レンガ

ニュージーランド、ハミルトンからお届けするひつじのブログです。


さて・・・・

ここハミルトンでは地震がありません。

断層が近くを通っていないからだと説明されましたが、そういえば今まで本当に一度もゆれたことがない。

ニュージーランドはそもそも火山があるので、地震もあります。

ドラが小さい頃住んでいた町の近くが震源地の地震があって、橋が落ちたり建物が崩壊したという話は聞いていたのですが

今回起きたクライストチャーチの地震、ニュースで見る限り相当な被害になっています。

余震がまだまだ続いて精神的にも住人の方たちの負担になっているようで。



幸いなことに最初の地震が早朝だったため、倒壊したビルには誰もおらず死亡者は出ていません。

ただ「間一髪」という人たちはいらっしゃったようで、地震が起こって飛び起きたあと、枕の上に天井からレンガが落ちてきた・・・とか（汗）。


停めていた車の上にレンガの煙突が落ちてきた、、、というケースも多いようです。


崩壊した建物を見ても、レンガが半分くずれて部屋の中がむき出しになっている、とか。

そうなんです。ニュージーではレンガ製の家が多い。レンガは「ブリック」と英語で呼ばれています。

地震の国なのだから、作るときに煙突や壁など補強してあるのかと思いきや
崩れた家の映像を見る限り壁の中に支える梁や柱などが入っていない感じ。

レンガだけをセメントで積み重ねて作った家・・・？（汗）

本当に最初の地震が早朝でよかった。乗っていた車にレンガがばらばら落ちてきたら・・・ぞぞぞぞ。


実はいま自分が住んでいる家も素材が半分レンガ。

風呂場の改装のときにはじめてその中を見たんだけれど、幸い？丈夫な柱がかなり狭い間隔でがっしり入れられて、平屋だし揺れたとしても全部が崩れて剥がれることはたぶんないかと・・・・




ただ職場がどうかな・・（汗）。なにせ100年もののビルだからな・・・・。



ところで子供の頃よく地震の訓練、やりましたよね。
サイレンが鳴ったら机の下にもぐるとか。学年が大きくなるごとに机が体の大きさに反してだんだん小さくなってもぐれない子も出てきたりして。


こっちでのそうかな？と思っていたんだけれど、会社とかで現実的にみなさん体大きいから難しいかも・・・・



で、聞いたみたんですよ。

地震が起きたらまずどこに非難するのかってね。

そうしたらどこだと思いますか？



みなさん口をそろえて

「ドア枠」


・・・・だそうです。ドアの枠が家の中で一番丈夫な「部品」なわけですね・・・orz不安だなぁ


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ちなみにイギリスのレンガは補強されているんだそうですよ。
イギリスからの移民が多い国。「イギリスではこんなことが起きないのに」とおっしゃってる方が数人いらっしゃいました。