インターネットのニュース情報で知ったのですが、俳優の石立鉄男さんが亡くなったそうですね。
64歳? ちょっと早すぎる…。
石立鉄男さんといえば、TVドラマ『鉄道公安官』が思い浮かびます。メイン・キャストとして出演しておられました。
同ドラマが放映されたのは私が子供の頃ですが、今から20年ぐらい前に再放送があって、そのとき高校生だった私はこれをビデオに録画しました。ビデオテープ2本に10話ほど録画できて、今も手元にあります。
ドラマのなかで石立鉄男さんの役柄は、東京公安室の主任「榊 大介」でした。いい演技をされていました。劇中、公安室の仲間たちからは「主任」と呼ばれる役回りでしたが、唯一、それを「榊」とか「大介」と呼び捨てにしていたのが三橋達也さん扮する「瀬川」室長でした。主任よりも立場が上ということで。
そのほかにも、「本間国雄」役の中条静雄さんなどが出演されていました。
三橋さんも中条さんもすでに亡くなっていますから、いよいよ寂しいことですね。
『鉄道公安官』…、そんなドラマが確かにあったのだと、手元のビデオテープを見つめています。
石立さんのご冥福をお祈りします。
64歳? ちょっと早すぎる…。
石立鉄男さんといえば、TVドラマ『鉄道公安官』が思い浮かびます。メイン・キャストとして出演しておられました。
同ドラマが放映されたのは私が子供の頃ですが、今から20年ぐらい前に再放送があって、そのとき高校生だった私はこれをビデオに録画しました。ビデオテープ2本に10話ほど録画できて、今も手元にあります。
ドラマのなかで石立鉄男さんの役柄は、東京公安室の主任「榊 大介」でした。いい演技をされていました。劇中、公安室の仲間たちからは「主任」と呼ばれる役回りでしたが、唯一、それを「榊」とか「大介」と呼び捨てにしていたのが三橋達也さん扮する「瀬川」室長でした。主任よりも立場が上ということで。
そのほかにも、「本間国雄」役の中条静雄さんなどが出演されていました。
三橋さんも中条さんもすでに亡くなっていますから、いよいよ寂しいことですね。
『鉄道公安官』…、そんなドラマが確かにあったのだと、手元のビデオテープを見つめています。
石立さんのご冥福をお祈りします。
「大映テレビ」といえば「クサい芝居」で有名ですが、80年代に大映テレビとTBSが組んで制作したドラマは私の愛してやまないものです。他にも「スクール☆ウォーズ」「少女に何が起こったか」「ポニーテールはふり向かない」など、枚挙に暇がありません。
それに比べ、最近のTBSドラマにはがっかりです…。
このドラマは、番組の最後の〝終わり方〟が良いですね。石立さんがカメラ目線で視聴者に向かって語りかけて終わる、という回もあります。ドラマでカメラ目線なんて、あり得ないことですが。
「鉄道公安官」は決してメジャーなTVドラマではなかったと思いますが、公安官という一般市民にあまり馴染みのない職種にスポットを当てた点や、石立さんをはじめとする個性的なキャスティングが、当時全盛だった「ハードボイルド」系の刑事ドラマとは一味違う魅力を醸し出していたのではないかと思います。
当時の国鉄はすでに大赤字で労使関係もガタガタでしたが、世間の「ブルトレブーム」もあってかドラマの撮影にもきちんと協力してくれたのでしょう。ドラマのオープニングやエンディングに登場したブルトレはまだ新製後間もない客車で美しく輝いていました。30年後の現在もその同じ客車たちが、ボロボロの車体にムチを打って細々と運行を続けていますが…。
レコードでいえば〝B面〟の曲らしいですけどね。やっぱり「名曲はB面にあり」だと思います。
犯人から電話がかかってきて、石立さん扮する榊大介が必死に説得する場面。
「おい、馬鹿なマネはやめるんだ! こんなことをして何になると思っているんだ!」
「フン…、うるさいんだよ。じゃあ、また電話する…(ガチャッ)」
「あっ、もしもしっ! もしもしっ!」
というシーンが、「鉄道公安官」ではよくでてきました。すでに電話は切れているのに、「もしもしっ!」と連呼するやつ。古典的ですが、ドラマには付き物の演出ですよね。
余談ですが、ドラマ「西部警察」では、このセリフがあまり出てきません。
「もしもしっ!」の連呼ではなくて、「待てっ!」とひとこと言うだけ。