DALAB情報発信用ブログ:OpenCAE+GPGPU+Peridynamics編

DALABで行っている研究活動の中で、OpenCAEやGPGPUや破壊解析の取り組みについてまとめてゆきます。

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

SalomeMecaの有効活用:Ubuntu11.04への2011.2のインストール(1)

2011年09月30日 04時04分45秒 | OpenCAE活用
続いて最新版 SALOME-Meca 2011.2 を、最新版 Ubuntu 11.04(64bit) で利用する方法を説明します。以前の記事では、DEXCS2010-Salome を用いており Ubuntu 10.04(64bit) でした。実は Ubuntu 11.04 からは、ベースとなるOSが debian 6 になっており、大きな変更があってそのままでは SALOME-Meca2011.2 が動作しなかったのです。

ここでは、FS氏から提供された情報を元に、最新版の Ubuntu 11.04 上に SALOME-Meca 2011.2 を動作させる方法を説明します。また、その他の便利な設定などもご紹介します。ここでは、VMware Player に仮想マシンを構築して作業を進めています。

■OSの準備
ベースとなるOSを準備します。最新版の Ubuntu 11.04 を利用しますが、64bit 版が必要なので、日本語版ではなく以下の本家サイトから ubuntu-11.04-desktop-amd64.isoダウンロードします。日本語版ではありませんが、インストール時に日本語を選択すれば、デスクトップなどは日本語になっています。
http://www.ubuntu.com/download/ubuntu/download

■OSの構築
VMware Plaer 上で Ubuntu 11.04 をインストールします。先の ISO ファイルをCDに書き込んでインストールCDとしても、そのまま ISO ファイルからでもインストールできるので、基本的にはデフォルトでOSを構築しておきます。ネットワークを利用できる状態にしておき、VMware Tools のインストールと、OSのアップデートを完了しておきます。

■パッケージの入手
以下の公式サイトから、SALOME-MECA-2011.2-LGPL-x86_64.tgz をダウンロードして、/optに置く。なお /opt での操作は sudo で root 権限で行います。
http://www.code-aster.org/V2/spip.php?article303

■パッケージの展開
sudo tar zxvf で展開します。/opt での操作は、sudo でルート権限で行います。
インストールディレクトリは、/opt/SALOME-MECA-2011.2-LGPL-x86_64 になります。ここに cd で移動しておきます。

■インストールの実行
さらにインストールを進めるために cd postinstall で移動して、ls でファイル一覧を出して postinstall.py を確認しておきます。
インストール準備を行うため、sudo ./postinstall.py を実行します。必要に応じてログインパスワードを入力します。すぐに手順は完了します。

■Ubuntu11.4の対応
現時点でUbuntu11.4でSALOME-Meca2011.2を動作させるには、以下2点の修正が必要です。
・ライブラリのリンク:以下のコマンドでリンクを作ります。
sudo ln -s /lib64/x86_64-linux-gnu/libc-2.13.so /lib64/libc.so.6
・環境設定ファイルの修正:/opt/SALOME-MECA-2011.2-LGPL-x86_64/appli/env.d/envProducts.sh の34行目に /lib/x86_64-linux-gnu を追加する。
export LD_LIBRARY_PATH=/lib64:/lib/x86_64-linux-gnu:${DEBIANFORSALOME}/lib:${LD_LIBRARY_PATH} とします。

■インストールの確認
インストールディレクトリに戻るため、cd .. で移動し、仮の実行を確認するため、./runSalomeMeca を実行すると SALOME 6.3.0 が起動します。この時、警告のメッセージが出ますが一応動作します。この最新版 SALOME では、機能のメニューの最後に ParaVis つまり ParaView が利用できるようです。確認できたら File->Exit で終了しておきます。

■簡単な解析の確認
例題として 2010.2 用のピストンの解析を試してみます。手順は http://www.caelinux.org/wiki/images/7/74/Piston_tutorial.pdf を見ながら、形状データは http://www.caelinux.org/wiki/images/e/e0/Piston.zip をダウンロードして使います。手順のとおり進めて見ます。若干、SALOME 6 になり記述が変更されています。一応、最後の Post-Pro で解析結果を確認できました。
コメント   この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« DEXCS-Salomeの有効活用:最... | トップ | DEXCS-OpenFOAMの有効活用:L... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

OpenCAE活用」カテゴリの最新記事