勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

花ならば・・・

2012-01-20 22:44:12 | Weblog
 大寒を前に、関東地方はこの冬いちばんの寒さになり、昨夜から初雪が舞い、積雪の朝を迎えたところもある。我が浅草はみぞれ交じりの冷たい雨の一日だったが、こんな日は温めた部屋でゆっくり音楽を聞くのもいい。そんな時、活躍してくれるのがYouTubeの音楽動画である。ここから音だけをiTunesのアプリに保存すれば、いつでも好きなときに好きな音楽を聴くことができ、また、iphoneに同期させることで、ipod機能として持ち歩くこともできる。

 ある音楽を検索すると、それに関連して次々と同じ時代や同じ傾向の音楽が現れる。普段なかなか聞くチャンスのない音楽も目に付き、想い出に浸りながら聴いていると、時間が経つのも忘れるほどである。

 そんな時に見つけた、長い間探していた歌に心が躍った。遠い昔のある日、NHKのFM放送で聞いてから、忘れられない歌になっていたが、それ以来メディアで一度も聞いたことがない。埋もれた名曲はたくさんあるが、僕にとってこの歌は心の琴線に触れる名曲のひとつである。爪弾くギターの切なく響くイントロから、やわらかい低音の歌声は、哭きたいほどの思いに駆られる。

◇わかれ◇ フランク永井

 この歌は、曲調からどなたかのカバー曲とばかり思っていたが、フランク永井さんのオリジナルであることにも驚きである。今となっては生で聴く事もできない。この歌が好きな理由がもうひとつある。3番の歌詞にある「花ならば 触れずにいたい 好きなほど なおさらに・・・」。このフレーズにも胸キュンである。もちろんこの歌はPCとiphoneに保存したが、CDにも焼いておこう。。