ここ数日お天気の続く、ニュージーランド、ハミルトンからお届けしています。
さて。
ここハミルトンは残念ながらホームスティや大学関係者以外の日本人にはあまり馴染みがない土地です。
それもそのはず、観光の目玉になるような、温泉もないし、スカイタワーもないし、ヒツジの毛がりショーもない。
いちおうキャンプ場はあるけれど、イベント(ラリーとか、農業博覧会とか)以外の時期はガラガラ。
そんな市なんだけれど、行政としては一応観光客には来て欲しいわけ。
ハミルトン観光のホームページで
こちら
あれこれと紹介しているんですけれど
ここに載ってるアクティビティー、
ジェットボート
ヘリコプターフライト
洞窟探検など
「そんなのあったかいな?」と良く読めば
いずれもハミルトン市内ではなく、別の町。
ハミルトンから日帰りで行けますよ、ということなんだろうけれど
本当はハミルトン市内そのものには参加型アクティビティーがほとんどありません。
ワイカト博物館
ハミルトンガーデンはいずれも訪れれば楽しいけれど
こういまひとつ観光客を引きつける要素としては「ただそこにあるだけ」の存在でいまいちインパクトに欠ける。
そんな中、ご存じの方も多いでしょうが
ワイパデルタ(船の名前)は、他に目立ったアトラクションがないだけに、
結構目を引かれます。
ワイパデルタのホームページ
コーヒークルーズや、ディナークルーズなど30ドル前後から楽しめるようで、
この寒い冬の時期は運行回数が減りますが、春になれば毎日運行。
オーナーはマークさん(47歳)。
11年間もハミルトン観光の目玉として頑張って来ました。
その間、夜中に係留中の船が何度も空き巣に入られたり、
一度は空き巣に対面して暴力をふるわれ、気づいたら病院だった・・・とか、
色々苦労があっても続けてきたんですけれど
とうとう、来年の7月に、ハミルトンに見切りをつけて、川を下ってオークランドまで3ヶ月かけて移動し、そこで再スタートを切る決心をした・・・
そうです。
ワイカトには見切りをつけてオークランドへいっちゃいますよー、と公式発表をしたんですけれどね
その第一の理由が採算の面もあるけれど
ハミルトン行政の厳しい手続きのせいで、にっちもさっちも行かない状態になった。
とのこと。
船にも車検と同じように2年ごとの検査が義務づけられているというのははじめて知ったのですが、
その検査で、ここワイカトには船を完全に岸にあげる設備がないのです。
今あるのは無許可の仮の浮き桟橋(これを利用して今までは「車検」を通していたそうなんですが)で、これは行政から撤去命令が出て期限が過ぎてしまいました。
ハミルトンで運行されているのはこの船だけ。
きちんとした桟橋を設置するのも莫大なコストがかかり、マークさんの単独では設置はムリ。
かといって、行政も市民の税金を使って桟橋を造るのは、観光客の数が少ないことからもムリ。
行政も船をハミルトンに引きつけておきたい気持ちがやまやまなのは、市長さんが上の公式発表後あわてて、話し合いをはじめたということから分かるんだけれど、
にっちもさっちもいかない状態な中、
マークさんが持病を悪化させたこともあって
決心は固いとのこと。
ということで。。。。。。この船の姿はあと1年ほどでハミルトンから消えます。
来年7月以降、3ヶ月かけてワイカト川を下り海へ出て、最終目的地オークランドで新規にデビューする予定だとか。
オークランドはセーリングの街。船にやさしい環境での、新しい門出を応援したいですね。
オセアニアブログランキングへ
さて。
ここハミルトンは残念ながらホームスティや大学関係者以外の日本人にはあまり馴染みがない土地です。
それもそのはず、観光の目玉になるような、温泉もないし、スカイタワーもないし、ヒツジの毛がりショーもない。
いちおうキャンプ場はあるけれど、イベント(ラリーとか、農業博覧会とか)以外の時期はガラガラ。
そんな市なんだけれど、行政としては一応観光客には来て欲しいわけ。
ハミルトン観光のホームページで
こちら
あれこれと紹介しているんですけれど
ここに載ってるアクティビティー、
ジェットボート
ヘリコプターフライト
洞窟探検など
「そんなのあったかいな?」と良く読めば
いずれもハミルトン市内ではなく、別の町。
ハミルトンから日帰りで行けますよ、ということなんだろうけれど
本当はハミルトン市内そのものには参加型アクティビティーがほとんどありません。
ワイカト博物館
ハミルトンガーデンはいずれも訪れれば楽しいけれど
こういまひとつ観光客を引きつける要素としては「ただそこにあるだけ」の存在でいまいちインパクトに欠ける。
そんな中、ご存じの方も多いでしょうが
ワイパデルタ(船の名前)は、他に目立ったアトラクションがないだけに、
結構目を引かれます。
ワイパデルタのホームページ
コーヒークルーズや、ディナークルーズなど30ドル前後から楽しめるようで、
この寒い冬の時期は運行回数が減りますが、春になれば毎日運行。
オーナーはマークさん(47歳)。
11年間もハミルトン観光の目玉として頑張って来ました。
その間、夜中に係留中の船が何度も空き巣に入られたり、
一度は空き巣に対面して暴力をふるわれ、気づいたら病院だった・・・とか、
色々苦労があっても続けてきたんですけれど
とうとう、来年の7月に、ハミルトンに見切りをつけて、川を下ってオークランドまで3ヶ月かけて移動し、そこで再スタートを切る決心をした・・・
そうです。
ワイカトには見切りをつけてオークランドへいっちゃいますよー、と公式発表をしたんですけれどね
その第一の理由が採算の面もあるけれど
ハミルトン行政の厳しい手続きのせいで、にっちもさっちも行かない状態になった。
とのこと。
船にも車検と同じように2年ごとの検査が義務づけられているというのははじめて知ったのですが、
その検査で、ここワイカトには船を完全に岸にあげる設備がないのです。
今あるのは無許可の仮の浮き桟橋(これを利用して今までは「車検」を通していたそうなんですが)で、これは行政から撤去命令が出て期限が過ぎてしまいました。
ハミルトンで運行されているのはこの船だけ。
きちんとした桟橋を設置するのも莫大なコストがかかり、マークさんの単独では設置はムリ。
かといって、行政も市民の税金を使って桟橋を造るのは、観光客の数が少ないことからもムリ。
行政も船をハミルトンに引きつけておきたい気持ちがやまやまなのは、市長さんが上の公式発表後あわてて、話し合いをはじめたということから分かるんだけれど、
にっちもさっちもいかない状態な中、
マークさんが持病を悪化させたこともあって
決心は固いとのこと。
ということで。。。。。。この船の姿はあと1年ほどでハミルトンから消えます。
来年7月以降、3ヶ月かけてワイカト川を下り海へ出て、最終目的地オークランドで新規にデビューする予定だとか。
オークランドはセーリングの街。船にやさしい環境での、新しい門出を応援したいですね。
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以前ハミルトンにいた時にクルーズ体験ができなかったので 今度行けたらやってみようかなと思っていた所だったんです(笑)来年の7月までに行けたらできるんですね
新情報ありがとうございます♪
とかいいつつ、私も一度も乗った事がないのです。