ハミルトンでGP登録

2007-11-05 19:43:39 | ハミルトン
今日ですね、仕事帰りに信号待ちをしていて、隣の車の若い金髪女が「中国人は中国へ帰れ!」と言い放ち反論する間もなく走り去っていきました。

走り去る車に向かって中指立ててF言葉で言い返したけど、本人には届かなかった。くやしいなー。

もちろん中国人と言われたことに腹が立ったわけではなくて、言われたまま何もできなかったことが無性にくやしい。←意外と熱くなるらしい




「ハミルトンでは」というのが正しいのか、「私は」というのが正しいのか分からないのですが、今まで一度も人種差別らしき待遇をされたことがありません。

私が差別に気づかないほど鈍感なのかも知れないという可能性もありますが、それは置いておいて、ハミルトンって意外に国際都市で、住む人も違う人種に接することに慣れているんじゃないかと思うのです。

仕事でいきなり電話に出た相手がこんな(私)訛りのある英語で返事しても全く動揺もなく、普通に用件を話し出すあたり。

スーパーのレジの人がアジア系の顔にドン引きするわけでもなく、普通に天気の話とかしてくるし。

人種差別はあるものと覚悟してたら、きっと拍子抜けするかも知れません。

だから上の金髪女は私の中では例外中の例外。

ハミルトンに住んでるんだったらきっといつかはまたすれ違うはず。
その時にまた何か言ったら今度こそ反撃してやる~(うー)




さて今日旦那がGPへ行くというので、一緒に行って私もGP登録をしてきました。

GPとはジェネラルドクターの略で、こちらはお腹が痛くても、耳が痛くても、登録したGPにまず会って、必要と判断されれば専門医を紹介してもらう仕組みになっています。

一度登録すると次からは同じGPに行くことになります。
医療記録がそこに保管されるからです。

もし違うGPから移りたい場合ははっきり申告しなくてはいけません。

ドラえもんですが、ニュージーランドで医者に行ったのはかれこれ20年も前の話。

受付で以前のGPを聞かれても分からず、出身の町名と名前で調べてくれました。
そんな昔のデータでもきちんと残っていて、びっくりです。


で、ドラはそこで額にずっとある小さなポッチが皮膚ガンかどうかをチェックしてもらいました。

ニュージーランドで生まれ育った人が気をつけなくてはいけない皮膚ガン。何しろオゾン層がありませんものね。

子供のころ日焼け止めなしで日光にあたっていたのが大人になって皮膚ガンとして出てくるんだそうですよ。
今は子供に日焼け止めはかかせませんが、ドラが子供の頃は誰でも外で平気で遊んでいました。

皮膚ガンの初期はいろいろな症状があり、ほくろとか、シミとか。それが日に日に大きくなる人は至急お医者さんに診てもらわなくてはいけません。

表面が小さくても、見えない所で大きくなってる可能性があります。

だから気になる所があれば早期発見が重要。

というわけで今日行った訳ですが、「これ皮膚ガンじゃないですねー。いわばいぼの一種でしょう」って言われてました。ぷぷ、イボでしたか。

イボでもちゃんと治療しましたよ。マイナス何十度という冷却液で(ガスボンベのようなものに入ってます)その部分を「焼く」んですね。
皮膚ガンも同じ治療で治る種類があります。(恐いのは「メラノーマ」というもの)

焼いたあと、数日でかさぶたになればオッケー。

たばこで焼かれたように痛かった(焼かれたことがあるのかっ!?)と言ってました。


で・・・先週別の病院で費用を問い合わせたんですが、そこは初診65ドルと言われました。ここは私が永住権申請に必要な健康診断を受けた所。

ところが今日のGPでは25ドル。

政府からの補助金が出ている所と出てない所の違い?
うちの近隣が低所得者が多いから?

確かに上の病院の方がきれいで設備も整っている印象はあったけれど・・・・

まだまだ不勉強な医療制度、これも私がいままで病気もせずピンピンしているせいです。
今後はGP登録もしたことだし安心して・・・・ん?



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