しばらく前に、4月17-19日にハミルトンで行われるV8カーレースのレースコースに、去年使用された防御壁が再設置されました。
これは歩行者とレースコースを分ける壁で、下半分は頑強な(たぶん)コンクリート、上半分は金網でできており、内側、つまり車が走る側はそれぞれスポンサーの広告が掲示されるんですけれど、去年広告が塗られたまま壁を撤去し、順不同のまま今年それを再利用、設置したために、
本来は「ハミルトン」「ハミルトン」「ハミルトン」「ハミルトン」「ハミルトン」と続くはずの広告の文字が
ハ ハ ハミル ミル トン トン
とか、ゴロのよい歌のように並んでて毎回通るたびに笑いを誘うという事態になりました(笑)。
運転しながら写真は無理なので画像はありませんが、新聞にも揚げ足をとられたこの壁の順不同な広告、徐々に新しいスポンサーのものに塗り替えられています。
さてそんな楽しいハミルトン。住人もかなりいろんな人がいて面白い。
夫ドラえもん(仮称)の職場の社長、スコットは生まれも育ちもハミルトン子。
仕事でしばらくオークランドにいたけれど、今の店を買うためにハミルトンに戻ってきました。(ドラはもっと田舎の出身です)
そんな彼が企画する年一度の「社員旅行」は覚えてる方も多いと思いますが、
警察車両の追跡にびくびくしながら謎の目的地に向かった
社員旅行に同伴
不要な回り道でガソリンをさんざん無駄遣いさせられた
ミステリー社員旅行ふたたび
と、ここまで続くと、彼の企画するイベントの方向性がみんな似通っていることに気づきます。
今回、この週末にいきなり社員とそのパートナー全員で「お食事会」が企画されました。
もちろん行き先は秘密。
今回は泊りがけではないし、どんなに秘密にしたところでハミルトンだからこちらは気が楽。
警察に追跡される危険もなし(そこか)。
集合場所の職場の駐車場が金網で囲まれて施錠できるため全員車をそこへ置いて、目的地までは徒歩ということになり、
私はすっかり高級レストランかと(勝手に)思っていたら、あらーどんどん川岸へ降りていくじゃないですか。
とすると、行き先は「ワイパデルタ」というクルーズ船。
この船いろいろあってハミルトンでは経営困難ということで、もうすぐオークランド方面に川を下って引っ越す予定なんですが
詳しくはこちらの記事参照してくださいね
外輪船(というの?)。予想あたり。
一度話のたねに乗ってみたかったので乗船したときは結構わくわくしましたよ。
以前ハミルトンガーデンから撮った時の写真。
すぐ暗くなってしまった・・・
ニュージーでははじめて食べた石焼料理。お肉が香ばしくてやわらかかった。
フルーツ。
3時間かけて静かなワイカト川をクルーズするのは、夜外が真っ暗でなにも見えないので長く感じたけれど、食事は美味しかったのでそちらに軍配。
さて。
下船した時点ですでに10時をまわっており、町には私は用はない、ということで家に帰りたかったんだけれど、他の従業員たちが20代で、夜はまだまだこれから、と大騒ぎ。
ドラもそういうのが何か(まだ)好きなようで、この借りは明日絶対倍にして返すから一緒に来てとせっつくので、仕方がなく一緒に行くことになりまして
ロデオロデオとかいうにぎやかなバーで、私は社長の奥さんとジュースをすすりながら待っていたんです。
彼女も運転するからアルコール全く飲まず。
週末夜のHoodストリートなんて下戸の私には全く興味ない場所だし、朝早くからSPCAでボランティアしてたし、眠気が襲ってきて仕方がない。
だからまだ運転が大丈夫な間に帰ろうと私はドラをひきずって先にお暇することにしました。
さて。
繁華街から車を置いてきた店の駐車場まで徒歩10分ほど。
着くと施錠された金網の向こうにうちらの車が見える。
長い夜だったけど、もう少しで家に帰れるー♪とほっとしながらドラが鍵の暗証をあわせるのをみていたところ
鍵がウンともスンとも言わないんです。
何度も、何度もやりなおし、そのたびに暗証が間違っているかのように鍵はそのまま。
おかしいなー、おかしいなーと酔っ払いドラ。
私も何度かやってみたんだけれど、全く開く気配もないので、「これは絶対今日スコット(社長)が暗証番号を変更したにちがいない」「ではタクシーで帰るか、社長が来るまで待っているか」と迷って途方に暮れていたところ、幸い早めに退散してきた社長スコットと奥さんが戻ってきて、「どうしたのー?」と。
かくかくしかじかで、鍵が開かないんです、と説明して
すでに時刻は11時すぎ。
どれどれ、とスコット。
あれ?
あれ?
あれ?
何度も何度も暗証をあわせるんだけれど、やはりうんともすんとも言わない鍵。
鍵屋を呼ぼうかという奥さんの提案をよそに、あくまで暗証を合わせ続ける酔っ払い2号。
この鍵が開かないことには、社長もうちらも車が出せない。
かれこれ20分も試したけれど、結局開かず。
「じゃあ、明日またとりに来ることにして、タクシーで帰りますから・・・」といいかけた途端、
社長、ふらふらした足取りでアラームを解除した店の中から大きなハンマーを持ってきて、
いきなりかーん!かーん!かーん!
鍵を・・・自分の店の鍵を壊し始めた(汗)駐車場だけど。
真夜中の静まり返った商店街に怪しげな、鍵を壊すかなづちの反響音が鳴り響き、私は思わず表を見張ってましたよ(笑)。
そして最後の一振りで、鍵がパチーンとはじけて地面に落ちました。
錠前ってかなづちで開くんじゃん(笑)という余計な発見をしたんですが、すでにこの時点で12時近く。
長い夜がようやく終わり、家に無事戻ったんですけれど
なぜ鍵が開かなかったのか、未だに謎です。
とにかく毎回事件が起こるスコット社長の企画。
オセアニアブログランキングへ
次回をお楽しみに。また何かありますからね、きっと(笑)
これは歩行者とレースコースを分ける壁で、下半分は頑強な(たぶん)コンクリート、上半分は金網でできており、内側、つまり車が走る側はそれぞれスポンサーの広告が掲示されるんですけれど、去年広告が塗られたまま壁を撤去し、順不同のまま今年それを再利用、設置したために、
本来は「ハミルトン」「ハミルトン」「ハミルトン」「ハミルトン」「ハミルトン」と続くはずの広告の文字が
ハ ハ ハミル ミル トン トン
とか、ゴロのよい歌のように並んでて毎回通るたびに笑いを誘うという事態になりました(笑)。
運転しながら写真は無理なので画像はありませんが、新聞にも揚げ足をとられたこの壁の順不同な広告、徐々に新しいスポンサーのものに塗り替えられています。
さてそんな楽しいハミルトン。住人もかなりいろんな人がいて面白い。
夫ドラえもん(仮称)の職場の社長、スコットは生まれも育ちもハミルトン子。
仕事でしばらくオークランドにいたけれど、今の店を買うためにハミルトンに戻ってきました。(ドラはもっと田舎の出身です)
そんな彼が企画する年一度の「社員旅行」は覚えてる方も多いと思いますが、
警察車両の追跡にびくびくしながら謎の目的地に向かった
社員旅行に同伴
不要な回り道でガソリンをさんざん無駄遣いさせられた
ミステリー社員旅行ふたたび
と、ここまで続くと、彼の企画するイベントの方向性がみんな似通っていることに気づきます。
今回、この週末にいきなり社員とそのパートナー全員で「お食事会」が企画されました。
もちろん行き先は秘密。
今回は泊りがけではないし、どんなに秘密にしたところでハミルトンだからこちらは気が楽。
警察に追跡される危険もなし(そこか)。
集合場所の職場の駐車場が金網で囲まれて施錠できるため全員車をそこへ置いて、目的地までは徒歩ということになり、
私はすっかり高級レストランかと(勝手に)思っていたら、あらーどんどん川岸へ降りていくじゃないですか。
とすると、行き先は「ワイパデルタ」というクルーズ船。
この船いろいろあってハミルトンでは経営困難ということで、もうすぐオークランド方面に川を下って引っ越す予定なんですが
詳しくはこちらの記事参照してくださいね
外輪船(というの?)。予想あたり。
一度話のたねに乗ってみたかったので乗船したときは結構わくわくしましたよ。
以前ハミルトンガーデンから撮った時の写真。
すぐ暗くなってしまった・・・
ニュージーでははじめて食べた石焼料理。お肉が香ばしくてやわらかかった。
フルーツ。
3時間かけて静かなワイカト川をクルーズするのは、夜外が真っ暗でなにも見えないので長く感じたけれど、食事は美味しかったのでそちらに軍配。
さて。
下船した時点ですでに10時をまわっており、町には私は用はない、ということで家に帰りたかったんだけれど、他の従業員たちが20代で、夜はまだまだこれから、と大騒ぎ。
ドラもそういうのが何か(まだ)好きなようで、この借りは明日絶対倍にして返すから一緒に来てとせっつくので、仕方がなく一緒に行くことになりまして
ロデオロデオとかいうにぎやかなバーで、私は社長の奥さんとジュースをすすりながら待っていたんです。
彼女も運転するからアルコール全く飲まず。
週末夜のHoodストリートなんて下戸の私には全く興味ない場所だし、朝早くからSPCAでボランティアしてたし、眠気が襲ってきて仕方がない。
だからまだ運転が大丈夫な間に帰ろうと私はドラをひきずって先にお暇することにしました。
さて。
繁華街から車を置いてきた店の駐車場まで徒歩10分ほど。
着くと施錠された金網の向こうにうちらの車が見える。
長い夜だったけど、もう少しで家に帰れるー♪とほっとしながらドラが鍵の暗証をあわせるのをみていたところ
鍵がウンともスンとも言わないんです。
何度も、何度もやりなおし、そのたびに暗証が間違っているかのように鍵はそのまま。
おかしいなー、おかしいなーと酔っ払いドラ。
私も何度かやってみたんだけれど、全く開く気配もないので、「これは絶対今日スコット(社長)が暗証番号を変更したにちがいない」「ではタクシーで帰るか、社長が来るまで待っているか」と迷って途方に暮れていたところ、幸い早めに退散してきた社長スコットと奥さんが戻ってきて、「どうしたのー?」と。
かくかくしかじかで、鍵が開かないんです、と説明して
すでに時刻は11時すぎ。
どれどれ、とスコット。
あれ?
あれ?
あれ?
何度も何度も暗証をあわせるんだけれど、やはりうんともすんとも言わない鍵。
鍵屋を呼ぼうかという奥さんの提案をよそに、あくまで暗証を合わせ続ける酔っ払い2号。
この鍵が開かないことには、社長もうちらも車が出せない。
かれこれ20分も試したけれど、結局開かず。
「じゃあ、明日またとりに来ることにして、タクシーで帰りますから・・・」といいかけた途端、
社長、ふらふらした足取りでアラームを解除した店の中から大きなハンマーを持ってきて、
いきなりかーん!かーん!かーん!
鍵を・・・自分の店の鍵を壊し始めた(汗)駐車場だけど。
真夜中の静まり返った商店街に怪しげな、鍵を壊すかなづちの反響音が鳴り響き、私は思わず表を見張ってましたよ(笑)。
そして最後の一振りで、鍵がパチーンとはじけて地面に落ちました。
錠前ってかなづちで開くんじゃん(笑)という余計な発見をしたんですが、すでにこの時点で12時近く。
長い夜がようやく終わり、家に無事戻ったんですけれど
なぜ鍵が開かなかったのか、未だに謎です。
とにかく毎回事件が起こるスコット社長の企画。
オセアニアブログランキングへ
次回をお楽しみに。また何かありますからね、きっと(笑)
だいぶ昔に乗りましたよ。
ランチビュッフェだったんですが、パワフル・グランパ&マたちに先を越され、見事に食い尽くされました…
そうですか…引っ越しちゃうんですか。
それより、社長さん!
いやぁ、キウィらしいというか、何というか
ひつじさん、無事帰れてよかったですね!
機会があったらまた是非この新しい料理を試してみてください。美味しいですよ。
長い夜でした。そしてドラはぜんぜん借りをかえしてくれません。
憧れます~。
私は、川を下るといえばラフティングくらいしか経験ないです。
私は、ラフティングがそんなに激しいものだと知らずに当日、いきなり川へつれて行かれ抵抗する暇も与えられずライフジャケットを着せられボートへ・・・(汗)
物凄い激流で、わけも分からずゴムボートから落ちないように必死でしがみついていました。
だって・・・ラフティングについて詳しく聞いていなかった私は着替えを持たずに行ったため落ちたらパンツまで濡れてしまうので(TДT)
でも、抵抗虚しくボートから見事に落ちて全身ずぶ濡れ(^^;)
その後、どうでもよくなった私は服を着たまま泳いだり飛び込んだり(^^;)
ずぶ濡れのまま川から上がり皆でバーベキューしたりした後、家に帰るまでの3時間で私は見事に風邪を引きました(泣)
こんなハードな川くだりはイヤです(TДT)
ご主人の上司さんは、面白い方ですね(笑)
毎回なにか起きて飽きなくていいかも・・・しれませんね(爆)
社長の話、後で聞いたんだけど、あの後帰る途中で3回も吐いたらしいです(笑)。
みんなショットとか飲んでましたから。