず、戦時には必ず人質となるというリスク・シミュレーションがあるのに、なぜ中国に居続けるのか?
 本書の巻末には或る有力シンクタンクが行った台湾有事のシミュレーションが掲げられている。

 中国軍は台湾の北と南で軍事演習を行い、ミサイル威嚇を繰り返しつつ、台湾国内では逆に台湾独立運動の支持層を拡げて、不 安定化を演出し、介入の糸口を探る。
 安倍元首相は「台湾有事は日本有事だ」と直言したが、北京はうろたえて、弱々しく反論した。
 しかし、台湾危機が訪れようとも、日本国内の極左新聞は『中国の反発は必至』「この道はいつかきた(戦争への)道」とかの キャンペーンを展開して中国の第五列をやらせ、日本に介入させないように仕向ける一方で、財界は『航行の自由作戦への日本の 協力』に反対し始める。親中派議員たちもここぞと中国の指令を受けたかのように動き出す。

 米国は苛立ち「何も決められない日本」と非難する。これも日米離間の中国の戦術である。
 ついで防衛庁や警察、消防、発電所、変電所、浄水場などにサイバー攻撃を始め、社会的インフラを痲痺させる。 
 米国は日本への核持ち込みを求める大統領からの電話、これをメディアが漏洩し、日本の政治中枢も痲痺する。
 米軍は台湾在留米国人およそ六万人の避難作戦を始めるが、日本はどうするのか。まして中国には12万人余の在留邦人があ り、中国の人質である。外務省の退避勧告では遅い。企業独自の対策案がいまから必要ではないのか、と本書は警鐘を乱打してい る。
 本書に書かれた恐るべき日本のリアルな惨状に驚かない人はよほど鈍感かパンダ愛好家だろう。

  それにしても、この期に及んでもChinaを切り捨てることが出来ない政・官・財・マスメディアには呆れるしかない。
  それ程までに金が欲しいのか。日本人の精神を忘れた付けですね。潔く滅びますか。


★中国配車最大手のディディが米上場廃止へ

2021年12月09日 | 中国

 習皇帝の自分を守る為の民間企業への締め付けは順調に行っているようです。何と、China配車ディディが米上場を廃止だそうです。香港市場に移すそうです。
  こうした締め付けが進めば民間企業の資金調達は苦戦するのは間違い無いだけにChinaの経済はジリ貧になるでしょう。
  それが、Chinaの幕引きに繋がると期待しています。 

  習皇帝が生き残ってChinaの終焉なんてことも有り得るのじゃないでしょうか。と言うか、それを期待しています。


★オーストラリア版のマグニツキー法案が全員一致で通過

2021年12月09日 | 政治の崩壊

 今度の総理に取り込まれた中谷が自らが進めていたマグニッキー法を裏切って正体を露しました。
  それをオーストラリアが通したようです。やはり、オーストラリアの対Chinaの覚悟は本物です。
  それに比べて日本政府・自民党の情けないこと。本当に自民党は完全に間違った総理を選んだと言うことです。
  このままでは来年の参院選はボロ負けでしょう。とは言え、相手もボロボロですからやはり維新と国民が漁夫の利を得るのかも。

  Haranoさんが詳しく解説してくれています。

  こうした世界の動きについて行けない日本にChinaの金が集まり土地が買われるとは何とも情けないことです。
  やはり、首相を高市さんに変えての選挙が望まれます。それなくして自民党の勝ちはないでしょう。


★トランプのソーシャルメディア$10億 大規模資金調達へ

2021年12月09日 | アメリカ

 相変わらずYouTubeなどのSNSの削除などの横暴が止みません。日本版やトランプさんの新しいものの本格的な開始を期待しているのですが、まだまだ本格的に動き出した様子はありません。
  もしかしたら、発見できていないのかもしれませんが、やはり、それなりに多くの方が使ってこれは良いという評判の物を使いたいとじっと待っています。

  その中でも期待しているのがトランプさんのものですが、どうやら資金調達に成功しつつあるようです。

  及川さんが報告してくれています。その仕組みは良く分かりませんが、兎に角、一日も早く成功してもらいたいものです。


  一方、TwitterのCEO退任との話もあるようです。やはり、あれだけ左翼寄りの活動が目立つと流石に苦戦しているようです。

ツイッターCEO退任か 創業者ドーシー氏、米報道https://t.co/YfN3oTjftU
ツイッターは利用者数と収益が伸び悩んでおり、「物言う株主」として知ら れる 投資 ファンドのエリオット・マ ネジ メントからCEOの交代を求められていた。

後任は明らかになっていない。 — 産経ニュース (@Sankei_news) November 29, 2021


  こうした売国左翼SNSを退治しないと本当の情報が阻害されることにより売国奴共の思い通りになるのは間違い無いでしょう。
  折角のネットも役に立たなくなるのを何とか防ぎたいものです。


★マコーリー男爵の『橋の上のホラティウス』

2021年12月09日 | 日本再生

  戦後の日本の教育の酷さは想像を絶するものがありますが、未だにそれを許している政治の方がもっと酷いと言えるのかも。そして、そんな政治家を選んでいる国民が一番酷いのかも。

  特に、日本を守るために戦って下さった先人を貶める教育は正に日本を滅ぼす仕掛けです。
  その教育を放置している政治家を選ばないことが必要ですが、そんな政治家は殆ど居ないのかも。

  ねずさんが命を掛けて国を守って下さった方達が現代の我々に何を望んで死んで逝かれたかを書いてくれています。

  何時ものように全文をリンク元で読んで下さい。

  ねずさんの学ぼう日本より     2021/12/01

  マコーリー男爵 の『橋の上のホラティウス』           

  ・・・略

 その犯人の親は、話すときの発音もすこしおかしい、日本国籍を持ち、日本人のような顔をして日本語を話す日本人ではない一 家だったそうです。
私たち日本人にとっては、しっかりした良い子に育てることが大事ですから、どの子も平等に厳しくしつけることは、あたりまえ のことです。
しかし彼らのもといた半島の文化は、自分や自分の家族への制裁は一切ガマンならないけれど、自分が他人に暴力をふるうこと は、まったくもっておかまいなしという文化です。

 そこに加えて、日本人はかつて自分たちに悪いことをして、いまも強く差別していると、家庭内で子供に教えます。
それは一から十まで全部嘘なのですが、これを聞いて育った子供は、日本人を蹂躙することは正当な行為と勘違いして育ちます。
その勘違いが、学校で父兄を集めなければならないほどの大きな問題になってしまっているのに、そのことの重大さに親自体が気 付かない。
困ったものです。

 我々日本人がしっかりしなければならないのです。
戦後、このようないわゆる反日思想を持った人たちの言論が、まさに一世を風靡しました。
文化人と呼ばれる人たちは、彼らからお金をもらい、莫大な費用をかけて広告され、宣伝され、著書はバカ売れして膨大な資産を ものにしました。
そして祖国を護るために戦った帝国軍人は悪の暴徒とされ、特攻隊はテロリスト呼ばわりされました。

 ケネディ大統領の甥に、マックスウェル・T・ケネディという人がいます。
彼は『特攻-空母バンカーヒルと二人のカミカゼ--米軍兵士が見た沖縄特攻戦の真実』という本を出し、その著書の中で次のよ うに書いています。

「彼らの最後の望みは、
 未来の日本人が特攻隊の精神を受け継いで、
 強い心を持ち、苦難に耐えてくれることだった。
 わたしたちは神風特攻隊という存在を、
 ただ理解できないと拒絶するのではなく、
 人々の心を強く引きつけ、
 尊ばれるような側面もあったのだということを、
 今こそ理解すべきではないだろうか。」

 ここに書かれた「未来の日本人」とは誰のことでしょうか。
私たちのことではないでしょうか。
そして特攻隊として散華された二十歳前後の若者たちは、いまを生きている私たちに、
「強い心を持て。
 苦難に耐え、
 尊ばれる生き方をせよ」
と呼びかけてくださっているのではないでしょうか。



  それにしても、未だに靖国参拝も出来ない現代日本人は史上最悪の日本人と癒えるでしょう。恥知らずも極まれり。


★支那と朝鮮民族は怖ろしい鬼の跋扈する地獄

2021年12月09日 | 中・韓

 もう一つ宮崎さんが書評で取り上げてくれた本の紹介です。歴史上、日本が戦ってきた戦争を詳しく分析してくれているようです。

  その中で、中韓の恐ろしさを妖魔悪鬼と表現されているのだそうです。なる程、人間とは思えないですね。
  そんな国と未だに付き合うことを善とするバカが居るのが日本の問題でしょう。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和三年(2021)12月3日(金曜日)
 通巻第7144号  <前日発行>

  書評 

 なぜかくも単純に敵の謀略に日本は引っかかってきたのか
  福沢諭吉の『脱亜論』はシナ、朝鮮との訣別を謳い、歴史の本質を衝いた

  長浜浩明『謀略の 戦争史』(展転社)

 本書は浩瀚である。苦労の大作である。
 近代の日清・日露・大東亜戦争からソ連崩壊までの戦争の裏側を描き、列強の謀略を数々の文献と具体的例証をあげながら、そ の闇を照射する。
 執筆の動機は、筆者が「過去の歴史に深い考慮を払うことが平和を守る礎となる」と考えたからである。
ホメーロス以来、歴史とは、局所解釈ではなく大きな流れの中で、戦略的に考慮するべきであり、一部分を切り取っても全体像は 分からない。戦後の史家は、こういう重要な視点を忘れたのではないかと長浜氏は力説する。
歴史は繰り返す。それゆえに従来の学説や陳腐な通説を超えて、過去の真実を知り、次の嵐に備えねばならない。未来を予見する ためにも、近代の戦争史を再吟味しなければならないとする。

  長浜氏の考察は六つのチャプターに分けて網羅されており、米国の対日政策の激変、欧州戦線から日英同盟がなぜ廃棄されたか。 中国の辛亥革命後の動乱と満州国建設の背景。コミンテルンの罠に日本はなぜいとも簡単に嵌められたのか。ゾルゲや尾崎某を駆 使したスターリンの大謀略に多くのページが割かれている。

  さて評者(宮崎)、日本が体験した最初の戦役は粛清人(ミシハセ)の襲来、神功皇后の新羅征伐と考えてきたが、本書では『元 寇』から始まる。
近代にいたり、明治政府は改めて朝鮮との関係樹立を急ぐが、西郷隆盛の征韓論はいかなる経緯を踏まえて出てきたか。なぜ日朝 修好条約が締結されたのか。そして朝鮮内ではミンピと大院君との確執(壬午軍乱)、「甲申事変」「東学党の乱」『甲午改革』 などへ流れたかを克明に追求している。
そのシナ人と朝鮮人のあまりの残虐さに日本人はおどろくのだが、長浜氏は前作でも、『日本人とシナ人や韓国朝鮮人は別民族で ある』と科学的手法で証明した。
福沢諭吉が言ったではないか。
「支那と朝鮮民族は野蛮と評価するだけでは済まず、妖魔悪鬼、すなわち彼らに接する者を滅ばし、禍を与える怖ろしい鬼の跋扈 する地獄」である、と。
それは「今も変わらない」と長浜氏は断言する。
ところが、日本では「日韓同祖論」「日中韓は『同文同種』」なる迷信が蔓延っており、『西欧列強の侵略をシナ人や朝鮮人との 連携で防ごう』なる空論が飛び交っていた。そして明治政府も、鎖国政策をとる李朝に開国と維新を期待した」
 徒労だった。

  「わが国は、中国、中共、ロシア、韓国・朝鮮、アメリカ、英国などと如何なる関係を持って今日に至ったか、彼らは何をやって きたのか、やっているのか、真実を知れば道は自ずと見えてくる。歴史の根幹にあるのは『理念』であり、自由、民主主義、基本 的人権、法の支配、民族自決、を高く掲げ、同じ理念を持つ国々と手を繋ぎ、助け合い、その価値を、命をかけて守る勇気が必要 なのだ。それは、祖国日本の未来を明るく照らし出すに違いない」(584p)という結語になる。

 歴史を敵対する側が仕掛けた謀略、それを見抜けなかった日本の指導者の失態の連続、そしてスパイ防止法もない日本が、現在 仕掛けられている國際謀略に気がつく頃には、わが国がどうなっているのか、この不安を取り除くためにも過去を知ることは重要 である。

  謀略を見抜けなかった日本の指導者の失態の連続とは痛烈です。とは言え、これが余りにも素晴らしい国に育った日本人が持つ弱点じゃないでしょうか。
  やはり、内外の使い分けを子供の時から教える必要があるようです。


★中国侵攻で機能不全に陥る日米安保

2021年12月09日 | 政治の崩壊

 今や日米共に頼りにならないトップを頂いています。この一番危機的状況の時に両国がこんなトップというのは、やはり平和ボケの象徴なのかも。

  そんな危うい今に日米台の連携強化の必要性を書いてくれた本を宮崎さんが書評で取り上げてくれています。

  何と、米軍基地を自衛隊の管理下におけとの結論だそうです。これは面白そうです。


  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和三年(2021)12月1日(水曜日)
 通巻第7142号

  書評 

 日米台の連携強化がいまほど必要な時はない
  在日米軍基地を自衛隊の管理下に置き、防衛費を三倍に

  西村幸祐 vs ロバート・D・エルドリッジ
 『中国侵攻で機能不全に陥る日米安保』(ビジネス社)

 いきなり衝撃的な分析が始まる。
 中国共産党とディープステートが手を組んでいる、というのだ。ディープステート論は一種ユダヤの陰謀論に似ているが、 最 近、日本でも盛んだ。その実態はコミンテルンのような、がっしりと組まれた秘密組織ではなくアドホックに利益集団が離合集散 していると評者は考えている。この稿ではそのことは措く。

 西村 (アフガン撤退により)「アメリカは対中戦略に注力できる。これを防げるためにはアフガン撤退が混乱していたほ うが 中国共産党にとっても都合がいい。そこに(経済の生き血を吸う軍需産業などの)ディープステートがとCCPの利害の一致が あった」
 かような西村の分析にエルドリッジはすこし見方を変えて、
 エルドリッチ 「(アフガン介入でアレキサンダーも英国も「帝国の墓場」を経験したので)中国はその歴史に学んでお り、お なじ轍を踏まないようにすぐに軍事介入するような真似はしない(中略)。短期的には経済的な進出に留め、鉄、銅、リチウム、 コバルト、レアアースなどの地下資源を狙う」(22-23p)。

 昨今、中国はタリバン幹部を天津に招待したり、経済援助を申し出たり、気味悪いほど低姿勢でアフガニスタンに擦り寄っ てい る。
その最大の関心事はタリバンに巣くうアルカィーダに匿われているとされるウイグル人の武装組織壊滅にあるはずだ。
 中国は現在、宇宙に於いて米国より優位な立場にあり、米国が追いつかないうちに台湾侵攻をやらかそうと狙いを定めたと もい う。それゆえ「日米台の連携」がもっとも喫緊に望まれると主張している。
 またエルドリッジは、或る国際シンポジウムで同席したインドの軍人大幹部が「日本の核武装は当然」と発言したことを印 象深 く語る。そう、日本はインドから核兵器を買うという選択肢があることをお忘れなく。

 かく語り合う二人は、ともに父親が日米戦争で戦った敵同士だったことが共通する。だから西村が感慨をこめて言う。
「不思議ですね。時代が巡りめぐって、あの苛烈な戦争を戦った日本人とアメリカ人の息子同士が、こんな話をしているなん て。 われわれの父親はあの世で驚いているでしょう」(217p)。
 その二人は、日本政府の軽はずみな経済外交での中国依存への不審を述べる。RCEPとTPPだ。両方に加盟する日本、 どち らにも加盟しないアメリカ。
しかしRCEPは中国主導であり、アメリカは、日本への不信感を増大させているのではないか。そうだ、とエルドリッジは 断言 している。
 まして国防動員法によって海外にいる中国人も間接的戦闘員となり、国内で第五列的な動きをするだろう。なにしろ日本に は 23万人前後の中国からの留学生を含め、中国人は百万人もいる。自衛隊わずか23万、警察30万で侵略者と戦えるのかと言う 初歩的な疑問である。

 そして結語部分はこうだ。
 「真の日米同盟深化とは、米軍基地を自衛隊の管理下におけ」。評者(宮崎)が五年前に世に問うた『日本が在日米軍を買 収 し、第七艦隊を合併する日』(ビジネス社)とロジックは似ている。同じものの考え方をする論客がいるのだ。
 日本の国家安全保障を考える上で、本書は有益な参考書である。

  この宮崎さんの第7艦隊を買えも未だに実現する気配はなさそうです。それ以上にこれも財務省が必死で阻止するでしょう。
  奴等は、国より財務省が大事なのですからどうにもならない。

何時まで平和ボケでいるのか!