勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

オヤジの味

2012-05-01 23:12:56 | Weblog

日本人なら忘れちゃ困る
生まれ故郷と味噌汁を



 千昌夫さんは「味噌汁の詩」で、あたたかい味噌汁に隠された、お袋の味と日本人の心を歌う。朝食はパンという人も多いが、白いご飯とあったかい味噌汁と漬物は、日本人の食事の原点である。僕にとってパンは嫌いではないが、食事代わりにはならない。ある時期までは、炊き立ての白いご飯にこだわった。しかしその都度お米を砥いで炊くのが面倒になり、炊き立てを冷凍することが当たり前になっていた。一食分づつラップに包んで冷凍したご飯は、レンジで温めても固まったままでは美味さも半減する。


 そんな時スーパーで見つけたハート型のシリコンクックポット。食材を入れてレンジで加熱するだけで簡単料理を作るためのアイテムである。定価590円が190円に値下げされ、山のように積まれていた。試しにひとつ買ってご飯を冷凍してみた。ふんわりとご飯を入れるとちょうど一人前ほどの量になる。解凍してもふんわり感はそのまま、食器として使っても独り身の僕には違和感もない。


-冷凍前-

 味を占めて買ったシリコンポットは色違いで6個。3合のお米を炊いて食べた残りを、3回分に分けて冷凍した。重ねられないのが難ではあるが、炊き立ての熱いご飯の冷凍も、シリコン素材により冷凍庫内に熱が伝わりにくいようだ。500ワットで5分の解凍時間で、ちょうど食べごろになる。これなら、炊き立てと全く変わらない味で美味しいご飯が食べられる。


-解凍後-

 ご飯用の冷凍食器は数々あると聞くが、このシリコンクックポットは、他にもレンジによる、蒸す、煮る、茹でる、などの調理ができる。お袋の味は遠い昔の味になってしまったが、オヤジの味で我慢するとしようか。。。