小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

姉妹奴隷(小説)(下)

2015-08-24 01:20:00 | 小説
×月×日
今日、クラス会議をした。いつもは目にしないようにしているが、壇上からだと嫌が上でもみんなの様子がはっきり見える。教室の最後列にたむろしているあの三人組。彼らは無法者だ。学校の規則など彼らの頭にない。彼らはタバコを吸い、部室で酒を飲み、弱い生徒をいじめ、金を巻き上げる。授業中も漫画を読んだり、好き勝手な事をしている。他の部室に入って他人の物を盗んでいるのも彼らだ。彼らは人間の良心というものが無いのだろう。将来はやくざになるのだろう。彼らは人間のクズだ。私は彼らと絶対関わりたくない。彼らはヘビだ。ダニだ。
×月×日
今日もクラス会議だった。私は男子のクラス委員長の岡田君が好きだ。岡田君と並んでいるとキュンと胸が締めつけられる。岡田君は勉強も出来る上、スポーツも出来る。岡田君も私に好意を寄せてくれている。しかし不思議な事に、私はあの不良三人に寄ってたかっていじめられたい。この心理は私にもわからない。私には悲しい事にマゾの血が流れている。
×月×日
毎夜、ベッドに就くと、あの気味の悪い三人が頭に浮かんでくる。私に激しい妄想が起こる。私は彼らに捕らえられて裸にされ、廃屋に連れ込まれ、吊るされ、あの気味の悪い目つきでジロジロ見下されたい。私の被虐願望はどんどん募っていく。
×月×日
もうガマンできない。私の妄想はどんどん恐ろしいものになっていく。私は彼らに裸にされ、吊るされて、鞭打たれたり、竹刀で叩かれたり、最悪な拷問の限りを尽くされたい。私は泣き叫んで許しを乞いたい。この前の放課後、私は誰もいなくなった教室で、裸になって爪先たちしてしまった。このままでは私は頭がおかしくなってしまう。誰か私を助けて。

姉は黙ったまま男が読むのを呆然と一心に佇立して聞いていた。
「どうだ。本当だっただろう」
ソファーの男は日記を読み終えると姉に見せつけるように得意げにノートを宙にヒラつかせてからカバンにしまった。
「これがある限りもう、愛子はおしまいだぜ。これは一生、とっておくからな。それに、もうコピーもしてあるぜ。筆跡から愛子が書いたことも分かる。それにクラス委員長の日記として内容も誰が聞いても納得するぜ」
姉は立ったままである。
「と、とにかく愛子を返して下さい」
「駄目だな。愛子は自分のマゾの快感を満足するために俺たちを人間のクズ呼ばわりしたんだ。自分の性欲の満足のために人をクズ呼ばわりしていいのか」
「ご、ごめんなさい。その事は私からも心から謝ります」
姉は男たちに深く頭を下げた。
「駄目だな。ゴメンですむなら世の中、警察要らないぜ」
男達はしばしタバコを吹かしながら困惑する姉を見ていたが、おもむろに口を開いた。
「許してやってもいいけど条件があるぜ」
「な、何です。条件って」
「お前が妹の代わりになるんだ」
姉はしばし躊躇していたが、キッパリと言った。
「わ、わかりました」
男達はニヤリと笑った。
「やめて。お姉ちゃん。私はいいの。お姉ちゃん。そんな事しないで」
「いいの。愛ちゃん。気にしないで」
男達は姉を愛子の近くに連れて行った。
「ほら。早く脱げ」
男達が野次をとばす。
「待って」
「なんだ」
「まず妹の縄を解いて服を返してやって下さい。妹が服を着て、自由になるのを確認するまでは、あなたたちの言う事は聞きません」
「いいだろう。じゃ愛子の縄を解いて服を返してやる。そのかわり、愛子が服を着たらお前が脱げよ」
男はそう言うと、一人が取っ手の所へ行って縄を緩めた。爪先立ちが降りてきて。愛子の手首は胸の所まで来た。男は手首の縛めを解いた。愛子のセーラー服やパンティーを拾い集めてきて愛子に投げつけた。
「ほらよ。返してやるぜ。着な」
愛子はパンティーをくぐらせ、もう片方もくぐらせ、パンティーを腰まで引き上げた。ブラジャーを着けた。そしてセーラー服の上下も着た。男達の視線が姉に向かった。
「ほら。愛子にはちゃんと服を着せたぞ。今度はお前の番だ。早く脱げ」
しばし三人は後ろ手に縛られて立たされている京子をインピな視線で舌なめずりしながら眺めていたが。一人が立ち上がって、京子に近づいてきた。
「ま、待って」
京子が大きな声を出したので、近づいてきた男は立ち止った。
「愛子を家に帰してやって下さい」
京子はキッパリした口調で言った。ソファーの男は舌なめずりして言った。
「ふふ。いいだろう。あんたも妹に恥ずかしい所は見られたくないだろうからな」
男は愛子に顔を向けた。愛子はうつむき加減にしょんぼりしている。
「おい。愛子。もうお前は家に帰りな」
男が憔悴した表情の愛子に言った。だが愛子は首を横に振った。愛子は涙に潤んだ瞳を姉に向けた。
「お姉ちゃん。ごめんなさい。私のせいでお姉ちゃんにこんな目にあわせてしまって。ここにいる人達は恐ろしい人達です。私がいなくなって、お姉ちゃんがどんな目にあうかを思うととても帰れません」
姉は柔和な瞳を妹に向けた。
「いいのよ。愛ちゃん。姉が妹をかばうのは当たり前の事よ。私は大丈夫だから愛ちゃんは安心して家に帰って。愛ちゃんがここにいると、この人達が愛ちゃんに手を出しそうで心配なの」
姉は優しい口調で妹をなだめた。
「ほら。ああ言ってるじゃないか。姉さんもお前がいると恥ずかしいんだよ。少しは気を利かせな」
男は愛子の腕をムズと掴んだ。そして背中を押して戸のほうへ連れて行った。男は床にあった愛子のスポーツバッグを拾って愛子に持たせた。男はドアを開けて、
「ほら。帰んな」
と、愛子の背中を押した。男は愛子の背をドンと力強く押すと勢いよくドアを閉め、ドアノブをロックした。愛子を追い出してドアをロックすると男はソファーに戻ってきて、ドッカと座った。男三人のインピな視線に晒されて京子は視線のやり場に困っている。いきなり暴力的に襲いかかる事はせず、めいっぱい、じらす事によって京子を精神的に追いつめようとしているのだ。京子は耐えられなくなり声を震わせて言った。
「さ、さあ。か、覚悟は出来ています。ど、どうとでも好きにして下さい」
男達は怯える京子を楽しむように眺めた。

   ☆   ☆   ☆

晩秋の夜中のある廃屋の光景である。
女が後ろ手に縛られ、床に仰向けに寝かされていた。片足が縄で縛られ、その片足は高々と天井に吊られていた。そのため身動きできない。男達は女をとりまいて。ニヤニヤ笑いながら、それぞれ自分の好きなように女を弄んでいる。一人は女の恥毛にガムテープを貼っては、勢いよくはがし。それを繰り返している。一人は女の首筋や脇腹や乳首を筆で刷いている。一人は女の体に蝋燭を垂らしている。
「ああー。ひいー」
女は苦しげな表情で眉を寄せ、激しく身をくねらせて、叫び続けていた。珠のような脂汗が全身に滲み出ていた。
その時、廃屋の戸がトントンとたたかれた。男が立ち上がって、ドアのノブを解いた。愛子だった。男達三人はいっせいに振り向いた。女も振り向いた。女の顔は真っ青になった。
「あ、愛ちゃん」
女は、驚いて叫び声を上げた。愛子は黙ってトコトコと近づいてきた。
「だ、駄目。愛ちゃん。こんな所を見ちゃ。駄目」
だが愛子は黙っている。男達は一瞬、あっけにとられて愛子を見たが、すぐにニヤリと笑って今まで通り京子のいたぶりを始めた。
「あ、愛ちゃん。ど、どうして来たの」
その時、京子は蝋燭をポタリと落とされて、「うっ」と呻いた。
愛子は目に涙をためて訴えた。
「お姉ちゃん。私がお姉ちゃんをほっておける?」
「ふふ。うるわしい姉妹愛じゃねえか」
そう言って男は新しくガムテープを京子の恥毛に貼り付けて、勢いよくベリッと剥がした。京子は、「うっ」と呻いた。
「と、とにかく帰って。私の事は心配しないで。この人達にいたぶられるより、愛ちゃんにこんな姿を見られる方がずっと恥ずかしくてつらいの。私は大丈夫だから。お願い。帰って」
男がタコ糸で京子の乳首を縛ってキュッと引っ張った。
「うっ」
と京子が呻き声を洩らした。男の一人がニヤリと笑って愛子に言った。
「おい。愛子。お前が姉さんとレズショーをする気があるのなら、京子を責めるのはやめてやるよ。どうだ」
愛子は素直にコクリと肯いた。
「だ、だめ。愛子ちゃん。そんな事しちゃ。姉さん。こんな責め、何ともないんだから」
蝋燭を垂らしていた男は京子の恥部に蝋燭を垂らした。
「ああー」
京子は苦しそうに眉を寄せた。
「おい。愛子。どうすんだよ」
男の一人が言った。
「や、やめて。お姉ちゃんをいじめるのは」
愛子は叫んだ。
「じゃあ、レズショーをするというんだな」
愛子はコクリと肯いた。
「よし。じゃあ、俺達は手を出さないよ。見るだけにしてやるよ。そのかわり、ちゃんと本気でやるんだぞ。本気さが見られなかったら、姉さんを、いじめるからな」
愛子はコクリと肯いた。
男たちはニヤリと笑って、京子の片足を吊っている縄を解いた。そして、京子を立たせ、両手首を縛り、縄尻を梁にひっかけてグイグイ引き、京子を吊るした。
「よし。愛子。じゃあ、裸になりな」
愛子は服を脱ぎだした。セーラー服を脱ぎ、スカートを脱ぎ、パンティーも脱いで丸裸になった。
「よし。じゃあ、姉さんの後ろに回りな」
愛子は京子の後ろに回った。
「じゃあ、後ろから、姉さんに抱きついて、姉さんの胸を揉みな」
愛子は後ろから手を前に回して、京子の乳房に手をあてがって、ゆっくり揉み出した。
「ああっ。だめっ。愛ちゃん。そんな事しちゃ」
「お姉ちゃん。お姉ちゃんが、この人達に、いたぶられるのは耐えられないの。それくらいなら、私がやります」
「だめよ。愛ちゃん。お願い。やめて。そんな事したら、もう私達まともな関係じゃなくなっちゃうわ。私、この人達にいたぶられる事なんて、何でもないの。わかって」
だが、愛子は、ゆっくりと京子の乳房を揉んでいる。男達はニヤニヤ笑って眺めている。
「よし。乳首をつまんで、コリコリさせな」
黒男が言った。愛子は言われたように乳首をつまんでコリコリさせた。
「ああっ」
京子は喘ぎ声を上げた。
「お願い。愛ちゃん。やめて。姉さん。おかしくなっちゃう」
だが、愛子は、愛撫をつづける。
「よし。愛子。屈んで、姉さんの尻を舐めな」
言われて愛子は屈んで京子のムッチリした尻をペロペロ舐めた。
「ああっ。お願い。愛ちゃん。やめて」
だが姉の哀願を無視して愛子は京子の尻を舐めつづけた。
しばし男達は一心に姉の尻を舐めつづける妹を笑いながら眺めていた。
「よし。愛子。姉さんの太腿をしっかり抱きしめて、尻に頬ずりしな」
愛子は、言われたように、京子の太腿をしっかり、抱きしめて、頬を京子の尻にピタリとつけた。愛子は目を瞑って、じっとしている。それは、いやいやながらではない本当の抱擁のように見えた。
「ふふ。いいぜ。いい感じがでてるぜ」
男の一人が揶揄した。
「よし。愛子。床にタコ糸があるだろう。それをひろいな」
言われて愛子は床にあるタコ糸をひろった。
「よし。それを姉さんの股の間に通して、こするんだ」
愛子は言われたようにタコ糸を京子の股の間に通した。タコ糸は京子の女の割れ目にしっかり食い込んだ。愛子は京子の顔を見上げた。京子も愛子を見た。
「よし。うんと力を込めて素速くタコ糸を前後に動かしな」
「ごめんね。お姉ちゃん。許して」
そう言って愛子は京子の股にしっかり挟まっているタコ糸をゆっくり前後に動かしだした。
「あっ。あっ」
京子はピッチリ閉じた太腿を激しくくねらせながら叫んだ。
「もっと力を入れて速くこすれ」
男の一人が言った。
「俺たちがやる代わりに、お前にやらせてやってるんだぞ。本気でやらないと俺達が代わるぞ」
男の一人が怒鳴りつけた。愛子は顔を上げて、涙の滲んだ目を姉に向けた。
「ごめんね。お姉ちゃん。許して」
愛子は涙声で言って、タコ糸の両端をギュッと握りしめ、力を込めて素早く前後にこすった。タコ糸は前も後ろも割れ目にしっかり食い込み、ピッチリ閉じ合わさって、あたかも自らしっかり挟みつけているかのようである。腿をピッチリ閉じ合わせているため、一層、タコ糸を挟んでしまった形になっている。タコ糸は女の体に深く埋まって見えない。ピッチリ閉じ合わさった割れ目の上の方から出て、ピンと強く張ったまま、愛子の手へと向かっている。
「おい。もっと速くこすれ」
男に言われて、愛子は、力を込めて、小刻みに素早くタコ糸を前後にしごいた。それは、手加減の無い本気の責めだった。自分がやらなければ、野卑な男達にとって代わられるのだ。それよりは、自分の手で、と、愛子は心を鬼にするしかなかった。
「あっ。あっ」
京子は、女の敏感な所をこすられて、眉を寄せ、脂汗を滲ませて、腰までとどく艶のある美しい黒髪を振り乱し、体を右へ左へとくねらせた。
「ふふ。どうだ。姉さんをいじめる気持ちは」
「結構、楽しいだろう」
「姉さんの悶える姿を見れる機会なんて、まず無いからな。とっくり見ておけ」
男達は、満足げに見ながら、そんな野次をとばした。愛子は目に涙を滲ませながら、一心にしごきつづけた。
丸裸で吊るされた姉の股間を妹が扱いているという異様な図を男達は満足げな顔つきで眺めていた。
しばしたった。
「よし。もう、いいだろう」
三人は目を合わせて同意しあった。
愛子は姉を責めていたタコ糸を抜いた。
「よし。愛子。立って、姉さんに正面から抱きつきな」
言われて愛子は、立ち上がって、吊るされている裸の姉に抱きついた。裸で吊るされている姉を妹が両手を背中に回して、ピッタリ体をくっつけている姉妹の図を男達は満足げに眺めた。
しばしたった。
「よし。愛子。もういいだろう。今度は乳首の擦りっこだ。お前の乳首を姉さんの乳首につけるんだ。姉さんから離れな」
言われて愛子は、抱きついていた体を少し離した。ピッタリくっついていた二人の体が離れた。といっても、裸の二人の体は触れ合わんばかりの間近の位置である。愛子の乳首の先には、ちょうど、京子の乳首の先がある。
「さあ。はじめな」
愛子は、体を京子に近づけて、乳首の先を姉の乳首に触れ合わせた。
「ああー」
乳首が触れた途端、京子が切ない喘ぎ声を洩らした。
「よし。愛子。乳首を触れ合わせたまま、ゆっくり動かすんだ」
言われて愛子は乳首をつけたまま、ゆっくり胸を動かした。
触れ合った二つの乳首は、もどかしげにじゃれあっている。
京子の乳首はだんだん、硬く尖りだした。
「ふふ。愛子。お前の愛撫が上手いから、姉さんが興奮してきたぞ。もっと気持ちよくしてやれ」
男の一人が揶揄した。
愛子は黙ったまま、一心に乳首を動かしつづけた。
京子の乳首はビンビンに硬く、そそり立っている。
「あ、愛ちゃん。やめて。お願い。姉さん、おかしくなっちゃう」
京子は真っ赤になった顔をそむけて言った。だが、愛子は黙ったまま、一心に乳首を擦りつけている。
「はは。二人、仲良く、並べて吊るして、硬くなった乳首にタコ糸を結びつけて、引っ張ったら、面白いだろうな」
男の一人が揶揄した。
しばし、男達は愛子の一心の愛撫を余裕の表情で眺めていた。
「よし。もう、いいだろう。今度は姉さんの全身をくすぐるんだ。手加減するなよ。少しでも手加減したら俺達が代わるからな」
男の一人が強い口調で言った。
言われて愛子は触れ合わせていた乳首を離した。
愛子は、どうしたらいいか、わからないといった顔つきで困惑している。
「よし。まず、腋の下をくすぐれ」
言われて愛子は、両手を吊るされてパックリ開いている京子の脇の窪みに両手をつけた。
「ごめんね。お姉ちゃん」
愛子は目に涙を滲ませて、そう言って京子の腋の窪みをくすぐりだした。
京子の両手首は頭の上でピンと一直線に吊るされているため、脇の下はパックリ開ききって逃げようがない。
「あっ。あっ」
京子は、顔をのけぞらせ、顔を左右に激しく振った。何とか逃げようと、体を左右に振るが、どうしようもない。
「あ、愛ちゃん。やめて。お願い」
京子は縛められた手をギュッと握ったり、開いたりして叫んだ。
が、愛子は一心に京子の脇の下を擽りつづける。
男の一人がニヤリと笑った。
「おい。愛子。こっちへ来い」
言われて愛子は、擽っていた京子の脇の下から手を離し、男の所へ行った。
京子は、擽り責めから、一時、開放されて、疲れきった様子でぐったり、項垂れている。
「おい。愛子。これを全部、姉さん飲ませるんだ」
そう言って男は愛子に一リットルのペットボトルのオレンジジュースを愛子に渡した。愛子は辛そうな顔でそれを手にして姉の所へもどった。愛子は、ぐったり項垂れている姉の前でためらっている。
「それを姉さんの口につっ込むんだ」
男に怒鳴られて、愛子は、姉の顔を上げさせた。
「ごめんね。お姉ちゃん」
愛子は、泣きながら、顎をつかんで口を開けさせペットボトルを京子の口に入れた。
「お姉ちゃん。許して。我慢して飲んで。ここにいる人達にさからったら、もっとひどい目にあうわ」
愛子はペットボトルを姉の口に入れて、しっかり顎を固定した。
オレンジジュースがじょろじょろと、姉の口の中に入っていった。愛子は何としても飲まそうと力づくでペットボトルを姉に咥えさせている。京子も愛子の説得を受け入れたのか、逆らう様子は見えない。京子の咽喉はゴクゴク動いた。それは、あたかもペキンダックのようだった。
ペットボトルのジュースはどんどん減っていく。そして、ついに空になった。
「よし。愛子。もう離していいぜ」
男に言われて愛子は姉の口からペットボトルを抜いた。
「ほれ。愛子。姉さんの全身を思いきりくすぐりな。手加減したら、俺達が三人でやるからな」
言われて愛子は姉の顔を哀しそうにじっと見た。そして、そっと姉の脇腹に手をつけた。
「お姉ちゃん。ごめんね」
愛子は、半泣きで、京子の脇腹をくすぐりだした。
「ああー。愛ちゃん。やめて」
京子は眉を寄せ、苦しげな表情で、顔を左右に振って訴えた。
髪が振り乱れ、全身が激しくモジついている。
男達は、
「ほら。今度は首筋をくすぐりな」
とか、
「脇の窪みをくすぐりな」
とか、命令する。
愛子は、男達の命令通りに京子をくすぐった。
「ああー。愛ちゃん。やめて。お願い」
京子はさかんに足踏みしだした。
だが、愛子は、容赦なく、くすぐりつづける。
「許して。お姉ちゃん。お姉ちゃんが、この人達に、寄ってたかって、いたぶられるなんてこと私、耐えられないの。許して」
そう言って愛子は、京子の脇腹をくすぐりつづけた。
「ああー。愛ちゃん。もうだめ。お願い。見ないで」
京子は足踏みを止め、がっくりと首を落とした。
じょろじょろと、堰を切ったように放尿がはじまった。小水は、ピッチリ閉じた京子の太腿を伝わって、京子の足から、床に流れつづけ、京子の足元には小水の水溜りができた。京子は、諦めきったように、がっくりと首を落としている。
「おい。愛子。姉さんの脚が濡れて可愛そうじゃないか。舐めてやりな」
男の一人が言った。愛子は、屈み込んで、悲しそうな目を姉に向け、口唇を小水で濡れている京子の太腿に近づけた。そして、舌を出して京子の濡れている太腿を舐めだした。
「あっ。駄目っ。愛ちゃん。そんな事しちゃ」
だが、愛子は一心に舐めつづけた。京子はピッチリ腿を閉じて阻止しようとした。
「ほら。愛子。濡れてる所は隈なくきれいに舐めろよ」
言われて愛子は京子の足から太腿の付け根まで、ほとんど脚を全部、舐めた。
「ほら。愛子。まだ、のこってるだろ。姉さんのお毛々が、濡れてるじゃないか。ちゃんと舐めろ」
愛子は、つぶらな瞳を京子に向けた。そして、そっと京子のYの部分に顔を近づけた。
京子は真っ青になって、体をゆすった。
「だ、駄目。愛ちゃん。そんなことしちゃ」
だが愛子は京子の制止を無視して、舌を出して京子の濡れた恥毛を舐めだした。
「ごめんね。お姉ちゃん。許して」
愛子は、そう言って一心に京子の濡れた恥毛を舐めた。
男達はニヤニヤ笑っている。
「おい。愛子。お毛々だけじゃなく、濡れたまんこもしっかり舐めろ」
男に言われて愛子は、舌を出して京子の閉じ合わさった女の割れ目を舐めだした。
「ああっ。駄目っ。愛ちゃん。そんな事しちゃ」
京子は激しく腰を揺すったが、愛子は舌で、京子の割れ目を一心に舐めた。
何としても姉を男達の手にかけてなるものか、と必死になっているかのごとく。
自分が本気でやって、男達を興奮させれば、男達は満足して見物して、姉には手を出さないのだ。
「おい。愛子。割れ目を上から舐めるだけじゃなくて、舌を割れ目に入れてきれいにしろ」
男に言われて愛子は、割れ目に舌を差し入れて、一心に舐めた。
「ああっ。駄目っ。愛ちゃん」
京子は髪を振り乱して顔を左右に激しく振って訴えた。
だが、愛子は姉の腰を両手でしっかり掴んでいるため、京子は逃れられない。
男達は、愛子の狂態を満足げに眺めている。
「ふふ。どうだ。姉さんの味は」
男の一人が揶揄した。男達は三人とも満足げな表情である。
「よし。もう、いいだろう」
男の一人が言った。男は愛子の手首を縛り、愛子を京子と背中合わせにくっつけた。
そして、離れられないよう、愛子と京子の片足の足首を縛り、胴も、二人が、離れられないよう、縄で縛った。そして愛子の縄尻を梁にかけ、京子と同じように吊るした。
愛子と京子はピッタリと背中合わせに縛られている。いやでも尻が触れ合っている。
「ふふふ。今度は尻をこすりあいな」
男はそう言うと、ソファーにもどった。
男たちは、しばし、みじめに連縛されて、項垂れている姉妹を、満足げに眺めた。
しばしの時間がたった。

「ふふ。十分楽しませてもらったぜ。俺達は、もう帰るからな」
三人は目配せして立ち上がった。
「おい。こいつらどうする」
途方にくれておどおどしている姉妹を男達は咥えタバコで口元を歪めて眺めていたが、一人が、何か思いついたらしく他の二人を呼び寄せ、二人に耳打ちした。耳打ちされた二人はニヤリと笑って、怯えている姉妹を見た。三人は裸で体をくっつけあっている姉妹の所に行った。
男は登山用品のカラビナに縄をつけて、それを梁に取り付けた。
「な、何をするの」
その声は恐怖で震えていた。
男の一人が床に落ちていた縄を拾った。
「ほれ。足を伸ばしたまま高く上げな」
そう言って男は姉の太腿をピシャンと叩いた。
言われて姉は右足をおずおずと上げた。
男は姉の足首をグイと掴むと、二巻き、三巻き、しっかりと姉の足首を縄で縛った。そして、その縄尻をカラビナに通した。男は縄尻をグイと引っ張った。
「ああっ」
男が縄を引っ張るにつれ、姉のピンと一直線に伸びた足が、どんどん引き上げられていった。それは、ちょうど上段蹴りの姿であった。
男が縄を引っ張るにつれ、姉の足が吊り上げられ、あたかも操人形である。
男はしばし縄を上げたり、下げたりして操人形の悪戯をして楽しんでいたが、ちょうど足先を顔の位置まで引き上げてグッと止めた。
「ふふ。このまま足をあげてろよ」
姉はスラリと伸びた脚を高々と上げながら、男の呪縛にかかったかのようにプルプル脚を震わせて、じっとしている。
「ふふ。つらいだろう」
「だが、これだけでおわりだと思ったら大間違いだぜ」
男は思わせ振りな口調で言った。
「な、何をするの」
何をされるか分からない恐怖に耐えかねたように、姉が声を震わせて聞いた。
が、男はニヤリと笑ったまま黙っている。男は縄尻をグッと掴んだまま、後ろ向きになっている妹の首に巻いて、縄がスムーズに動くくらいの小さな輪にして、カッチリと硬結びにした。しばり首である。姉が足をおろせば、妹の首は絞まってしまう。
「ふふふ。かわいい妹を死なせたくないだろう。なら、どんなにつらくても耐えられるだろう」
男はふてぶてしい口調で言った。
「や、やめてー」
姉は半狂乱になって叫んだ。
「お、お願いがあります」
姉は片足を上げたみじめな姿のまま、真剣な取り引きを申し出るような口調で言った。
「なんだよ」
「ぎゃ、逆にして下さい。あなた達は、私を嬲り抜きたいのでしょう。それは覚悟してます。どんな責めでも受けます。私をしばり首にして下さい」
「いいの。お姉ちゃん。私が悪いの。そんな事しないで」
間髪入れず妹が泣きじゃくりながら言った。
男はニヤリと笑った。
「ほれ。ああ言ってるじゃねえか」
男は姉の顎をグイと掴んで上げた。
姉はキッと男を睨みつけた。
「あなた達、妹を責める代わりに私を責める、という約束だったじゃないですか。約束は守って下さい」
姉は、強い口調で訴えた。
男は、しばし思案げに姉妹を見ていたが、ニヤリと笑い、掴んでいた姉の顎を放し、乳房をピンと弾いた。
「そうだな。約束は約束だな。じゃあ、お前の望み通り逆にしてやるよ」
男はそう言い捨てて、身を投げ足すようにドッカとソファーに腰を下ろした。
「おい。赤男。妹を京子と同じようにするんだ」
「おう。合点だ」
妹の前に立っていた男は、男に言われて床にある縄を取って、愛子の腿をピシャンと叩いた。
「おい。愛子。アンヨを上げな」
愛子はガックリと項垂れたまま、片足を伸ばしたまま上げた。男は楽しげに愛子の足首を縄でカッチリと二巻き、三巻き、した。そして、また、カラビナに縄をつけて、それを梁に取り付けた。そして、姉と同じように縄尻をカラビナに通した。
男は縄をグイと引いて、愛子の足先を顔の高さまで上げさせた。
男は縄尻をグッと掴んだまま、後ろ向きになっている妹の首に、縄がスムーズに動くくらいの小さな輪にして巻いた。
これで、「足吊り相互首絞め責め」が出来た。
しばし男達は、出来上がった、裸で手と片足を吊られている、みじめな姉妹の姿を満足至極という表情で眺めていた。これは、なかなか嗜好の凝った責めである。男達は、女を責めるのに、蹴ったり、叩いたりせず、何もせず、ただ、じっくり鑑賞していればいいのである。相手の首を絞めないためには、誰に命令されるともなく、自分の意志で足を上げつづけなくてはならないのである。どんなに疲れてきても。
男達は黙って、じっくり、裸で自分の意志で、足を上げている背中合わせのみじめな姉妹の姿を眺めていた。
「さ、さあ。約束です。あ、愛子の膝の縄はほどいて下さい」
京子は何かを感づいたらしく、その声は恐怖に震えていた。
「よし。わかった」
男は膝をパンと叩いて立ち上がり、愛子の傍らに行った。そして、おもむろに愛子の足首の縄を解こうとした。その時。
「やめて。解かないで」
愛子は叫んで体を揺すり激しい抵抗をした。
男はニヤリと、したりげな顔つきで笑った。
「・・・ど、どうして。愛ちゃん」
京子の声は蚊の鳴くほど小さく、震えていた。
「お姉ちゃん。わかるでしょ。お姉ちゃんだけ足を上げつづける責めを受けているのに、私だけ足をおろして楽になれっていうの。私のせいでこんな事になっちゃったのに。私もお姉ちゃんと同じ責めを受けます」
「愛ちゃん。冷静になって。愛ちゃんの足が疲れたら愛ちゃんは私の首を絞めることになるのよ。愛ちゃんは私を殺したいの」
「私も耐えます。もし、お姉ちゃんを殺すようなことになったら、私も死にます」
「愛ちゃん。よく考えて。これはエゴとか、そういう問題じゃないわ。二つの危険から、一つの危険がなくなるだけなのよ」
「私、お姉ちゃんに殺されるのなら幸せです。お姉ちゃんは不可抗力だから、罪はありません。これは、こんなことになってしまった私の罰です。私は罰を受けねばなりません」
「愛ちゃん。私、まだ死にたくないわ」
京子は愛子をなだめるように、切実な口調で言った。
だが愛子は聞こうとしない。
「耐えてみせます。これは、私が耐えなきゃならない罰なんです」
「でも姉さん。こわいわ。愛ちゃんは運動が苦手で足の力だってそんなに強くないでしょ」
「愛ちゃん。私は大丈夫よ。姉さん。シェイプアップのために毎日アスレチックジムで5km走ってるのよ。足の力は強いのよ」
「私も、受験勉強の体力をつけるために、毎日ジョギングしてます」
京子がどんなに説得しても愛子は聞こうとしなかった。ついに、根負けして京子は愛子の説得をあきらめて、ガックリ項垂れた。
「ふふ。京子。愛子がああまで言ってるんだ。二人で仲良く耐えな」
京子はガックリ項垂れている。
「おい。京子。愛子の縄を解いてやってもいいぜ」
「ほ、本当ですか」
「ああ。本当さ」
と言って、男は愛子の縄を解いた。京子は、信じられない、といった顔つきである。
「おい。京子。礼くらい言ったらどうだ」
「あ、ありがとうございます。感謝します」
京子はペコペコ頭を下げた。
「ふふ。京子。だが、世の中、タダって物はないぜ」
「愛子の責めをやめてやった分、お前の責めが増えるんだ」
男は、思わせぶりな口調で言った。そして、小屋の隅にあったコンクリートブロックを持ってくると、京子の前でドッカと座り、ブロックに縄をくくりつけた。男は京子を見て、ニヤリと笑った。京子は不安げな表情である。
「な、何をするの」
「ふふふ。何をすると思う」
「わ、わかりません」
「ふふ。こうするのさ」
と言って、男は縄でくくりつけられているコンクリートブロックを持ち上げると、一直線に伸びている京子の足首に、結びつけた。
「ああー。な、何てことをー」
三人は、「それじゃあな」と言って、廃屋の戸口に向かった。
「ふふ。ここは周囲一キロ民家は無いから叫んでも誰も助けに来てくれないぜ。だが、ここは××中学の生徒の通り道だ。明日の朝、うんと大きな声を出して助けてもらいな」
そう言って三人は廃屋を出ていった。

  ☆   ☆   ☆

かなりの時間がたった。ギーと戸が開いて男達三人が戻ってきた。男達を見るや、京子は、泣き出しそうな顔を男達に向けた。
「か、堪忍して。お願い」
京子は全身、汗だくである。もう足を上げつづける我慢が限界になったのだろう。吊り上げられた足がブルブル震えている。
男達はソファーにドッカと座るとポケットから、煙草を取り出して、ニヤリと笑いながら余裕を見せつけるように一服した。
「お、お願い。か、堪忍して」
京子は全身、汗だくで珠の汗をかきながら、痙攣したように全身をブルブル震わせている。
「お、お願いです。も、もう耐えられません。外して下さい」
「ふふ。京子。お前達がどうなっているか、心配だから来てやったんだぞ。何かいうことはないのか」
「あ、ありがとうございます」
その言葉には、本当の感謝の心が込められていた。
「どうだ。ブロックを外してほしいか」
「は、はい。お願いです」
「よーし。外してやってもいい。妹の縄も解いてやってもいい。しかし、条件がある」
「な、何ですか。その条件とは」
京子は食いつくように聞いた。
「今後、俺達の言う事には、絶対服従する俺達の忠実な奴隷になるんだ」
「な、なります。なりますから、早く外して下さい」
「本当だろうな」
男は、すごんだ口調で言った。
「ほ、本当です」
京子の足先は蒼白になっている。
「よし。じゃあ、外してやる」
そう言って男は立ち上がって、京子の所へ行き、足首にぶらさがっているコンクリートブロックを外した。
「あ、有難うございます。感謝します」
男は京子の足首の縄も解き、妹の足首につながっている首の縄も解いた。
これで、京子も愛子も足を降ろすことができた。
「あ、ありがとうございます。感謝いたします」
京子は目を潤ませて頭をペコペコ下げた。
男はニヤリと笑って、京子の背中の手首のも解き、梁から降りている吊り縄も解いた。
これで、京子は完全な自由の身になった。
愛子は足首の縄を解かれ、後ろ手に縛められて、吊るされているだけである。

男は京子の縄を解くと、ソファーに戻ってドッカと座った。
「おい。京子。お前は犬だ。四つん這いになって、ここへ来て、俺の靴を舐めろ」
「はい」
京子は、すぐに四つん這いになり、ソファーに座っている男の所へ行き、犬のように、ペロペロと男の靴を舌を出して舐めた。その姿は本当に、心を込めて感謝している様だった。
男は満足至極という感じで、一心に靴を舐めている京子を眺めていたが、
「ちょっとまて」
と言って、膝組みを解いた。
男は、靴を脱ぎ、靴下も脱いだ。そしてまた膝組みして、素足を京子の鼻先につきつけた。
「今度は、足を舐めろ」
そう言って、男は京子の鼻を足指で摘んだ。
「はい」
京子は、そう言って突きつけられた男の足指を、舐めだした。
男は、ふふふ、と笑って、一心に足指を舐めている京子を、男はしばし、ゆとりで眺めていた。
「よし。今度はこの上に載れ」
そう言って男は、事務机を指差した。それは、かなり大きなオフィス用の事務机である。
京子は、言われたまま、事務机の上に載った。裸の体を事務机に載せて、三人の男に見られるという屈辱に、京子は海老のように体を縮め、不動のままじっと耐えた。
「や、やめて。お姉ちゃんをいじめないで」
立ち縛りにされている愛子か京子を見ながら泣きながら叫んだ。
京子は、咄嗟に愛子の方を見た。愛子は、泣き崩れた顔で京子をじっと見ている。
「あ、愛ちゃん。私を見ちゃだめ」
京子は、愛子に向かって、きつい口調で叫んだ。
だが、愛子は、京子をじっと見ている。
「あ、あの。お願いがあるんです」
京子が弱々しい目を男達に向けた。
「何だ。奴隷の分際で」
男が高圧的な口調で言った。
「あ、愛子に目隠しして下さい」
京子は顔を赤くして小声で言った。
三人は顔を見合わせてニヤリと笑った。
「ふふ。いいだろう」
男の一人が裸で吊るされている愛子の所へ行った。愛子は、恐怖に脅えた表情である。
「ふふ。姉さんの頼みだ。目隠ししてやるぜ」
「や、やめて」
愛子は、叫んだが男は無視して、就眠用のアイマスクで、愛子に目隠しした。
そして、再び、ソファーに戻って、ドッカと座った。
「ふふ。これでもう、かわいい妹に恥ずかしい姿を見られる心配はなくなったぜ。遠慮せず、うんとセクシーなポーズをとりな」
男がそう言うと、三人は声を合わせて哄笑した。
男達はニヤニヤ笑いながら、机の上の裸の京子を眺めた。
「ほら。お前は犬なんだぞ。四つん這いになれ」
そう言って男は京子の尻をピシャリと叩いた。
男達の奴隷になる、と、約束した以上、京子は命令に逆らえない。
京子は机の上で四つん這いの姿勢になった。乳房が下垂して、豊満な尻も、丸見えになり極めて恥ずかしい格好である。
「ほれ。尻の穴まで、しっかり見えるよう、もっと膝を広げろ」
男はそう言って京子の尻をピシャンと叩いた。
京子は、言われたように、膝を広げた。羞恥と屈辱のため太腿がブルブル震えている。
尻の割れ目が開き、すぼまった尻の穴が丸見えになった。
「ふふ。尻の穴が丸見えだぜ」
屈辱の言葉に、京子の尻の震えは、いっそう激しくなった。
男は京子から離れてソファーに、ドッカと座った。
三人の男が、机の上で丸裸で四つん這いになっている京子をニヤニヤ眺めている。
「おい。京子。今の気持ちはどうだ。正直に言え」
男の一人が言った。
「み、みじめです。恥ずかしいです。く、口惜しいです。死にたいほど」
三人は、ははは、と、口をそろえて笑った。

しばし、三人は机の上の丸裸の京子を満悦至極という様子で見ていた。
一人の男が、他の二人に何かを耳打ちした。耳打ちされた二人はニヤリと笑った。
「おい。京子。見られてるだけでは物足りないだろう。かわいがってやるぜ」
三人はスックと立ち上がると、机の所へ行き、京子を三方から取り囲んだ。
三人は、京子の体を舐るように触りまくった。
「ああー」
京子は苦しげに眉を寄せ、体をブルブル震わせて苦しげな喘ぎ声をあげた。
男達の触手は、だんだん、京子の急所に集中していった。
男の一人は京子の下垂した乳房を執拗に揉んだ。
一人は京子の尻の前に立ち、すぼまった尻の穴や、京子の女の部分を指先で撫で触った。
そして、一人は、京子の顔の前に立ち、京子の鼻を触ったり、口唇を触ったりと、京子の顔を顔を思うさま玩んだ。
三人は京子を暴力的に嬲るというより、京子に快感の刺激を与えて、京子に感じさせようとしているのだ。
尻の前の男も、すぼまった尻の穴や割れ目をスッとなぞったり、女の穴に指を入れて、女を愛撫するように、指をゆっくりと動かしだした。京子の息が、だんだん荒くなっていった。
「ああー」
京子は、眉を寄せて苦しげな顔で、苦しげな喘ぎ声を出した。
京子の女の部分が、クチャクチャ音をたて始めた。そして、白濁した液が激しく出始めた。
男達も我慢の限界に達したのだろう、京子を愛撫しながら、ズボンの上から激しく怒張した所をしごき出した。
「ああー。もう我慢できん」
男が叫ぶように言って、ズボンとパンツを降ろし、机の上に載って、京子の膝を開き、勃起したマラを挿入した。男は、激しく腰を揺すった。だんだん揺する速度が速くなっていった。ついに男は、うっ、と顔をしかめ、腰の動きを止めた。
「ああー。出るー」
男は、そう叫んで、尻の穴をキュッとすぼめた。
男は顔をしかめて、尻をブルブル震わせて射精した。今や、ドクドクと京子の体内に、男の精液が注ぎ込まれたのである。
男は、失念したように、ガックリと京子の体に、もたれかかった。
しばしして、男はマラを抜いて、机から、降りた。
そしてパンツとズボンを履いた。
見ていた二人の男も我慢が限界に達していて、勃起したマラをしごきながら、息を荒くしていた。
「今度はオレの番だ」
男が机から降りると、次の男が、もう待ちきれないとばかりに、ズボンとパンツを脱ぎ、机に乗って、京子の穴に隆々と勃起したマラを挿入した。そして、激しく往復運動させた。射精の予感が起こった時、男は眉を寄せ、唇を噛んで目を閉じた。男はブルブルと全身を痙攣させた。
男は激しい一突きをして、腰の動きを止めた。
「ああー。いくー」
男は野獣のような咆哮をあげた。二番目の男の精液が京子の体内に注ぎ込まれた。
男はペニスを引き抜くと、しばし、京子の柔らかい体を抱きしめて、目を閉じて快感の余韻に浸っていた。
だが、もう一人残っている。男は、京子から離れ、机から降りた。そして、パンツとズボンを履いた。
横を向いて目を閉じている京子。艶のある長髪が美しく乱れている。
マラをしごいていた最後の男も、待ちきれないとばかりに、パンツとズボンを脱ぎ、机の上に載って、京子の女の穴に怒張したそれを差し入れた。
男も往復運動を始め、出そうで、出ない苦しい快感から開放される手ごたえがきて、顔をしかめて、体を硬直させた。
「ああー。出るー」
男は叫んだ後、グッタリと項垂れて、京子の体に自分の体を載せた。
しばし、余韻に浸った後、机から降りて、パンツとズボンを履いた。
これで、男三人の精液が京子の体内に注ぎ込まれた。

男達はソファーに戻ってしばし快感の余韻に浸っていた。
しばしして男達は、顔を見合わせて、机の上の京子に言った。
「おい。京子。愛子は俺達をクズだと言ったんだ。だから、お前達は嬲るだけで犯さないように決めていたんだ。クズなら、平気で女を犯すだろう。だが、俺達はお前を犯してしまった。俺達の負けだ。やっぱり俺達はクズだったんだ。負けたからには、もうお前達を嬲ることは出来ない。もうお前達は自由だ。それじゃあな」
そう言って男達は廃屋から去っていった。

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