Danchoのお気楽Diary

高校3年間応援団だった「応援団バカ」の日記。スポーツ観戦や将棋等の趣味の他、日常感じる事を、「ゆるゆる」綴ります。

『第59回 六旗の下に』から、2週間程経って…/感想など、観覧記

2012-06-24 20:25:52 | 東京六大学応援団

(画像は、私のFacebookでのお友達が、Facebook上でアップして下さったものを引用させて頂きました。ご了承下さい。)


読者の皆様、とりわけ応援団のファン、応援団マニアの読者の皆様、そして、東京六大学野球観戦がご趣味の読者の皆様、こんにちは。

先週までの3週間に及んだ「マイ・ゴールデンウィーク」。
しかしながら、今年からは、昨年までと違って、事業部の製品の製造管理やスタッフ業務を担当している関係上、「平日に年休まとめて一括取得で連休にする」事が不可能になり、山口~埼玉の実家との間を3回も往復するという「強行弾丸日程」だったため、実質「4週間ぶりの、山口での公休日」となった関係上、このレポートをまとめるのが大変遅くなりました。まだ正直、その「良い感じの疲労感」は抜けていません。ですが、何とか元気ですし、明日からも仕事はしっかりやるつもりです。

既に、15日、実に2週間以上も経ってしまいましたが、6月9日の土曜日に、タイトルにある東京六大学応援団連盟主催の『第59回 六旗の下に』を観覧するため、今年も日比谷公会堂に足を運びました。
私は、『第54回…』からライブで観ているので、これでちょうど6回連続、ようやく「1周」した事になります。

過去の5回と比較するのは恐縮ですが、それでも申し上げるなら、「過去5年間以上」に盛り上がりがあった様に感じます。
それが「どういうところで」感じたか…は、後程申し上げたいとは思いますが、私が見てきた中では、「過去最高」だったかもしれません。
会場に訪れる皆さんは熱くて、この年に一度の大イベントを楽しみになさっているんですね。

当日は開場までの2時間ほど前から雨脚が強くなり、開場まで列に並んで待機していること自体も「過酷」でした。毎年恒例の「六旗、揃い踏み」も残念ながら一般の私達の前では披露されませんでした。
それでも「熱さ」は伝わるイベントではあったのかな?…と感じます。
東日本大震災の翌年で、しかも「嵐」の様な悪天候。会場に駆け付けた皆さんのモチベーションが下がりそうな環境にありながら、開場してからは、その反面凄かった気がします。

そして…これは後日改めて「整理」するためにも書きたいのですが、今年は、私が山口に居る間、KT先輩をはじめとする、いつも「4人」で神宮で観戦なさっている仲間(その中には、K・O・Fさん、烈さんも含まれているのですが)と、私も含めた「5人組」のみならず、「明治を愛する会」の会員の方や、何と、拙ブログにも時々コメントを付けて下さる双子の父さんともコンタクトが取れ、「にぎやかワイワイ8人組」で2階席から観覧していました。

一昨年、あまりに「立ち見」が多すぎて混乱があったようで、今年もその教訓を活かし、現役諸君の「普段の応援活動の負担軽減」という趣旨も相まって、チケット販売方法を、プレイガイド委託により販売し、日比谷公会堂の「キャパシティー」に見合った分でチケット販売を打ち切ったと思われる措置を施した事もあって、開場まで結構な時間並んだ点は変わりなかったものの、大きな混乱がなく、その点でも良かったのではないかと思っています(本件も、また後程触れます)。


今回は、スタイルや志向をを若干変えて書いてみようかな…とは当初思っていたのですが、ちょっと無理そうなので、あまりこだわらずに、私なりの各大学のステージ演技を拝見して感じたことを、登場順番順に、お話してみたいと思います。
(以下、「だ・である」調に変えます。ご了承下さい。)


●東京大学運動会応援部

3年前、一昨年、昨年と、本当に見事なステージ演技を披露している。
一昨年は、感動のあまり、不覚にも涙が出た。それ位の「凄さ」だった。
その「凄さ」を演出したのは、言うまでもなく、昨年度、この場に「主将」としてステージに立った、「ハァハァ」していた藤原君の頑張りにあったことは、周知の通り。
そして「もう一人」が、一昨年、「たった一人の2年生リーダー部員」としてバックで「孤軍奮闘」していた、気合満点の岡崎君であったようにも思う。
昨年の主将の藤原君や、今年「たった一人のリーダー幹部」で主将の岡崎君…。
一昨年、『東京大学の「『今でも』消えることのない闘志』という記事を書いて紹介してるが、当時1年生だった岡崎君は、今年幹部ですから、この時現役で今もステージに立つ「登場人物」としては「ラストウエポン」とも言える。練習のあまりの過酷さに体力が続かず、スポットを浴びた1年生は残念な結果になってしまったけれど、「初々しい」ながらも必至で頑張っている岡崎君の姿は、胸に焼き付いている。
なんと、岡崎君は4年生で、「医学部」と紹介された…という事は、その「入学するだけでも難しい、医学部」の「学生」としても「文武両道」を成し遂げていた…という事は、驚異的だ。並大抵の努力では、ここまで続かなかったであろう。敬服…の一語に尽きる。
2年生の時の「気合満点の面構え」から2年…私の「チェックポイント」は、岡崎君の「存在感」に、重きを置いて見ていた。
テクの面では、やや大目に見ないといけないかな…というのは感じた。「たった一人のリーダー幹部」の難しさは、高校のレベルでも言えることではあるが、テクを磨く時間という意味では自由度がなくなるため、年々「テクでの凄み」が削がれている感じがするのは残念な気がした。テクで「凄い!」と思うと、観客は思わず拍手をしてしまうものだが、残念ながらそれを引き出すまでの迫力には欠けた。しかし、それは「一人幹部」であるが故、仕方ない事かもしれない。
だが、それを補って余るだけの「存在感」は示せていたのではないかと思う。
司会も、昨年ちょっと「酷評」してしまった3年生部員(敢えて名前を出すとしたら、増井君)が「リベンジ」で登場したが、こちらは見事に「上達」していた。笑いも取れていたし、ステージの「味付け」には十分なっていたと思う。
今年は、個人的に楽しみな事がある。
この「チーム岡崎」が、「七大戦」(旧・帝大から存続の7つの大学が、スポーツ競技全般で得点を競い合う大会の事を指す)の「応援演技披露会」が、主幹校である九州大学で開催されるため、私の住まいがある山口県の「隣」まで来てくれる。情報によれば、8月10日が「市街地デモ行進」で、翌11日が「応援演技披露会」らしい。場所は、九州大学箱崎キャンパスだ。既に、KT先輩と、これを見るため(他にも目的はあるのだが)出掛ける予定を立てている。「チーム岡崎」が更に2か月を経て、どこまで成長するのか…期待は大きい。
来年も、司会で見事リベンジを果たした増井君をはじめとする3年生が、順調なら幹部として登場するので、まだまだ楽しみは続く。
2年生以下の頑張りにも、期待したい。東大の火は、決して絶やさぬように…。


●早稲田大学応援部

ちょっと残念だが、昨年拙ブログでも触れ、出版社の週刊誌でも取り上げられた、2年生リーダーの女性が、残念ながら出演していなかった。「諸般の事情」と思われるが、それを尊重するしかない。期待していただけにショックは大きいが…。
しかし、これで、早稲田の2年後が「危機」となることはほぼ確実な情勢。野球は春季優勝したし、大学選手権でも優勝した。そちらは1年前の「心配な情勢」を大型補強で打破できたが、応援部はその「間逆」と言わざるを得ない。
ところで昨年、ここで「革命」という言葉で賛辞を贈った。その気持ちは今でも変わらない。
私個人的には、中途半端な男子よりも、強い意志を持って自らを鍛えようと、敢えて棘の道へ身を投じる女子の方が、「格好良い」と考えるからだ。女子に学ランを着せるなんて…という意見もあるとは思うが、私が良く表現する「根っこ」の部分が揺るがないものであるとするならば、女子に学ランを着せる着せないの賛否は、所詮「枝葉の葉の部分」でしかないと思っている。「格好良い女性」は、学ランを着せても似合うはずだ…というのが私の考えでもある。これは、昨年も述べた。
ただし…だ。
「リーダー」に身を投じた…という事は、もし、東大の岡崎君の様に「たった一人」となった場合、当然ながら「旗手(長)」も兼務することになる。応援団の世界にあって「団旗」は重い、色々な意味で。したがって、これを掲げ、「礼」もできなければならない。そこまでの覚悟があり、鍛えるなら「言う事なし」である。恐らく、その点の「諸般」で何かがあったのかもしれない…。
さぁ、2年生リーダーが、昨年度末から既に「たった一人」だった早稲田。それが女性一人で、今年出演がない…。2年後「リーダー幹部不在」の「空白」を作ってしまうのだろうか…。六大学の中でも常に「トップレベル」にあっただけに、どう巻き返してくるかに注目したい。
ステージに話を戻すが、演目の構成を、大幅に変えてきた。もう一つ、「チャンスパターン」で、バックの下級生リーダー部員が「指導」に回り、ステージから降りて観客を鼓舞していた。これは斬新に見え、工夫があって良かった。「おさらい」はするが、今回の『六旗の下に』が良かった理由の一つではある。
しかし、「何か」が足りない…そんなちょっぴり複雑な後味が残った感じがした。今年幹部の深山君が、昨年3年生リーダーで司会を担当してかなり盛り上げて良かっただけに、全ての面において「何か」が足りない気がした。私が早稲田のステージを見て、これしか書けないのだから、観客の皆様の中にも、「拍子抜け」している方がいらっしゃるのでは?…。
早稲田に期待しているファンも多いはずなので、色々な意味で「巻き返し」に期待したい。


●立教大学体育会応援団

ここは、一昨年の3人の幹部諸君(川島君、金井君、中島君)が「相当頑張って」かなり盛り上がってきた感があった。「立教のテクは、難しくありませんから、どんどん真似て下さい」とでも解説してくれたような気が、今でもしている。決して「自己満足」に甘んじず、観客を魅せる工夫があった。
昨年は、今年の東大同様「一人リーダー幹部(大野君)」で、その「良い流れ」を上手に守っていた感じがした。
東大のところでも書いたが、「一人リーダー幹部」は本当にやらねばならぬ仕事が多いから、テクの面を鍛えるだけの十分な時間がないように見えたのは、昨年の立教を見て感じた事であった。
今年も、「サイトウ ユウキ」が立教に帰ってきた…という司会は大変面白かったし、昨年の早稲田の深山君の司会でも「持っていないゆうちゃん」という「お約束」で注目されたけど、今年も、団長の斉藤君の「一人リーダー幹部」の体制。
立教に思うことは、いつもながらで恐縮だが、とにかく部員を増やすこと…これをとにかく真剣に考えた方が良い。
だが、光明が見えた。
司会を担当していた3年リーダー部員(敢えて名前を出すなら、霜田君)のテクにキレがあった。第一応援歌「行け立教健児」の2番になると、バックもメインと一緒に「突き」のテクが入るが、よく見ると、斉藤君よりもむしろ上手なんじゃないか?…と思える程だった。斉藤君が一人で苦しんでいるところを上手に補っている感じが見え、来年は大いに期待できるステージになった気がした。
数年前の、私の周りの観客が「寝てしまっていた」程だった時に比較したら、凄く良くなっているし、「立教もやればできるんだぞ!」というところが見えてはいるので(バックも、人数は相変わらず少ないですが、良くなっています)頑張って欲しい。
私が現役当時は人数もたくさんいたし、そういう「時代」もあった事は知っているつもりなので、「ステージに華を添える」だけのリーダー部員の確保という点が上手くいけば、評価が「ガラリ一変」する要素は、今年も見い出せた。


●法政大学応援団

明治にリーダー部がない以上(正確には後述するが、今年度から「応援指導班」ができたので、やがて「リーダー部」へ昇格するのであろうが)、やはり「リーダー部の凄み」を発揮する立場にあるのが、法政だろうというのが、私の勝手な「妄想」かもしれないが思うことである。
何故なら、私達が現役当時は、明治と法政は、とにかく「別格」であった。明治が「相撲道」(とりわけ、横綱の土俵入りの型で言うと「不知火型」)を踏襲しているならば、法政は「空手道」を踏襲しているようなテクの構成で、日本の武道であるが故、迫力があった。
司会の面では、あまり成長が感じられなかった団長の山田君が、ここも東大&立教同様「一人リーダー幹部」でありながら、苦労を重ねてようやくたどり着いた感がある。その努力は敬服に値する。
昨年、第一応援歌「若き血の誇り」の「骨抜き」のテクに愕然としたが(リーダー幹部不在だったから仕方ないが)、レベルが高いテクを、山田君がしっかり「温めて」披露してくれた。
山田君で「凄い」と思ったのが、「伝統の勝利の第一拍手」のテク。
私が現役当時に拝見したテクに、「間の取り方」が似ていて、じっくり見せていた気がした。ごまかしがきかないテクをじっくり見せることができるのだから、相当頑張ったという事が窺い知れる。昨年の「衝撃」を忘れさせてくれるだけのものは披露できたのではないだろうか。
ステージ演技の構成が、毎年そう変わらない法政にあって、結構楽しめた感があったのは収穫。
しかしながら、チアのテクのキレが、第53&54回頃の時と比較して、かなり低いのが気にはなった。チアの部員が減っているのかどうかは定かではないが、上昇気流に乗れるきっかけ作りは必要なのかもしれないと感じた。


●慶應義塾大学應援指導部

昨年同様、バックも、チア幹部も多く、「ステージに華を添える」だけの要素は揃っていたので、その実力は存分に発揮されたのではないだろうか。
その意味で、今年も『六旗の下に』は、その点からも、慶應義塾の「圧倒的な力量差」で「2連覇達成」だった気がする。
昨年も感じたし、今年2月の『日輪の下に』での川越高校さんのステージでも感じた事ではあるが、あれだけバックがいて、チアの幹部も大勢いて、チアの下級生もそこそこいて、吹奏楽団も問題がなく、3部構成であれだけの勢力があれば、ステージ構成も「手が広い」という結論に至るし、当然ながら何でもできる。
これは、我が母校にも言えることだが、やはり「リーダー部員減少化」という課題にどう立ち向かい、どう克服するか…これが重要だ、ということを、慶應義塾のステージから学んだ気がする。
それに加えて…の部分を2点挙げる。
1点目は、早稲田が、バックをチャンスパターンでステージから観客席へ降ろして指導させた工夫を見せてあっと言わせたが、慶應義塾は、リーダー幹部の「トップ」である主将という役職を担っている小山君自らが、1階席、2階席と「神出鬼没」に懸命に駆け回り、指導を自ら、しかも、楽しそうにしていた事だ。
小山君は、私のFacebook上の「お友達」でもあるが、そこでも「私は、幹部になっても、指導をします」と語っていた。ただそれを平然とやってのけているだけ…なのだが、その「有言実行」の立ち振る舞いは見事である。これは神宮球場においても同じで、応援に対して、ここまで熱い思いをぶつけている姿は美しく、素晴らしかった。「主将」という役職は、おうにして「デンと構えて泰然自若」であるものだが、良い意味でそのイメージを壊しているところが「革新的」で良かった。
良い意味で受け継がねばならない伝統もあれば、時代に即して変えるべきところを進んで変えている姿は、今までのリーダー幹部にはなかったのではないだろうか?。その意味で小山君は「レジェンド」になれると思う。これでは、「永遠のライバル」である早稲田も、完敗を認めざるを得ないだろう。
2点目は、その小山君が、チャンスパターンメドレーのテクを披露している途中に、左肩を脱臼したのか、完全に肩から手先の動きの制御を失ってしまうという、恐らく『六旗の下に』始まって以来の大アクシデントに見舞われてしまった…。見ている私も心配になったが、最後の慶應義塾塾歌のリーダー指揮を、何事もなかったかのようにこなしたのはさすがだった。
実はそこを「凄い」として指摘しているのではない。
今回は、直後輩のミノル、シンイチ、ユウスケ3人が揃って出演の、私にとっては「豪華版」ではあったが、そこを強調していじるつもりもない。
声を大にして言いたいのは、今回の『六旗の下に』で、六大学で一番頑張ったリーダー幹部は、リーダー部責任者の北島君だった…っていう点だ。これが2点目として一番強調したい事。
では、何故北島君がそんなに凄かったのか…。
小山君が、チャンスパターンメドレー(突撃のテーマ~コールケイオー~ダッシュケイオウ)で大アクシデントに襲われて直後の北島君自らの出番である「伝統の勝利の拍手」の序盤、上体の「反り」が入る一番苦しい姿勢の時に、舞台後方を「体を反る振り」をして、小山君の状況を確認するために舞台袖方向へ振り返る様に視線を送り、小山君が一刻も早く回復できるよう、そして回復することを願って、敢えて「テクの一連の流れ」を切ってまで、苦しい体勢のまま「時間稼ぎ」をしていた事だ。このテクを披露している時の北島君の凄まじい気合…圧倒されたし、感動もした。普段(といっても、今年度は4回だけだが)、神宮球場でメイン台に立つ時の表情とは、明らかに違う、「鬼の形相」だった。でもそれは、「仲間の無事と回復を、ただ信じる」という気持ちの表れだったと思う。ミノルもシンイチも確かに凄かったが、小山君を中心に、4人が互いを支え合う幹部の姿を、その瞬間に見出せ、この時点で「勝負あり」だった気がする。
ミノルとシンイチを盛り上げるつもりだったが、いつの間にか「慶應義塾全体を盛り上げよう」という気になったし、実際、その一助には、微力ではあったが、なれたと思っている。素晴らしいリーダー幹部4人だと思う。現時点で日本一のリーダー幹部かも知れない。
ただ、テクは、4人とも、やや小さくまとまり過ぎている気はする。6年前の第53回の主務を務めた牧野君の様に、身体の小ささをテクの大きさでカバーする位の「豪快さ」が伴っていれば、「完璧」だったと思う。(その意味で、牧野君は、改めて凄かった…ということになる。)
ほんの少しではあるが、3人の直後輩について触れる。
先ず、ミノル。
第一塾旗も、見た目相当重そうだが、ミノルは、礼をした後、それを数回往復させて振り、最後に礼をした位置から真っ直ぐに上げていたので、私が見てきた慶應義塾の旗手長の中でも、トップクラスの腕前と評価して良いと思う。ミノルには、「日本一の旗手長を目指せ。そのためには、「幻の大塾旗」のポールと地面とが平行になる様に降ろして、礼ができる位になれ。」と激励したが、第一塾旗であれだけのパフォーマンスができれば、合格点だ。
次に、シンイチ。
私は、シンイチから多くの事を学ばせて頂いたが、改めてシンイチが後輩であることを誇りに思えるステージでの姿だった。本人には話をしたことがあるが、シンイチは風貌も、声の質も、私をこの世界に導いて下さった、尊敬してやまないT先輩とそっくりで、だからこそ思い入れも強い。本当に頑張ったな。後の事は、もう昨年書いているから、良いかな。
最後に、ユウスケ。
このステージの1週間前に、ユウスケが司会ではないか?…という噂は聞いていたが、それが現実そうだった事を知った時は、嬉しかったなぁ。司会も、若干「踏み込み過ぎ」ではあったが、内容自体は良かったと思う。今回の六大学の中では、一番笑いも取れていたし、変にドジを踏むこともなかったので…。
テクのキレは、六大学の3年生の中でも屈指だし、これからも奢ることなくしっかりやって、無事幹部に就任して欲しい。昨年のこの時期、ミノルとシンイチを見守っていた様に、ユウスケも見守って、待っているぞ。来年は、「君の番」だ。
改めて、そんな3人の存在を、私は先輩として誇りに思う。
だからこそ…ではあるが、3人に恥じない先輩でありたいし、先輩として3人に誇っていただけるよう、「立ち振る舞い」の部分では、しっかりしたいな…と思っている。
チアのテクも、幹部全員がそれぞれ良いところがあり、中でも3人程、レベルが非常に高いものを持っていて、良く鍛えられているな…と感じた。
3部が全てレベルが高く、暫くは勢力も相まって、「慶應義塾黄金期」を形成しそうで、小山主将を中心とした、ミノルとシンイチの代はもとより、少なくともユウスケの代と、2年生も個性派揃いで(実際、何人かとは球場の応援席で話をしたこともあるのでそう感じた)、非常に楽しみだ。


●明治大学応援団

昨年で、二部体制で臨むステージを4回拝見し、「リーダー不在の応援スタイル」の基礎も固まり、後はどうやって「城を築くか」という段階に入ったと感じたが、その「築城の基礎固め」としての「新手」が、2部体制の下位組織として、今年度より発足した「応援指導班」であった。
過去の「過ち」を真摯に反省し、時代に即したリーダーの育成を目的として発足したと理解しているが、私は尊重したい。
私達が現役当時は、「顕然たるリーダーであり続ける明治」に憧れてこの世界の門を叩いた者が結構いた。同期の団長だったカモはまさにそうだし、私も中学校3年生の時だったと思うが、リアルで明治のリーダー部がTBSのドキュメント番組の取材を受けたのを見て、「この世界も、選択肢だよな」と思ったものだ。
これからも、こうした根強いファンの期待が大きいだけに、視線の「後押し」を励みに、そしてそれに甘んじることなく、精進していって欲しい。
昨年、KT先輩とも演技終了後話をしたのだが、リーダー部があった時代の『嵐の拍手』が見られないのは、それを知っているだけに、実に寂しかった。しかし、「応援指導班」が発足した今、『嵐の拍手』の完全復活も非常に近い将来「お目にかかる」事ができそうである。
私達の世代は、「応援団は、明治が日本一」…。
その「顕然たる明治」を、是非とも新しい形で取り戻して欲しいし、その雰囲気が随所に表れていたステージだった感じがした。


●全般

昨年同様、各大学の持ち時間を、持ち時間通りに演技を終え、フィナーレを見応えたっぷりにした全体構成は、機敏であり、昨年とほぼ同様に終演が早かったことを鑑みると、好印象だった昨年のレベルは維持できていたと感じる。
「総合力」でも、全大学にリーダー幹部が存在していた事もあり、十分楽しめた印象がある。


●所感

今回は、東日本大震災から1年が過ぎ、昨年の開催は、その「直後」でメッセージ性が強かっただけに、モチベーションを維持するには難しかったのではないかと思われる。
だが、「応援団は、皆様あってのもの」という思いが、より一層強まり、それが言葉のみならず形にも表れていた様に感じた。明治大学が、過去の過ちと真摯に向き合い、その反省から、新たに自らの名称を「応援団」としたり、「応援指導班」を2部体制の下位組織として発足させ、生まれ変わろうとしている姿勢を拝見できた点で、大変良かった。

特に、早稲田大学と、慶應義塾大学が、これまでにない「新思考」を実行に移し、とりわけ慶應義塾大学は、主将の小山君自らが、我々観客を盛り上げようと必死に指導に駆け回っていた姿は、繰り返しになるが印象的で、『六旗の下に』の歴史に新たな1ページを刻んだ、印象にいつまでも残るステージになったと思う。

一昨年、観客入場の件で、監督官庁からクレームがあった…ということを風の便りで聞いていたので、その対策を、昨年の主幹校である慶應義塾大学が、「チケット取り置き」の対応で、観客の誘導をほぼ完璧にこなしたが、今年の主幹校である明治大学は、観客の側に立つと「面白くない」かもしれないが、出演する部員の練習や学業に専念する時間を付与するという目的の下、チケット販売をプレイガイド委託での対応として、開場からの観客誘導にも専念させた「一石三鳥」的な工夫は、個人的には評価したい。
「ご迷惑をおかけした」という、パンフレットに掲載された連盟理事長の挨拶にも誠意を感じ、十分納得できた。見事だったが、スポンサー広告掲載面が寂しかった点のみは、改めてパンフレットを眺めると、気にはなった。

毎年感じるのは、観客がステージ演技を盛り上げるムードが依然としてあり、私が現役当時の20数年前とは、その点が大きく変貌を遂げ、毎年進化していることである。
最後の「フィナーレ」に連盟側も力を入れ、観客もそれに十分応えていることが、実に象徴的。それに今年は上述の様な「新手」が繰り出されるなど、良い意味で「ヒトアップ」しているのは素晴らしい事だ。
「フィナーレ」が終わった後の疲労感…とっても爽やかで、これは私だけでなく、来場した観客の皆様の大多数が、きっとそう感じている事だろうと思う。

演技を披露する側の現役諸君にとっては、観客がステージを盛り上げてくれるという点で、とっても幸せなことだと思う。
その「幸せな環境」…「一体感」と申し上げた方が正しいでしょうか?…が、未だに止まぬ「応援団への逆風」を吹き飛ばす原動力にもなっているのかな…とも感じる。
それに加え、実際にステージに立っている現役諸君の保護者様に、この様子をご覧いただければ、過去からの応援団に対する「負」のイメージとは明らかに異なり、そこには健全たる精神が宿っている事をご理解頂けるのではないか…と、改めて思う。

ともかく、「時代の趨勢」という一言で廃れがちな昨今の応援団ではあるけれど、それでも「根っこ」の部分は依然として変わっていないことは確かで、これがオールドファンを逃がさず、ヤングファンを魅了している源であると思われる。
その意味では、昨年同様、大満足だった(特に、今回も、前回並みに、慶應義塾のステージは、他を圧倒する「華」があった)。
山口から、このためだけに出陣し、翌日戻るという「強行軍」ではあったが、私を満足させるに十分な、「マイ・ゴールデンウィーク」の中盤を飾るには十分な「ヘビーなデザート」をガッツリ食することができた事も、大満足だった。
2週間経ってもその余韻は覚めないのだから、「胃もたれ」を発症するのも良く理解できるし、清々しい「疲労感」である。

「手前味噌」の部分で恐縮だが、順調に直の後輩2名が慶應義塾で幹部になり、晴れ姿を拝見し、「慶應賛歌」がバックで流れる中で披露されたスライド画像は、涙なくして語れないものとなった。
慶應義塾には、今回司会を担当した直後輩が居て、今年同様の楽しみが来年も続く。山口から当然ながら駆けつけるつもりだし、司会で「成長」を表現した東大の増井君や、テクのキレではトップクラスにあった立教の霜田君も、楽しみな存在だ。明治の応援指導班の成長にも期待したい。
だからこそ、私は、これからも諸君を応援していくし、東京六大学に留まらず、全国の応援団事情をオフにガッツリ勉強したいと思った。


長々と語って参りましたが、繰り返しになるけれど、私は、東京六大学のみならず、その他の大学、そして高校や中学の部活動として存続する応援団を、今後とも応援していく所存です。

拙ブログの存在が、応援団の現役諸君を励ます「立ち位置」にあれば、そして、私と同じ様に、応援団を愛し、応援する読者の「心の拠り所」であるならば、それだけで本望です。

最後になりますが、東京六大学応援団連盟に、栄光あれ。


追記

この、今年の『六旗の下に』をはじめとする、「マイ・ゴールデンウィーク」の出来事は、時系列的には既に崩れていますが、改めて整理して、書くつもりでいます。
もうすぐ、母校である、埼玉県立春日部高等学校も、夏の甲子園に向けて試合があるので、その件もこれから入ってくるため、お時間を頂く格好にはなるけれど、やはり書いておくことは、その時々で感じたことが「記録として残る」という意味でも大きいので…。
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