【トルコとしちゃ】ま、密輸ビジネスやらオスマン朝の夢よ再びやら……【穀潰しだからねぇ】

助平心と空手形、威勢が良い事を言って誤魔化していても空元気ってね。

そんな中で、のしかかるシリア難民の負債という＠NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211118/k10013350901000.html?utm_int=detail_contents_tokushu_002

糞話があるのさぁ……トルコとしては、国民へのばらまきで不満を逸らせたいにしてもシリア難民への支援に予算を喰われると共に支援も細る（ま、どちら側も自業自得って所が多分にあるから同情なんか出来ない）けれど空元気で居ないと大統領の首が街灯に吊されかねないからな。

トルコリラは、米ドル比で6分の1へ（ま、元々がインフレ率が凄い国なんだけどね）と価値を減じる中でも物価は上がり生活は苦しいとなれば、難民への目も当然厳しくなるってモンです。
いずれにしても、10年で総人口に対して5％までは行かずとも概ね4％近いシリア人難民（しかも、70万人がトルコで生まれトルコ語で育ちシリアを知らない）……5％弱程度はトルコの国籍を取得しているとしても、トルコ社会との軋轢は増すばかりだし、共存や融和といっても潤沢な資源（資源というか資金というか資本というかね？）が有る訳でも無くトルコ自身の対外政策から孤立化を深めつつある部分からも明るいとは言えないでしょう。


PS.
かつて、シリア問題について絶対に実現しない最適解なんて書いてみた事もあるけれど、たぶんアレが一番支出が少なく犠牲も少なかっただろうなぁ……絶対実現しないって確信してたけど。
具体的に言うと、米・欧・露の合同軍でシリアを踏み潰すと共に利害関係を調整した上でシリアも整理する（宗派間の利害関係とか力関係とか）形でアサド政権を排除してしまう事で、ISILみたいな過激派については火力で文字通り吹き飛ばして見せしめにする。
それをもって、銃口を突きつけて疲れ果てるまで椅子に縛り付けて纏めるのが、恐らく利害調整に一番手間は喰うが短期間で安定して民間人の被害も最も少なかったであろうと思われる。