私ヌルボ、韓国オタクだからといって辛い韓国料理を好んで食べるというわけではありません。全然ダメではないにしても、1日2食が限度。それもなるべくコチュジャンで真っ赤になってるものは避けたい気持ちの方がやや強いです。
仲間と韓国旅行に行った時は、わりとフツーな感じで飲み食いしてはいますが・・・。
先週のソウル1人旅は、書店で本を買い込んだりミニシアターで映画を見たり等々いつもの横浜での日常の延長みたいなもので、食事も、仲間との旅行では決して食べないような、日本ではポピュラーな洋食や和食を食べてみました。
≪カップうどん編≫
最初は食堂ではなく、ホテルで夜食として食べたカップ麺。サットンホテルの同じ建物にあるセブンイレブンで買った農心の天ぷらうどん(튀김우동)です。
思い起こせば2年前、やはりソウルのホテルで「スープが赤くない」カップラーメンのオダリラーミョンを食べたところ、「コチュジャンよりも胡椒の辛さが効いた、十二分に辛いラーメン」で、「ヒーヒー言いながら食べた」という記事を書きました。(→コチラ。)
また、今年2月には、横浜の福富町の店で買ってきた、これも「スープが赤くない」ココミョンというカップ麺を食べましたが、これも相当に辛く、汗がタラタラ。ま、美味しかったですけどね。(→コチラ
そして今回。カップラーメンは赤くなくても辛いが、天ぷらうどんなら辛くないかもしれん、と思って確かめてみたのです。
【一見辛くなさそう、でしょ?】
ところが、食べてみてわかったことは「やっぱり辛かった」。報告終わり。
【日本のうどんだ、と思って食べたらキケン(?) なぜ辛いのか、よくわからない。】
≪スパゲティ編≫
大統領選投票日の19日、インディスペース(ミニシアター)から出て、大通り(セムナンキル)の向かい側、映画館cine cubeがあるビル地下のSPAGHETTIAというスパゲティ屋さんに入りました。イマ風に洗練された雰囲気の入りやすそうな店。
で、メニューを見るとWESTERN STYLEとEASTERN STYLEに大別されてます。後者は、あるぞあるぞ赤いのが。唐辛子マークがついているのも多いので、コチラはパス。無難と思われるWESTERN STYLEの方から、やはり唐辛子マークは避けて選んだのがボンゴレ・アグリオ。アサリとニンニク。お値段は1万3500ウォンね。
【辛そうで、エグそう(?)なEASTERN STYLEのメニュー。】
出てきた品は、器が大きく、ついでに水を入れたコップもでかい。ここの店、フォークはなくて、代わりにお箸なんですよ。
【量は少なくはないのですが、容器が大きいので少なく見えます。】
おなじみの味、と思って食べてみましたが・・・。
あれ? ちょっと辛いような、たしかに辛いゾ。
そして、小皿のお新香(のようなモノ)を何気なく口に入れてびっくり。これは正真正銘、辛い!
水をゴクゴク。ここででかいコップの意味がわかった。(?)
【この小皿がじつはクセモノだったのです! 青唐辛子がさりげなく・・・。】
帰り、ロッテモール金浦空港店のレストラン街に行ったら、この店もありました。チェーン店だったのですね。
【SPAGHETTIAロッテモール金浦空港店。】
その後インターネットでこの店のサイト(→コチラ)を見たら、これら2店を含めてソウル市内に6店舗あるのか。え、金浦空港店もあるぢやあないの、なーんだ。
そしてこのサイトに載ってるメニューでボンゴレ・アグリオを見ると「매콤한 이태리 고추와 신선한 모시조개 스파게띠(ちょっと辛いイタリア唐辛子と新鮮なアサリのスパゲティ)」と書かれているではないですか。うーむ、気がつかなかったなー。
しかし、ロッテモール店で同じボンゴレを美味しく召し上がったという国際結婚の奥さん(日本人)もいらっしゃるし(→コチラ)、意外なほど辛かったけど、不味かったというわけではありませんので悪しからず。
【辛さのモトを探してみて下さい。】
このあと、<丼物編>に続きます。たぶん。