こんにちは。
ニュージーランド、ハミルトンからお届けしているひつじのブログです。
さて。
この週末一泊で行き先不明のミステリーな社員旅行に同伴することになった訳ですが(詳しい話はこちら)
ひとつだけいいことがありました。
旦那がオーナーと交渉して、自分の車で行っていいことになったのです(イェイ!)。
道中後部座席で狭い思いをするのだけは嫌だったので(すみません、足長いもんで(嘘))少しこれで気が楽になり、天気もいいし少し楽しみになってきたんですよ。
少し早めに家を出て、ガソリンを満タンにして、コーヒーまで飲んでのんびりとした気持ちで集合場所のオーナー宅へ向かいました。
私たちが着いた時にはすでにみんないて、オシャレなお庭でシャンペンとクリスマスのお菓子が振る舞われ自己紹介。
話を聞くと、なんと奥さんまで行き先を知らないとか。
ということで、携帯の番号を交換して、先頭をオーナーの車、その後ろが彼女の車、そして私たち、という3台の「コンボイ」で北へ行くのか、南に行くのか分からないまま出発した訳ですが
ええっと。
1台目を運転して、自分だけが行き先を知っている場合普通みなさんどんな運転をしますか?
というか、自分が上の状況で3台目の車だったら、1台目の運転手にはどんな運転を期待しますか?
当然、気遣いですよね、気遣い。
後ろから2台がちゃんとついてくるか常に確認しながら、車線変更は極力避けて、安全運転で制限速度を心がけ・・・・・・・少なくとも私はそうしますがね。
勝手にミステリーな社員旅行をひとりで計画して、テンぱっちゃったのか。
とにかく、出発した途端、私たち置いてきぼりになりました。
速い速い。
何キロオーバーしてるのか分からないけど、オーナーの車はとっくに見えなくなって、
かろうじて奥さんの車だけが、角、角で見えるのでそれを頼りに住宅街をぬけ、幹線道路を北へ向かい始めました。
ということは、行き先はオークランド方面!?
そう分かって少しは気が楽になったものの、運転している旦那は「自分の車でリラックス」どころじゃありません。
オーナーの車、不要な所で制限速度を守っている車をどんどん追い越すんですよ。
奥さんもどうやら必死で運転している。
道路が直線になるとかろうじて、向こうの方に小さく見えるんですがね。
後続車の私たちを危険にさらしていることに気づいていない様子。
1台目が追い越せば2台目の奥さんも追い越す。
でも3台目の私たちはタイミングが悪くて追い越せず・・・・・・の繰り返しで1台目との距離はドンドン広がるばかり。
まだ出発して15分もたたないのに、すっかりオーナーを見失いました。
それでも。
旦那も一応ニュージーランド人ですから、みんなのようにスピードオーバーだってやれば出来る。
置いてきぼりになってアドレナリンが噴出したのか、
ある時点で
レーサーモードに豹変。
いきなりアクセル全開でバンバン他の車を追い抜き始めました。
ニュージーランドの高速道路はどこでパトカーが待機しているか分からないんですよ。
っていうか、速いよ、速すぎるよ。
こんなカーチェイスみたいな社員旅行なんて嫌だよ~
スローダウンしてくれーーー頼むから、安全運転してーーーーと、大騒ぎしたためか、というかバチンバチン肩を叩いたためか、ようやくいつものペースに戻り、私は携帯のテキスト(メールのようなもの)で
「速すぎる。追いつけないから行き先教えて」とオーナーの車へ送りました。
そのテキストでようやく自分がうちらを「まいて」しまったことに気づいた様子。
どんどんスピードを落としてようやくうちらも追いつき、落ち着いたスピードでオークランド市内へと入りました。
オークランドの高速っていわば首都高のようなもので、目的の出口に出るためには正しい車線にいなくちゃいけないんですね。
あまり慣れていない私たちは、オーナーには分かりやすく車線変更は早めにやってもらいたかったんですが・・・・
ずっと何キロも「ノース(北)」行きの車線にいたのに、
いきなり出口直前で「スカイタワー」行きの車線に変更されまして。
旦那も「うわ!」とか言ってあわてて車線変更。
もうミステリーもなにも、はじめっから「スカイタワーのホテル」って言われてりゃこっちだってのんびり行ったのに。
悪いけどスカイタワー泊ったことあるし。
喜ぶと思ってあくまでも「内緒」を守り通したオーナー。
最後のあの車線変更も、「ノース」に行くと思わせ最後のどんでん返し・・・のつもりだったに違いない。
到着後、奥さんにも「あんた危ないわよ!スピードオーバー!!!!!」と叱られ・・・。
とにかく無事に着けてよかったよ・・・
たかだか1時間ちょっとの道のりだけど二人ともげっそり疲れて、夕食はホテルのバッフェかな?なんて。
だったらシャワーを浴びてのんびりしたいな・・・なんて思ってたんですけどね。
チェックインが終わって戻ってきたオーナー
「はい、じゃあ部屋で支度をしたら30分後ロビーに集合!」(軍隊風に)
だって。
うわーまだテンぱってるよ・・・・
つづく
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さて。
この週末一泊で行き先不明のミステリーな社員旅行に同伴することになった訳ですが(詳しい話はこちら)
ひとつだけいいことがありました。
旦那がオーナーと交渉して、自分の車で行っていいことになったのです(イェイ!)。
道中後部座席で狭い思いをするのだけは嫌だったので(すみません、足長いもんで(嘘))少しこれで気が楽になり、天気もいいし少し楽しみになってきたんですよ。
少し早めに家を出て、ガソリンを満タンにして、コーヒーまで飲んでのんびりとした気持ちで集合場所のオーナー宅へ向かいました。
私たちが着いた時にはすでにみんないて、オシャレなお庭でシャンペンとクリスマスのお菓子が振る舞われ自己紹介。
話を聞くと、なんと奥さんまで行き先を知らないとか。
ということで、携帯の番号を交換して、先頭をオーナーの車、その後ろが彼女の車、そして私たち、という3台の「コンボイ」で北へ行くのか、南に行くのか分からないまま出発した訳ですが
ええっと。
1台目を運転して、自分だけが行き先を知っている場合普通みなさんどんな運転をしますか?
というか、自分が上の状況で3台目の車だったら、1台目の運転手にはどんな運転を期待しますか?
当然、気遣いですよね、気遣い。
後ろから2台がちゃんとついてくるか常に確認しながら、車線変更は極力避けて、安全運転で制限速度を心がけ・・・・・・・少なくとも私はそうしますがね。
勝手にミステリーな社員旅行をひとりで計画して、テンぱっちゃったのか。
とにかく、出発した途端、私たち置いてきぼりになりました。
速い速い。
何キロオーバーしてるのか分からないけど、オーナーの車はとっくに見えなくなって、
かろうじて奥さんの車だけが、角、角で見えるのでそれを頼りに住宅街をぬけ、幹線道路を北へ向かい始めました。
ということは、行き先はオークランド方面!?
そう分かって少しは気が楽になったものの、運転している旦那は「自分の車でリラックス」どころじゃありません。
オーナーの車、不要な所で制限速度を守っている車をどんどん追い越すんですよ。
奥さんもどうやら必死で運転している。
道路が直線になるとかろうじて、向こうの方に小さく見えるんですがね。
後続車の私たちを危険にさらしていることに気づいていない様子。
1台目が追い越せば2台目の奥さんも追い越す。
でも3台目の私たちはタイミングが悪くて追い越せず・・・・・・の繰り返しで1台目との距離はドンドン広がるばかり。
まだ出発して15分もたたないのに、すっかりオーナーを見失いました。
それでも。
旦那も一応ニュージーランド人ですから、みんなのようにスピードオーバーだってやれば出来る。
置いてきぼりになってアドレナリンが噴出したのか、
ある時点で
レーサーモードに豹変。
いきなりアクセル全開でバンバン他の車を追い抜き始めました。
ニュージーランドの高速道路はどこでパトカーが待機しているか分からないんですよ。
っていうか、速いよ、速すぎるよ。
こんなカーチェイスみたいな社員旅行なんて嫌だよ~
スローダウンしてくれーーー頼むから、安全運転してーーーーと、大騒ぎしたためか、というかバチンバチン肩を叩いたためか、ようやくいつものペースに戻り、私は携帯のテキスト(メールのようなもの)で
「速すぎる。追いつけないから行き先教えて」とオーナーの車へ送りました。
そのテキストでようやく自分がうちらを「まいて」しまったことに気づいた様子。
どんどんスピードを落としてようやくうちらも追いつき、落ち着いたスピードでオークランド市内へと入りました。
オークランドの高速っていわば首都高のようなもので、目的の出口に出るためには正しい車線にいなくちゃいけないんですね。
あまり慣れていない私たちは、オーナーには分かりやすく車線変更は早めにやってもらいたかったんですが・・・・
ずっと何キロも「ノース(北)」行きの車線にいたのに、
いきなり出口直前で「スカイタワー」行きの車線に変更されまして。
旦那も「うわ!」とか言ってあわてて車線変更。
もうミステリーもなにも、はじめっから「スカイタワーのホテル」って言われてりゃこっちだってのんびり行ったのに。
悪いけどスカイタワー泊ったことあるし。
喜ぶと思ってあくまでも「内緒」を守り通したオーナー。
最後のあの車線変更も、「ノース」に行くと思わせ最後のどんでん返し・・・のつもりだったに違いない。
到着後、奥さんにも「あんた危ないわよ!スピードオーバー!!!!!」と叱られ・・・。
とにかく無事に着けてよかったよ・・・
たかだか1時間ちょっとの道のりだけど二人ともげっそり疲れて、夕食はホテルのバッフェかな?なんて。
だったらシャワーを浴びてのんびりしたいな・・・なんて思ってたんですけどね。
チェックインが終わって戻ってきたオーナー
「はい、じゃあ部屋で支度をしたら30分後ロビーに集合!」(軍隊風に)
だって。
うわーまだテンぱってるよ・・・・
つづく
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