勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

天高く・・・

2013-09-05 22:17:29 | Weblog
 竜巻、突風、局地的豪雨と、このところ自然災害が頻発している。今朝の東京も激しい雨に襲われ、9月5日10時19分、スマホの防災速報に大雨、雷注意報と、洪水警報の通知があった。テレビの画面は、関東各地の大雨の情報が常時流れている。空は雲が切れたと思うとまた突然の雨。そんな繰り返しが続き、次第に雨雲は遠ざかって行った。


 午後になると晴れ間も覗き、夏はまだ終わっていないことを知らしめるかのように、あの猛暑の時と同じ太陽が顔を出し、東の空には積乱雲。だがあの猛暑の時とは何かが違う。空の色が違う、高さも違う。


 やがて、時間とともに積乱雲は次第に姿を消し、現れたのは秋を代表するすじ雲。すじ雲の正式名は巻雲というそうだが、空の最も高いところにできる雲らしい。空では夏と秋がせめぎ合いをしているかのようでもある。


 猛暑続きの夏も終わりを告げるかのような空の変化と、夜になると時折吹く秋風は心地よいが、僕にとっては寂しい気もする。暑い暑いと嘆いた異常気象の夏はもう終わってしまうのか。熱く燃えた恋人が去ってしまうような寂しさである。