「おおばんぶるまい」と言えばてっきり「大盤振る舞い」だと思っていましたが、どうやら間違っているようです。
産経新聞より
気前よくもてなすことを、「椀飯(おうばん)振る舞い」という。江戸時代には、正月などに親類縁者を招いて開く宴(うたげ)を意味した。5月から6月にかけて来日したばかりの中国人32人に、大阪市が「生活保護」と呼ばれる「椀飯」を振る舞っていたことがわかった。…以下略
この記事自体はとんでもないものですが、今回は中身じゃなくこの「椀飯(おうばん)」です。
「大盤(おおばん)振る舞い」だとばかり思って、他の漢字があるなんて考えたこともなかっただけに驚きました。
あわてて、辞書を引いて見ると「おおばん」では「大盤」、「おうばん」では「椀飯」がありました。常日頃「おうばん」なんて言わないので「おおばん」でしか調べないので「おうばん」に気が付かなかったのかもしれません。
それにしても、日本語って難しいですね。知らずに使っている言葉がどれほどあるかと思うと怖い物があります。
それでなくても結構いい加減な性格で誤字・脱字はしょっちゅうだし、間違って覚えているものもあるし、パソコンでは第3927回の雨以下のような誤変換は日常茶飯事なのにこの上こんな語源の違うものまであったんじゃオチオチ文章もかけませんね。
と言いながら、そこは結構いい加減な性格で気にしなかったりして。
お恥ずかしい!
それにしても、来日したばかりの中国人への「生活保護」は何とも恐ろしい話です。日本はどうなるのでしょうか。この11日で答えはでるのかも。