ヌルボ・イルボ    韓国文化の海へ

①韓国文学②韓国漫画③韓国のメディア観察④韓国語いろいろ⑤韓国映画⑥韓国の歴史・社会⑦韓国・朝鮮関係の本⑧韓国旅行の記録

韓国内の映画 Daumの人気順位 と 週末の興行成績[12月14日(金)~16日(日)]

2012-12-18 23:56:31 | 韓国内の映画の人気ランク&興行成績
 この1週間も映画を観ずじまい。ところが今日は映画館には行きましたよ。下の写真の・・・。

    

 ・・・そうです。at韓国ですがな! 今日(18日)の正午頃金浦空港に着いて、とくに行かなければならないところもないので、目の前にあるロッテモール金浦空港に初めて行ってきたのですよ。そこの1~5階にこのロッテシネマ
もあるんですねー。

     
         【上映中の映画です。】

       
    【券売機は桜木町の横浜ブルクでもありますが、それより少し進化しているような・・・。】

    
    【平日の昼なのに、家族連れとか中学生(?)とかの姿も・・・。】

 明日か明後日、ここでなくてもどこかで映画を観るというのもいいかも、と思いました。
 明日は大統領選挙で、公共施設等は休みになったりするんじゃないかな? 少なくとも、旧市庁舎の建物に開館したソウル図書館は臨時休館です。(で、今日行ってきました。)

          ★★★ Daumの人気順位(12月18日現在上映中映画) ★★★

【ネチズンによる順位】

①SEARCHING FOR SUGAR MAN  9.4(81)
②パイのための子守歌  9.3(70)
③桃さんのしあわせ  9.2(55)
④MBの思い出(韓国)  9.2(832)
⑤南営洞1985(韓国)  9.2(1250)
⑥不思議の国のガーディアン  9.2(372)
⑦おおかみこどもの雨と雪(日本)  9.1(260)
⑧出前持ちのウスさん(韓国)  8.8(178)
⑨家族シネマ(韓国)  8.8(20)
⑩私が告白したら(韓国)  8.7(51)

 新登場の作品は②「パイのための子守歌」だけです。フランス・カナダ合作で2010年の作。その年釜山国際映画祭でも上映されました。妻が死んでから、悲しみに沈んで好きな音楽まであきらめてしまった男。そして昏睡状態に陥り目が覚めた後、記憶を失って混乱に陥り世界から逃げたかった女。それぞれの傷を負った2人が偶然にトイレのドアを挟んで出会います。人の前で再び歌うことことはできないだろうと思っていた男は、寂しくないようにあなたがドア越しにいることを教えてという彼女の願いに、われ知らず歌を口ずさみ、だんだんとお互いに心を開き始めます。傷ついた男女が愛を通じて再び世界に向かう暖かい物語は、観客に希望のメッセージを送ります。この映画の最大の魅力は音楽。17曲にも及ぶ美しいOSTが観客の耳をひきつけます。韓国題は「어느 날, 사랑이 걸어왔다(ある日、愛が歩いてきた)」です。日本では未公開のままです。
 ⑨「家族シネマ」は11月18日の記事で紹介しました。

【専門家による順位】

①あなたはまだ何も見ていない  8.6(3)
②ファウスト  8.4(5)
③おおかみこどもの雨と雪(日本)  8.1(6)
④007 スカイフォール  8.0(7)
⑤養子たち  8.0(1)
⑥シュガーマン 奇跡に愛された男  7.7(4)
⑥汚れなき祈り  7.7(4)
⑧桃さんのしあわせ  7.6(3)
⑨テイク・ディス・ワルツ  7.5(6)
⑩家族シネマ(韓国)  7.5(2)

 今回の新登場はありません。

         ★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績[12月14日(金)~16日(日)] ★★★

         「ホビット 思いがけない冒険」がトップに

【全体】

順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
1(新)・・ホビット 思いがけない冒険・・・12/13・・・・・・・・・・・・・・・・922,425・・・・・・・・1,081,595 ・・・・・・・・9,131・・・・・1,028
2(1)・・26年(韓国)・・・・・・・・・・・・・・・・・・11/29・・・・・・・・・・・・・・・・410,341・・・・・・・・2,557,728・・・・・・・18,414・・・・・・・474
3(2)・・私のPSパートナー(韓国)・・・・・・12/06 ・・・・・・・・・・・・・・・354,567・・・・・・・・1,255,155 ・・・・・・・・9,251・・・・・・・420
4(3)・・不思議の国のガーディアン ・・・・11/29・・・・・・・・・・・・・・・165,982・・・・・・・・・・899,814 ・・・・・・・・7,030・・・・・・・361
5(4)・・オオカミ少年-拡張版(韓国)・・・・12/06・・・・・・・・・・・・・・・102,526・・・・・・・・・・372,068 ・・・・・・・・2,587・・・・・・・233
6(24)・・ワン・デイ 23年のラブストーリー・・12/13 ・・・・・・・・・・・・79,382・・・・・・・・・・103,128・・・・・・・・・・・756・・・・・・・236
7(13)・・ゴーカイジャー・・・・・・・・・・・・・・12/13 ・・・・・・・・・・・・・・・・26,402・・・・・・・・・・・34,731 ・・・・・・・・・・268・・・・・・・184
       ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦(日本)
8(6)・・私が殺人犯だ(韓国)・・・・・・・・・・11/08・・・・・・・・・・・・・・・・・22,606・・・・・・・・2,720,121 ・・・・・・・20,324・・・・・・・114
9(8)・・光海、王になった男(韓国)・・・・・・9/13・・・・・・・・・・・・・・・・・20,773・・・・・・・12,274,180・・・・・・・・88,621・・・・・・・・88
10(55)・・シュガー・ラッシュ・・・・・・・・・・12/19・・・・・・・・・・・・・・・・・19,181・・・・・・・・・・・33,625 ・・・・・・・・・・243・・・・・・・118
       ※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。

 「光海、王になった男」は歴代3位「王の男」(1230万人)まであと一息。相当に息切れしてますが。。
 今回の新登場は1位・6位・7位・10位の4作品です。
 1位「ホビット 思いがけない冒険」は日本でも12月14日に公開されました。ヌルボは予告編だけは観ました。韓国題は「호빗 : 뜻밖의 여정」です。
6位「ワン・デイ 23年のラブストーリー」も、6月に日本公開。韓国題は「원 데이」です。
7位「ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」は日本では2011年公開。韓国題も「극장판 파워레인저: 캡틴포스 VS 미라클포스 199 히어로 대결전(劇場版 パワーレンジャー:キャプテンフォース VS ミラクルフォース 199ヒーロー 大決戦)」と原題に輪をかけた長さ。何と言ってチケットを買うんだろう? ・・・と思ったら、最初の写真のようにタッチパネルで買うからカンケーないんですね。
10位「シュガー・ラッシュ」はディズニー・アニメの新作。TVゲームの悪役がヒーローになることを夢見て奮闘するのだそうです。日本では2013年3月23日。韓国題は「주먹왕 랄프(拳骨王 ラルフ)」。

【多様性映画】

順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
1(1)・南営洞1985(韓国) ・・・・・・・・・・・・・・11/22・・・・・・・・・・・・・・・1,462 ・・・・・・・・・・・・330,840 ・・・・・・2,347・・・・・・・・・・12
2(4)・・夜のとばりの物語 ・・・・・・・・・・・・・・11/29 ・・・・・・・・・・・・・・1,089・・・・・・・・・・・・・・・8,252 ・・・・・・・・・63・・・・・・・・・・14
3(新)・・ようこそ南イタリアへ ・・・・・・・・・・・12/06 ・・・・・・・・・・・・・・・・710・・・・・・・・・・・・・・・1,898 ・・・・・・・・・15・・・・・・・・・・16
4(8)・・テイク・ディス・ワルツ ・・・・・・・・・・・・・9/27 ・・・・・・・・・・・・・・・・579・・・・・・・・・・・・・・62,918 ・・・・・・・・501 ・・・・・・・・・・3
5(5)・・養子たち ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12/06 ・・・・・・・・・・・・・・・・532・・・・・・・・・・・・・・・3,740 ・・・・・・・・・27・・・・・・・・・・・9

 新登場は3位「ようこそ南イタリアへ」(仮題)だけです。2010年のイタリアのコメディなんですが、基本にあるのは北イタリアの人たちが払った税金で国の経済を支えているのに、南イタリアの人は仕事をしない(仕事がない?)という差別偏見(?)です。南では時間もいいかげんみたいですよ。で、主人公は郵便局の支店長。妻が望んでいた自分の出身地ミラノへの転勤が決まるかと思ったらヘマがばれてあえなくボツ。「私はクビですか?」と上司に聞いたら、「もっとひどいことに・・・」との答え。「・・・南に移動になった。」 支店長氏、「南って、ボローニャ?(←半島中部より少し北)」と聞くと、「いや、ナポリの近く・・・。2年間は帰れない」と・・・。イタリア事情はよくわかりませんが、こういうのはケシカラン、けどおもしろそう! イタリアで大ヒットしたとか。続編の「ようこそ北イタリアへ」も今年(2012年)初めころ公開されました。うーむ、これは観てみたいぞ。韓国題は「웰컴 투 사우스(ウェルカム・トゥ・サウス)」です。

        
  【地上の出入り口辺りを見ると、人影はまばら。ところが中に入ると大勢の客が・・・。地下で行き来しているですね。】