泥子のブログ

南房総の山里や海の風景、
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館山いじめ自殺問題で第三者委が最終報告書予定(9月10日)

2018-09-08 20:24:26 | いじめ自殺問題 館山
館山いじめ自殺問題で第三者委が最終報告書の予定なので、
「館山いじめ問題を考える会」は下記の計画で居ます。

9月10日、14時~  館山の宋真寺でお参り
終了後、館山コミュニティセンターに移動して16時頃から、第三者調査委委員長の記者会見傍聴
※どなたでも参加できますので、通しでも片方でもおいで下さるとありがたいです。
なお、宋真寺は城山のふもとにありますが、いらっしゃる場合はその駐車場でお待ち下さい。

明後日の9月10日は田副勝(たぞえしょう)君が自らの命を絶って10年目となります。
その日、この問題を検証してきた第三者調査委員会が、いよいよ最終報告書を出す予定です。
2016年3月1日が第一回目で、それ以降2年6カ月、毎月開催されてきましたが、
委員長はこの間の記者会見で、
もっと早く調査活動ができていれば・・、
と繰り返されたことが印象に残っています。

自死直後の保護者会開催を遺族に知らせず、しかも遺族の希望だと偽り自殺にもいじめにも触れず、
再度の保護者会の開催を遺族が求めるもこれを学校側は拒否、
自死直後の学級意識調査の回答書を学校が廃棄、
そこにいじめに関することが記載されていたかどうかの回答の迷走、
「父親がいじめ対策のマニュアルを出せというなら文科省のマニュアルを渡せばいい」とか「保護者からの声は聞いているだけでいい」とか「世間の評判を気にする必要はない。相手が収まるまで文書のやり取りを続ければよい」等々、およそ13歳の子どもの命の問題だという教育者としての原点すらまったく感じられない舞台裏、
遺族の再調査要請を拒絶しながら、県教委から「指導」が入ると一転して応ずるという市教委の、いわゆる「ヒラメ体質」、
だが遺族の要請である「無記名方式」を拒否し「記名式」で実施、
さらにはその回答書の直接情報の隠蔽疑惑、
第三者調査委の委員選定方式で遺族の半数推薦要請を途中で市側が拒絶、
第三者調査委の事務局責任者に関係規則を遺族と協議してきた課長が就任したが何と利害関係者だったことが判明等々、
思い返すと腹立たしい問題が続発してきました。

第三者調査委員会は、
いじめに関することとこうした関係機関の対応がどうだったかの調査・検証、
そして再発防止に向けた対策を求められています。
が、強制調査権のない委員会である以上、調査活動は困難を極めたようです。
従いましてどのような報告書になるのかわかりませんが、
この間、遺族支援をしてきましたので、
これは最後まで見届けるつもりでおりますので、
どうかよろしくお願い致します。
「館山いじめ問題を考える会」事務局担当 小出一彦

画像は8日、館山の夕方です。






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