台風20号が本州の東海上を抜けた27日の東京は、夜来の風雨が嘘のように、朝から抜けるような秋晴れになった。
黄色く色づいたイチョウが、空に向かって精一杯背伸びをしている。
つるべ落としの秋の陽は 木の影を長く伸ばして
西の空に落ちて行き
空も イチョウの葉も 木の影も ひんやりとした空気も
みんな秋の色
秋は雀さえも人恋しい季節
ましてや人は尚更のこと
むかし、ヴェルレーヌのこんな詩に涙したこともあったっけ。
◇落葉◇
秋の日の
ヴィオロンの
ためいきの
身にしみて
うら悲し
鐘のおとに
胸ふたぎ
色かへて
涙ぐむ
過ぎし日の
おもひでや
げにわれは
うらぶれて
ここかしこ
さだめなく
とび散らふ
落葉かな
-上田敏 訳『海潮音』より-
あの日の涙は いま何処?
黄色く色づいたイチョウが、空に向かって精一杯背伸びをしている。
つるべ落としの秋の陽は 木の影を長く伸ばして
西の空に落ちて行き
空も イチョウの葉も 木の影も ひんやりとした空気も
みんな秋の色
秋は雀さえも人恋しい季節
ましてや人は尚更のこと
むかし、ヴェルレーヌのこんな詩に涙したこともあったっけ。
◇落葉◇
秋の日の
ヴィオロンの
ためいきの
身にしみて
うら悲し
鐘のおとに
胸ふたぎ
色かへて
涙ぐむ
過ぎし日の
おもひでや
げにわれは
うらぶれて
ここかしこ
さだめなく
とび散らふ
落葉かな
-上田敏 訳『海潮音』より-
あの日の涙は いま何処?
今日の東京は陽射しも暖かくいい日でしたが
朝夕は風が冷たいです。
熊本の気温は冬ですね。
◆うらぶれて・・・(ippuさん)
我が家のフジサンは、ボケて、うらぶれて見えましたけど。。。( ̄□ ̄;)
何故でしょうか?(笑)
◆日暮れ(正子さん)
日が暮れるのが早くなりましたね。
銀杏が美味しい季節です。
彩果の宝石も美味しくいただきました。(ニッコリ♪)
◆銀杏(陽子さん)
ぎぎぎ銀杏もたくさん落ちていて
拾っている人もいましたよ。
◆おかえりなさい(バジルさん)
退院祝いとしてはささやかですけど
これからも身体に気をつけて
のんびりといきましょう。(ニッコリ♪)
◆食欲の秋(oliveさん)
秋は食欲の秋でもあります。
健康な証拠。
大いに食べましょう。
もしかしてダイエットしてませんでした?(笑)
◆台風一過(エーさん)
いい季節になりました。
天高く人も馬も肥え
来る冬に備えなければ。。。(ニッコリ♪)
◆人恋し(楽母さん)
神戸の町は暑かったようですね。
楽しかったでしょう。(ニッコリ♪)
温みは強く触れ合ったほうがいいと思いますけどぉ♪(笑)
◆ためいき(コスモスさん)
あの日のヴィオロンのためいきが聞こえてきそうです。
もう5年も前になりますね。
<秋の日の ヴィオロンの ためいきの
身にしみてうら悲し>
中学時代仲良しだった友が好きで何時も口ずさんでいました。
そして約5年前勿忘草さんとお近付きになった頃のブログを
でも、夕方からストンと冷えてきました。
秋は人恋しい。
ちょっと優しい言葉がほしい。
触れるか触れぬかぐらいの温みがほしい。
天高く・・・。
この時期の気候が、一番しのぎやすくて大好きです。
少し肌寒いぐらいが、ちょうどいいのです。
秋は人を詩人にするというのに、食べ物が浮かぶなんて…情けない(笑)
東京はまだ緑の所がありますね?
私ね 入院中
秋の日のヴィオロンのためいきの
身にしみて うら悲し・・・
と、詠ってて、さてその続きは・・・なんだっけ??
と思い出さなかったんですよね~
娘に「上田敏の訳なの。作者も忘れたけど何とか探して」と話していたのですが、
勿忘草さんの所にお邪魔したら、私の願いが届いたように、ありました。
うれしかった。 一番に退院祝いをいただきました。
ありがとうございます
フジサンが素晴らしかったですね。
≪あの日の涙は いま何処?≫
「うらぶれて ここかしこ さだめなく」ではないからでしょうね。
熊本地方は朝夕冷え込みが厳しくなりました
今の室温は13度
風に気を付けて下さい。