インテリア・家具 横浜元町[ダニエル] 家具店主 咲寿義輝のブログ

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イギリス便り オクスフォードから 

2012-09-12 | 今日のできごと
英国の老舗家具メーカーアーコール(ercol)を訪ねるて、ロンドンオリンピックが終わった英国に到着。

アーコールのEdward社長の住まいがオクスフォード郊外にあることから、いつも尋ねるときはオクスフォードに宿をとります。

いつも泊まる定宿は、17世紀に建てられたとても雰囲気のあるホテル。以前は銀行として使用されてていたため、
そのホテルの名前は、『The Old Bank』。


外観からは想像できないないほど、中はすっきりしていてとても綺麗。
また、ここのオーナーが写真が趣味とあって、1960年代の当時の風景や人物を中心に壁面いっぱいに絵が掛けたれ、インテリアもとても評判がいい。



客室ももちろん、とてもクリーンで、ちょっとモダンなスタイルなのです。
  

このオクスフォードはもちろん学生街。感銘するのは、17-18世紀に建てられた建物が学生寮や学校・教室として現在も使われ続けているところにある。
  
上記の建物は学生寮。 

町の中心にあるマーケット(市場)で、いつも気にあるケーキ屋店がる。
ここのケーキ店のオーダーの多くがオーダーメイドとか。
 


祝われる人、送られる人のキャラクターやそのお祝いにふさわしいモノをモチーフに造られるオリジナルケーキ。
見ているだけで楽しくなり、送られる人がどんなイベントなのか、何が好きなのかっというようなことが伝わってくる。


今回の主たる目的は、ウィンザーチェアの歴史とアーコール社を訪ねること。
旅は、インテリア業界では知らない人がいない、北欧デザイン界の第一人者『島崎信先生』との二人旅。
時間がある限り、先生の今までの経験や業界の話、デザインの話を一人占めでいる最良のひと時である。先生とは、実は三世代のお付き合い。
先生は1950年代にデンマークに日本府が市場の調査やデザインの研究員として海外に送り出した初めての方。
その海外生活期間には、ハンスウェグナーやフインニュールといった、巨匠たちと一緒に生活していたのだから、我々デザインやインテリアをやっている人間からすれば、出てくる人たちの名前を聞くだけでワクワクする。

島崎先生とアーコール社長とアーコール本社に到着。




まずは、今回の目的と今までの椅子のルーツなどの話で盛り上がる。


3人ともインテリアについての話は尽きない。特に、アーコール社長も島崎先生の話には興味津々。出てくる話を裏付ける資料を示すと、目を大きくして驚いていた。

<続く>

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